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小沢一郎と小出氏のつながりが見えた(ryuubufanのジオログ)
http://www.asyura2.com/11/senkyo115/msg/477.html
投稿者 七転八起 日時 2011 年 6 月 21 日 21:46:06: FjY83HydhgNT2
 

http://sky.geocities.yahoo.co.jp/gl/ryuubufan/view/20110621


 昨日20日のいつものラジオインタビュー番組で、小出氏が国会議員3人と電話を通して話をした。1人は小沢に近い川内博史議員。彼は鳩山派だが。彼は福島のお母さん達と一緒にあの20mシーベルト問題で文科省と掛け合った。ミズホもいたが。国会では科学技術関係の委員会の委員長だ。斑目にも質問してたらしい。彼は全くいい人間だ。普天間でもいい人間だった。

 他の2人は自民党と民主党B(多分)。こいつらは原発推進派。話しぶりも本当にいやらしさを感じさせた。よくもまぁ、小出氏と席を同じくしたよ。小出氏は電話だが。小出氏の前で原発の継続を説くのだから、ほんとバカ以外の何物でもない。誠実な人間と不誠実な人間は声の印象だけで分かるものだ。

 このインタビューの注目点は何と言っても川内の存在だった。

 川内と言えば小沢だ。この番組の中でも小沢の名前が川内の口から出てきた。小沢の脱原発の考えを川内が紹介していた。そんな川内が小出氏と電話を通してだが、話をした訳である。注目も注目である。
 すでに小出氏と小沢は何らかのつながりがあるかも知れない。とに角この番組で川内を通して小出氏と小沢の間の距離が一気に縮まったのは確かな事。

 今日本は世直しがどうしても必要だ。徹底的に信頼できる人間が世直し運動の先頭に立たなければならない。小沢と小出氏が正に世直し2トップだ。今阿修羅はこの2人が連日顔を出す。すごい事ではないか。
 ネット界は世直しの先頭集団だ。その集団の2トップが2人な訳だ。
前からこの2トップのつながりを見たいと思っていた。立場が違い過ぎと言うのか、離れ過ぎと言うのか、ほとんど結びつきようの無い2人という感じだった訳だが、遂に川内議員を通して2トップにつながりが見えてきた。

 川内が小出先生と言い、小出氏が川内の理解の深さに確か感謝の思いを伝えたと思う。小出氏は自らは権力はない訳だから、権力側の人間が深い理解を持っている事に本当に喜びを感じるのだ。
 小出氏の放射能国難への思いは本当に深刻だ。視聴者は小出氏にすがるような思いで話を聴くが、小出氏は権力側の人間にすがるような思いを持っている。これまでの政治に対しては絶望だった事を今回も告白した。川内以外の2人はその対象だったのだ。
 だからこそ、小出氏の川内への思いは非常に深いもので感謝の思いにもなる訳である。

 こういう話を聴けて良かった。小出氏と小沢が川内を通してつながったと見て間違いない。川内は小出氏の事を何かの機会に小沢にも鳩山にも話すだろう。小出氏がラジオやネット空間で大きな存在である事が政治の世界で広く認識されれば、影響は大きい。テレビにも出たし、本も大売れだし、是非とも早く小沢と小出氏の2トップ会見というものを見てみたいものだ。
 菅が小出氏を呼ぶ事はあるまいよ。しかしこれも見ものではアル。
ペテン師首相と日本一の誠実人間。興味津々だ  

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コメント
 
01. okonomono 2011年6月21日 22:01:27: ufgCmUGS6CG6M : WdYjyJMXTc
ご紹介ありがとう。聞いておきます。

20110620 【1/4】たね蒔きジャーナル スペシャル拡大版 小出裕章
http://www.youtube.com/watch?v=ZbTmctMSBeM
20110620 【2/4】たね蒔きジャーナル スペシャル拡大版 小出裕章
http://www.youtube.com/watch?v=zi9bVWdgBHk
20110620 【3/4】たね蒔きジャーナル スペシャル拡大版 小出裕章
http://www.youtube.com/watch?v=NDvpMN3Bixk
20110620 【4/4】たね蒔きジャーナル スペシャル拡大版 小出裕章
http://www.youtube.com/watch?v=C3_s0i_3O5o


