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「日々担々」資料ブログ
(日刊ゲンダイ2011/6/21)
精神分裂が疑われている民主政権の面々
あの顔は薄気味悪い
◆大震災の危機の中でなぜニターと笑うのか
最近の菅首相はニタニタが多い。官邸に呼びつけた官僚を怒鳴り上げ、周囲がウンザリするほど当たり散らすくせに、テレビカメラの前では薄気味悪い笑顔をさらすのだ。
DV(ドメスティックバイオレンス)の加害者は、殴った配偶者に涙を流して謝罪するという。菅の精神バランスが崩れていないか、心配になってしまう。
「日本人は、本当に困ったら、悟られないように笑ってごまかす。ニタニタは余裕がない証拠。菅さんは、裏で誰かを操るタイプではないし、そんな力もありません。子分もカネもないから、辞めればだれも振り向かないでしょう。それが分かっているから、瀬戸際に追い込まれ、笑うしかなくなっているのでしょう」(立正大教授・斎藤勇氏=心理学)
それなら潔く身を引けばいい。さっさとリタイアし、お遍路でも発明でもやればいいのに、この男は意地汚く粘る。さすが市民運動家くずれ。闘争となると、燃えるらしい。
再生可能エネルギーを電力会社に買い取らせる法案の成立を求める集会に参加したときは、「国会には菅の顔は見たくないという人も結構いるが、それなら早くこの法案を通した方がいいと言おうと思う」とグフグフ笑いながら右手の拳を振り上げ、上機嫌にピースサインまでしてみせた。多くの人が大震災で家族や自宅をなくし、途方に暮れているのに、よくもまあ、こんなにうれしそうにできるものだ。
◆明確な信念もなく、すべてに抵抗する天の邪鬼
こんなアホがトップだと、決まることも決まらない。「菅さんの性格は、否定性パーソナリティーや拒絶性パーソナリティーに分類できます」と言うのは、臨床心理士の矢幡洋氏。
「別の言葉で表現すれば、拗(す)ね者、天(あま)の邪(じゃ)鬼(く)、つむじ曲がり。周囲がつくった流れに対し、感覚的、感情的なレベルで反発したがるのです。会議で結論が決まりかけたとき、枝葉末節を突っついて議論をブチ壊すのも、このタイプ。明確な信念やポリシーは持っていません。ただ単に気に入らないから、面白くないから、受け入れを拒絶するのです。周囲が腹の中を探ろうとしてもムダ。これといった主張もなく抵抗しているのだから、どれだけ相手をしてもケムに巻かれるだけです」
民主党の渡部恒三最高顧問は「とにかく小沢を代表にしちゃいけないというので、みんな菅に入れたけど、本当にひでえのにやらせちゃった」とボヤいているというが、いまさら気付いても遅い。
「恐らく、菅さんには、この国を良くしようという思いがありません。それよりも、自分が首相で居続けることを優先している。だから、たとえ特例公債法案の成立が困難になっても、首相の椅子を明け渡そうとしない。公務員に給料が支払われないようになり、多くの人に迷惑を掛けることになっても、クビを差し出す気はないでしょう。多くの人が恥ずかしいと思うようなことも、平気でやれちゃう。これだけメディアや国会で叩かれれば、普通だったら続けるのがイヤになり、辞めるべきか悩むもの。でも、菅さんは、これまでのボンボン首相たちと違って、簡単には投げ出さない。辞めてタダの人になるよりも、居座る方がトクだと分かっているのです」(精神科医・和田秀樹氏)
いやはや見上げた首相である。みんなを踏みつけても平然としているエゴイスティックな権力欲は、あっぱれと言うほかない。
◆「松木除名」の連中が菅降ろしに走るマンガ
こんなアホに振り回される民主党政権の面々も普通じゃない。代表選では「首相をコロコロと代えるのは良くない」と菅を担いだくせに、1年後には「首相が辞めないなら辞表を出す」とか言って、ガムシャラに引きずり降ろそうとするのだ。どうやら彼らの「コロコロ」とは「1年以内」を指すらしい。不信任案に賛成した議員2人を除名にしたくせに、やっているのは彼らと同じ菅降ろし。追い出された松木謙公前農水政務官の方が、よほど筋が通っている。
とりわけ発言がとっちらかっていて、理解不能なのが岡田幹事長だ。菅が鳩山前首相と交わした覚書について、「辞めるとは書いてない」と強調。鳩山からペテン師と非難された菅を擁護したが、2日後には「辞める前提で話をされたのは事実」と言い出した。きのう(20日)の朝日新聞紙上で「自分の党の首相を引きずり降ろすには、よほどの大義と決意がいる」とエラソーに話していたが、それでは岡田の大義とは何なのか。民主党が掲げた目玉政策をあっさりと引っ込め、選挙で民意が否定した自民党の言いなりになって、自分たちが選んだ首相を退陣させることに、どんな大義があるのか。
こんな男が先頭になって首相公邸に乗り込み、寄ってたかって菅に「辞めると言え」と迫る姿は、もはやマンガそのものである。
◆大盤振る舞いに付き合えない財政と家計
デタラメ民主党政権の犠牲になるのは国民だ。
退陣表明後、菅は視察パフォーマンスに精を出し、予算編成を担おうとアピールしている。釜石市では「できるだけ早く手当てしたい」と2次補正に意欲を見せ、浦安市では「大きな被害と改めて分かった」と3次補正の編成にも取り組む構えを見せた。どこにそんなカネがあるのか知らないが、あれもやるこれもやると吹きまくっているのだ。
国の借金はパンパンに膨れ上がり、GDPは年率3・5%減と大幅な落ち込みを記録。4月の失業率は4・6%と高止まりを続け、現金給与総額は前年比1・4%マイナスだ。財政も企業も家計も、菅が吹聴する大盤振る舞いにお付き合いできるような状況ではない。経済ジャーナリストの荻原博子氏は、こう言った。
「政府は復興にカネが必要と訴えていますが、何をやるかはまったく決まっていません。きのう成立した復興基本法も骨組みだけ。そんなあいまいな状況で国民に、カネを出せ、負担しろと強制するのはおかしい。まずは、何にどれだけのカネが必要かをしっかり明示すべきです。ただでさえ国民の暮らしは大変なのです。景気低迷と給料ダウンで、企業も家計も増税に耐えられる余力はない。しかも、小麦の高騰などで物価は上昇し、電気代も値上がりが言われている。そこに増税メニューがズラリでは、やっていけません」
この大不況下に増税や負担増では、企業の倒産は続出し、失業者が巷にあふれるのは明らかだ。そんな当たり前の判断すらできないぐらい、民主党政権は狂っている。
使いものにならない核燃料リサイクル向けの予算など、ありとあらゆる埋蔵金を掘り起こせば、復興の資金ぐらいナンボでも出てくる。そんなやるべきことをやらず、やれ小沢叩きだ、やれ菅降ろしだと闘争に明け暮れる連中が、政府与党の中枢にいて、国民生活をボロボロにしているのだ。
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