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<< 2011/06/20 23:05 >>
東京地検特捜部は、その時代の注目人物を逮捕している。その人物が逮捕されていないと、日本に何らかの変革を与えたはずの人物が潰されていく。
今日は、ホリエモンが収監された。2年4か月の実刑である。態度が従順と見なされたら、減刑されて出てくるが、堀江氏の場合、ふてぶてしい態度と見られ、刑期に近い間、刑が続くのではないかと思う。執行猶予が付くような事件であるが、堀江氏の法廷内外での態度が裁判官の印象を悪くしたのではないかと思っている。
ライブドア事件の刑期がこのように重くなったのは、株式市場の私物化、政治や経済までを牛耳ろうとする同社や堀江貴文の姿勢に対する政財界の危機感が理由にあげられている。東京地検元特捜部長の大鶴基成の、「額に汗して働く人、リストラされ働けない人、違反すれば儲かると分かっていても法律を遵守している企業の人たちが憤慨するような事案を万難を排しても摘発したい。」という発言にみられるような、国民感情を代弁した捜査とも言われる。所謂「巨悪を眠らしてはいけない」という正義感である。
しかし、この正義感が正しい事実に基づけば文句はないが、最初にストーリー在りきの捜査、逮捕で冤罪が生まれている。改めて、地検特捜部の恣意的で、いい加減さに怒りを覚える
この大鶴氏は陸山会事件における東京地検次席検事で、佐久間元特捜部長を指揮した。自分が特捜部長の時には、福島県の元知事である佐藤栄佐久氏の逮捕をした人物である。この逮捕は、水谷建設の胡散臭い証言に根差し、それが陸山会事件の元秘書の逮捕、小沢氏の裁判にまで繋がっている。
ライブドアの堀江氏が逮捕されていなければ、明らかに日本の社会の構造を変えていたであろう。また、小沢氏の陸山会事件がなければ、明らかに小沢氏が日本の政治を変えていただろう。今の大震災、原発事故においても、小沢氏は全く菅首相と違った対応をしていただろう。
このような事態に至らしめた東京地検特捜部関係者、それを承認してきた検察首脳はどう考えているのであろうか。ストーリー(筋書き)ありきの逮捕に良心の呵責をおぼえないのか、不思議でならない。
東京地検特捜部による逮捕で同じように無実を叫んだが収監されて、刑に服している鈴木宗男氏がいる。鈴木氏も最高裁まで控訴したが棄却された。今の混沌した政治状態にヤキモキしているだろう。今にみておれと!
堀江氏は、「人生を急ぎ過ぎた」といい、「人生をリセットし帰りたい」と述べている。収監されたとき、頭をモヒカン刈りにしたことに、堀江氏の怒り、最後の抵抗が示されていると考えている。2年有余の刑期は長い。胸の内は、悔しさでいっぱいであろう。人生をリセットしたいと言っていることに救いがあるが、また特捜部、検察を見返してほしい。
小沢氏もこの陸山会事件という足枷をはめられて、身動きも出来ない。堀江氏と同じように人生の不条理を感じているのであろう。小沢氏は、検察審査会で強制起訴を受けて10月頃から公判が始まるというが、全面的に戦うことを示している。
法治国家である以上、どんな酷い捜査、逮捕に対しても無実を証明しなければならない。小沢氏は早く、こんな酷い検察の起訴に負けないで、国政の中心に戻ってこなければならない。
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