02. 2011年6月21日 22:26:49: 39HuzqnW7g
小沢さんと小出さんの共通点は、「小」が名前につくこと、という冗談はさておいて、
物事の本質を語るところは一緒だと思う。
本質的な部分を見抜くことはできても、それを取り巻く周縁的なものが邪魔をして、なかなか解決にいたらないところも、共通していると思った。

03. 2011年6月21日 23:18:12: 8HikxGtgtU

 しかし 痛ましいね〜〜〜

 ひまわりの種を 必死に田んぼに植えている

 ===

 誰のデマなんだろうね〜〜〜 ひまわりは 塩を吸い取る 放射能を吸い取る

 科学的根拠があるのかな〜〜

 ===

 日本人は まことに 痛ましい民族ではある
 


04. okonomono 2011年6月21日 23:37:48: ufgCmUGS6CG6M : WdYjyJMXTc
参議院行政監視委員会への小出氏の参考人招致(5月23日)のために小沢氏サイドが動いたという趣旨のコメントも見かけたのだが、くわしい事情を知っている人がいたら教えてください。

参議院行政監視委員会 
委員長 末松信介 (自民)
理事  大島九州男(民主)
理事  風間直樹 (民主)
理事  川合孝典 (民主)
理事  藤原良信 (民主)
理事  松村龍二 (自民)
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/konkokkai/current/list/l0061.htm


05. 2011年6月22日 00:58:57: sVBU9TE3y6
「小出超教授」とでもお呼びしないと。私の心のバランスがとれませんね。
「幸い」というのも変ですが、原子力村には小出先生や今村先生などのような、信じられないくらい冷遇されている学者が居るようです。テレビに映る様な肩書きの立派な学者は嘘つき、冷遇学者が真実を語ると思って間違いないようです。わかりやすくて有難いくらいだ。

ところで、国立大学の助教の待遇って、年収500万行かないらしいですよ。小出先生のように、60過ぎて(63歳?)500万って、イジメですね。耐えて、正義を言い続けているだけに立派すぎます。体制側からみれば、それだけに恐ろしい存在でもありましょう。勝手言いますが、今しばらく、われわれ側の味方として頑張っていただきたいですね。文化勲章のその日まで。(失礼しました)


06. elsa 2011年6月22日 01:43:05: mQJVW2xJEKTvw : Rr200v5N02
大変申し訳なく思いますが、

小沢さんと、小出先生のお二人に運命が用意した “時” のように思います。

恐らく、小出先生はとっくに命掛けです。

小沢さんももう、69歳です。最後にして、最大の勝負どころです。

悔いだけは残さないでください。見ていることしか出来ませんが、

心より応援しています。


07. 2011年6月22日 08:22:18: HsM5iHN7gM
小澤さんに脱原発路線を宣言してもらいたい。原発は麻薬と同じで、人間が手を出しては破滅です。万一福島の放射能地獄が収束できても、次は、原発廃棄物、死の灰、プトニユームが日本人を襲うために待ち構えています。放射能下逃げるにも逃げる場所なく、吸える空気もなくなり、飲む水や食べるものもなくなる、原発のために日本と日本人は絶滅の危機に直面しているといえます。国防上も原発50余基は,敵からの絶好のターゲツトでミサイルで狙われて一日で降伏です。「家族を『国民を}人質にとられているのと同じです」。

08. 2011年6月22日 11:42:21: ieWTAudjoA
7番さんご尤もです。狭い国土に原発が立ち並ぶ日本国が、今更核武装宣言したところで、禁じ手も平気で使うであろう「仮想敵国」を相手になにが出来るでしょうか?言いがかりをつけ易くするだけです。

09. 2011年6月22日 11:51:02: Cbh7nW1fDe
国会で「脱原発宣言」を最初に口にしたのは小沢一郎の愛弟子,森ゆうこ議員です。それを菅首相に迫ったのだが言を左右にして逃げたのが菅首相でした。

10. 2011年6月22日 15:46:34: SnLlaSwZuI
ここの人達はなんで小沢をこんなに持ち上げてるの?狂ってるの?

小出某先生は呆れてたのだと思いますよ。他の2人にも川内にも。
もう30年も権力側に相手にされずに訴え続けた人が、事故が起きたからと
ぽっと出てきて迎合したふりしつつ、政局に利用する様な連中をまともに
相手する訳がないでしょうに。
本気なら、タンカー持ってくるなり、東電主導をやめさせて政府主導で
対策にあたったらどうよ。
管内閣がー。僕はやってますー。でも進んでいませんー。こんな連中を
まともに相手する訳ないでしょ。

小沢なんて選挙だけで、まともな政策なんてないだろうに。


11. 2011年6月22日 15:46:42: Et1vhJ5rpg
あのねえ、こういうのはよくないよ。
こういうのとは、二人をむりやりくっつけて、さも物事が始まりそうな物言いのこと。

もっと冷静になろうよ。
二人がくっついたかって、もう吐き出されてしまった、
これからも吐き出す悪魔の超微粒子が消えたなくなるわけではないから。

なんでもそうだけれど、想像でものごとを言い出したらきりがない。

二人とも偉大な人格だし、日本にとってはいなくてはならない人材だけれど、
こういう噂話級ばなしの流布はやめたがいい。


12. 2011年6月22日 16:25:18: hErVTsN6xQ
脱原発は今の時流では抗しがたいものがありますけど、私は、急進的な脱原発は日本の経済を破壊すると冷静に見てます。

ついこの前まではCO2を出さないクリーンなエネルギーとか言って”原発推進”してきたのに、原発事故を起こしてしまうと途端に手のひら反したように”脱原発”。

極端すぎません?

今回の件で何が問題だったのか、そこをもっと掘り下げてみて、問題点を完全する方向で今ある原発を”生かす”方向で考えられないんですかね?

もちろん、耐久年数をすでに過ぎている原発は金属疲労などもあって地震で亀裂が入る恐れもありますから有無を言わせず廃炉にすべきですが、まだ比較的新しい原子炉は安全性を担保した上で耐用年数まで生かしていったほうが日本経済にとっても打撃は少なくて済むと思います。

今はこういった事故が起こったばかりですから頭に血が昇っちゃって冷静な議論ができる状態にはありませんが、いずれ、過激な脱原発は日本経済にとって深刻な打撃になることを認識するときが来るはずです。

今日、資源のない日本が何故ここまで繁栄できたのかという最大のバックボーンは安いエネルギーによって作られた生産物を海外に売って外貨を獲得できたからに他なりません。つまりは、石油にしろ原子力にしろそういったエネルギーがお金に変換されたから日本は豊かになったわけです。

その富の源泉であるエネルギーに大幅な欠損が生じれば、生産が激減して関連産業も全部死に絶えます。失業者は必然的に増大するでしょう。それら失業者を全員受容できるだけの産業はありません。

 今あるものを生かしていく。

なんでこういった考え方ができないのか?

ドイツはもはやEUという”国家”の一地方に過ぎません。原発のリスクをフランスが全面的に受け入れている現状で、ドイツはそのリスクを負わないで電力だけフランスから買うという選択をしただけの話であって、日本の場合はそれが可能な状態にはありません。

そこはへんをもっと冷静に考えるべきなんじゃないですか?

自然エネルギーをもっと推進することは大切でどんどんやるべきだと思いますが、だからと言って原発を全部やめちまえ!ってのはあまりにも乱暴で、日本の産業を考えたらそういった過激で急進的な政策は日本国家を滅亡に追いやる序章にしかなりません。

将来的には原発は徐々になくする方向で政策運営することはいいですが、日本の繁栄が何故もたらされたのかといったことをきちんと評価しないと多くの国民が困ることになると思いますから、政治家の皆さんはもっと冷静にこの問題を議論してほしいと思います。

節電を企業に呼びかけるようなそんな、安定電源が確保できない日本で工業を続けようなんて企業はいるでしょうか?安定電源が確保できなければ廃業するしかない企業もたくさん出てくるでしょうし、何より、そんなあてにならない企業に製品を発注する企業なんているんでしょうか?

 安定電源の確保

これは日本の存立基盤ですから、節電を企業に呼びかけるなどというバカバカしいことをやらなくて済むようにしないとそれこそ海外の企業は日本に製品を発注しなくなることは必至です。

何度も言いますが、もうちょっと冷静になりましょうよ。老朽化した原発は地震だけでも亀裂が入って危険ですから廃炉するにしても大丈夫な原発はもっと生かして使わないと経済的に日本が参っちゃいます。

こんなこと書くと非難轟々なんだろうことを予想しながらも昨今の狂信的な”脱原発”論調には書かずにはいられなかったんで書きました。


13. 2011年6月22日 17:14:38: dqdlNDNBbA
>>12
脱原発が狂信的なのではなく、今までの原発推進が狂気の沙汰だったのです。
事故が起きたら、日本の経済どころでない。
安住の地を失う。土地なくして何の繁栄か。
原発維持派は現実的、現実的というが、実際に事故が起きた。
その事故処理も終わってない。安全ではない。それが現実。
それを見ないで安全安全と言うのが非現実的。

経済は人間が存在する限り売れる物へとついていく。
原発でもたらされた繁栄は時代遅れ、時代は次のニーズに向かってる。
心配しなくても次のエネルギー産業が雨後の竹の子のように生えてくる。
虎視眈々と大企業が新規参入のチャンスを待ってる。

安定電源はすでに確保されてるのに、ないないと煽って原発利権を
守ろうとするのが狂信的に原発しがみついてるとしか。
これだけの事故起こしたら、何の利害関係もないのに危険にさらされる
近隣住民のことを思ったら当然原発廃炉にと、思うのが人情でしょう。
原発で儲かってる人以外は。


14. 2011年6月22日 18:11:14: maxkpWHZCo
12さまへ
脱原発が遅れたために日本に悲劇が訪れたと冷静に見てます。
クリーンなエネルギーとか言っていたが、原発事故が起きて
実は汚いエネルギー源で高コストであることがバレてしまった。
今回の件で何が問題だったのかが解からない人は、
天災いや天才である。原子力発電は人類に手が負えない代物なのである。
新しい原子炉であろうとなかろうと、安全性を担保できないから危険なのです。
ひとたび炉が暴れたら人類にはどうすることもできない。
毎日放射能におびえ、出産に臨む女がもしや我が子が奇形児がだったらなんて
考えながら未来を築いて行く世の中は間違いである。
今はこういった事故が起こったからこそ、冷静な議論ができると思います。
札束で横っ面を叩かれて沈黙してきた住民、役人、政治屋でさえもね。
資源のない日本の繁栄をもうこれ以上破壊させてはならない。
アメリカや中国の景気に頼り切るのではなく、国内需要を拡大し
外国に右往左往させられない経済基盤を構築すべきです。
我々は、富の源泉であるエネルギーを節操なく消費してきた生活を
見直さねばならないのだと思います。
現況、大幅な電力不足は起こえません。
自家発電設備の発電能力は原発60基分=6000万kw
火力は半分の発電しかしていない。
おまけによう水発電はバリなり余裕がある。
送電分離による託送料の廃止、電気メーター(配電)の自由化
電気料金の内訳の可視化、
これらを実現できれば、電力不足などありえない。
たとえ原子力村が滅亡しても、原発事故を回避することの方が
優先度が高いって小学生でもわかるはずである。
それら失業者を全員受容できるだけ産業は自然エネルギー産業であり、
プライドがゆるさないのなら、介護現場で世のため人のために
労働してほしい。
今ある原発は煮ても妬いても喰えないシロモノである。
なんでこういった考え方ができないのか?
ドイツも一国家。原発はノーと国民が意思表示したのです。
フランス国民も原発反対が大勢です。原発に肩入れし金儲けしようとするから、
歪みが今になってフランスを覆うのである。
繰り返しますが原発を停止しても電力不足になりません。
そこはへんをもっと冷静に考えるべきなんじゃないですか?
自然エネルギーをもっと推進することは大切でどんどんやるべきだと思います。
そういった今はしかたない原発容認派のフリをした原発推進派の
間抜けで愚かな政策は日本国家滅亡を暗示するエピローグにしかなりません。
あなたはもっと冷静にこの問題を議論してほしいと思います。
節電を企業に呼びかけるデマには騙されてはいけません。
何度も言いますが、もうちょっと冷静になりましょうよ。
オイラも日本も参っちゃいます。
こんなこと書くと非難轟々なんだろうことを予想しながらも
貴方様の狂信的な”原発GO!GO!”論調には
書かずにはいられなかったんで書きました。
ウフ


15. 2011年6月22日 19:08:30: DPfVyqutHE
日本国民をナメるなオレは独り身だ、だからオレは命など惜しくない!!原発の代わりに自然エネルギーなり火力発電なりダムなり風力発電なり作るなら仕事を辞めてでも手伝ってやるよあらゆることをできることを!!その代わり子供たちの家庭環境を、マスメディアをどうにかしてくれ…今のメディアは子供たちには悪でしかない…他にも自分の事しか考えない金持ちから税金とれ!!公平公正な法整備や経済関連法案や憲法関連その他全ての1つでも国民の不利益にしかならない事をしたら…顔面騎乗してやる…大をしながら… 宜しく小沢さんと子分達♪
リアルに言うと小沢さんがそんな事やったら〇〇堂突っ込むよ♪
子供は宝やでー
自分のためか家族のためか子供のためか社会のためか、失敗を一杯してきただろ?今がその失敗を生かす時じゃないのかい??

16. 2011年6月22日 19:50:26: Pt6ObqhYNc
13、14さん、賛成です。12さん、おっしゃりたい事は分からないでもないですが、「冷静に見て、日本の経済が第一なのでしょうか?」


 今放射能は、まだ「だだ漏れ」の状態なのですよ。どこにお住まいなのか分かりませんが、避難された方の言葉をもう一度繰り返します。「土地、家屋、仕事、財産、夢、希望・・全て失った」と60代の男性がテレビで言っていました。


 我が家は神奈川(都内寄り)ですが、いっとき0.9(平均)がここ3週間前位から、0.12(平均)になっています。高い時は瞬時で0.24〜0.28いきます。今のままでは勿論年間1ミリシーベルト以内ではありません。幼くはありませんが、これから子どもを生む20代の子ども達もいます。(外部被曝+内部被曝の積算ですよ!)*福島の方に申し訳ない位の量ですが、それでもデモに出て「脱原発」を訴えています。


 福島という故郷は、福島の人は勿論だが、私たち全員の故郷でもあるのです。返してもらえないのです、殆どその可能性は低い状態なのです。


 何より「命」が一番大切なものではないのでしょうか?経済は命があってのものです。夢や可能性を失う事が、人にとって一番「絶望」なのです。そんな絶望をもっと増やしてよいものでしょうか?

 


17. 2011年6月22日 19:57:19: I93K3ftoTo
小出先生は われわれ 3.11以降のにわか反原発族を いままでの無知・無関心から目を覚ましてくれた。

彼の 権力に迎合しない、贅沢に惑われない まっすぐな生き方に 背中を叩かれた
気持ちになった 団塊世代も多かったのではないか。まさに 教祖的な存在である。

権力と戦い、国民のために身をなげうって 政治の王道を突き進む 小沢御大と相通じるものである。

この国家的な危機を救うために ぜひとも 二人の連携が実現してほしい。


18. 2011年6月22日 20:11:31: 5QW2u8ixok
小沢は、これまで悪行数々やってきたが、心をいれかえ
安全原発推進で行かなければ、もう目はない。


19. 2011年6月22日 20:45:21: Et1vhJ5rpg
18さん

小沢氏が行ってきたと、あなたが言う悪行の数々って何ですか?
論理的に箇条書きにしなさい。

目があるとかないとか、小沢氏の問題ではなく、私たちの問題ですよ。
私たちの問題は「目」ではなく、「命」ですが。


20. 2011年6月22日 21:14:57: NPlZX5kocI
政治家はえてして事の本質を見抜くのが遅い。

森ゆうこ議員・川内議員、頼みます。

小出先生を、ぜひとも政策立案の場に。

時間は余りありません。

まぶち議員、菅支持?との事ですが

この際原発対応では、手を組みませんか?

日本と子供たちの現在と未来が、かかっています。


21. 2011年6月22日 21:33:22: qXf90Muuko
小沢本人が脱原発で記者会見ぐらいやらないと。

さすれば今の菅がそれに乗って生き延びようとする可能性もある。

小沢と菅が組めば解散もありうる。


22. 2011年6月22日 22:00:46: sjlm4dYB5g
07さん

2011年6月6日号AERAで、小沢氏の脱原発宣言記載あり。詳細は下記URLを参照。

http://www.asyura2.com/11/senkyo114/msg/461.html


23. グラムミル 2011年6月22日 22:19:52: ohOb9VYWCzAhU : w6rZMIWImU
>小出氏と小沢が川内を通してつながったと見て間違いない
推測の域を出てない。

12.13.14はそれぞれ賛成。
でも現実は12で世の中は動く。

13.14は正論だが同時に「折り合い」が欠ける為、無責任。

原発・核はこれからも世界から無くならない。
現実にある。

結論は
13.14を目指すべきで、その過程で12が必要。
そう思います。


24. 2011年6月22日 22:46:34: pbC5G3Q7DU
12さん、おっしゃることは理解できます。

しかし、現状は福島の心配だけではありません。明日のもんじゅの件もあります。

ここまで胃がキリキリするような思いをしてまで得るエネルギーって

一体何なんでしょうか!?


25. 2011年6月22日 23:31:42: QYLRBaoTMg
一部の人たちにとって
富を生み出すエネルギー
それが原子力なのでは

26. 2011年6月22日 23:35:40: dqdlNDNBbA
>>23
折り合いにかけるから無責任?
現実との折り合いも何もこれだけの被害に見合う折り合いって何?
事故起きたら責任とれるの?現実におりあいがつかないでしょ。責任とれないでしょ。
事故の責任もとえるはずがないのに続ける方が無責任。
現実は安全では無い上、代替えエネルギーも間に合ってる。
原発は安全でないから、原発のエネルギーを使わない。
今稼働してる炉も廃炉にして、それにも雇用は生まれる。
経済が違う形で回る。
それだけの話。


27. 2011年6月22日 23:37:18: rE8wCgpYts
やはり将来的に見れば今回の事故を教訓として
原子力発電にはお引取り願うしかないだろう。
耐用年数を過ぎた原発を廃炉にするとしても
今後数十年経過した後でなければ
解体にも手をつけられないだろうし、
その残骸をどう処理するのかさえメドが立っていない。
今から50年後の原発立地点を想像すると
立ち入り禁止の鉄柵をめぐらされた廃墟が点在する殺伐とした風景しか思い浮かばない。
私たち日本人がそのころには絶滅しているというならそれでも構わないが、
ふるさとを失いたくないと考えるなら、
もうこれ以上廃墟の村を増やしたくないと思うなら、
原発を造りつづける必要はない。



28. 2011年6月22日 23:39:04: 4WO3U0YTru

小沢氏は、今の福島の現状をかなり理解して

いるはずです。そして東電経産省保安院の隠ぺい

体質を誰よりも警戒しているはず。

事故後の小沢氏のコメントは、情報開示!でした。


29. 2011年6月23日 00:31:49: jMEOuPWy4w
脱走と追跡のサンバのザパタ生命保険のくだり
を思い出した、、。(小沢さんの話が出たところ)

30. tori 2011年6月23日 00:34:53: UZRS09uO9ID6M : srVqH2oO7c
>>10
誰も相手にしてくれないみたいで可哀想だから一言言ってやるよ。

小沢さんが言ってる政策をちゃんと勉強してから来な!

>>12

原発推進の論調にかなり騙されているみたいだけど君、原発の近海で突然変異の生物が多いこと、原発のある地方では奇形児の発生率が異常に高いこと、そして何より、今の日本の原発ってのは、放射能の怖さを何も知らないホームレスを騙して連れて来たりして、原子炉内部の掃除等の高レベルの被爆なしではできない仕事を誰かにさせなければ持続的に運転できない現状を知っていてそんなこと言っているのか?

何故、福島原発のプールにあんなに大量の使用済み燃料があったと思う?どこにも持っていくところが無いからだよ。日本中の原発はみなそうだろ。

ヤバイ仕事は騙して弱者に押し付け、使用済みの危ないゴミ処理の方法も、それにかかる費用やリスクも全部とりあえず未来に先送りして、オイシイところだけ先取りして何が経済だよ。債務を計算できない不良債権の塊みたいなもんだろ!

こんなもんに一刻も早くオサラバすることを決めたドイツ、スイス、イタリアの国民は賢いねぇ。



31. 2011年6月23日 01:29:04: JTomibxHYw
小出先生と小沢一郎とが表に出るようになれば日本は生きかえる。

32. 2011年6月23日 01:42:09: 5DDlEaqU2o
原子力発電とは、本来は、核サイクルの意味です。今、世界に400基以上ある「原発」は、電力を使ってウランを濃縮し(そのほか多くの電力を使って)ある程度発電する程度の存在で、「本来の」原子力発電の前段にすぎません。原発推進派も、ときに、このことを認めていました。しかし、そのための高速増殖炉は、国威をかけたフランスがあきらめ、もんじゅは、再開どころか大変な事態になっていて、高速増殖炉実現の可能性などありません。

この間、電力会社が、原発なしには電力が不足するように見せるため、数字の操作も行えば、また、その供給のために需要を作り出すこともやってきました。
脱原発の方向を定めれば、少なくとも、こんな事故で失うよりもはるかに小さい「喪失」でやってゆくことができます。
それに反対するのは、原発利権に群がる者や、それに騙されている人たちです。
なにより奇妙なのは、国防を呼号する者が「原発推進」を掲げていることですが、攻撃されたら日本がおしまいになる全国50基以上の原発を抱えて「国防」云々など騒ぐのは、そもそも、まともな思考ではありません。

今、管の「脱原発」(エネ法案へのこだわり)などが問題になっています。
脱原発は、多くの人たちの声になっていて、産業界にも、さすがに福島の実情を見て脱原発に傾いている部分が増えています。
管が、延命のため、それに敏感にのったことは間違いありません。副首相のときに、沖縄について一言も発せずに、鳩山辞任後、あっというまに首相にすべりこんだ(この点での)敏捷さと通じるものを感じます。こうした点では(それに限っては)管は確かに「有能」です。

この管の「脱原発」を偽物だと熱を込めて批判しても、それでは積極的なものではありません。
管のこの程度の「脱原発」(自然エネルギーの強調や、電力独占打破を、少なくとも口にしている程度の)でさえ、原発推進派にとっては障害です(そのひとつである再稼働問題では、管はおどしに屈して、経産省賛成を語った後、ブログで言い訳しているようですが)。
問題は、管に反対する側が、管以上に、脱原発や、発送電分離、地域独占問題などへの立場を明確にして、推進すればよいことです。
たしかに、管は、政権を握っている、という強みがあるものの、そうすれば、管の「脱原発」など(マイナスの意味でなく)簡単に影が薄れてしまいます。

森ゆう子議員は、管に脱原発や20ミリシーベルト見直しを迫りました。森議員、川内議員、石原議員など、福島の問題に積極的に取り組んでいます。

しかし、管の反対派に、管が勝手に担ぎまわっている「脱原発」を上回る発信が見られないのは何なのか。なにより小沢氏(あるいは小沢氏を筆頭とする民主党勢力)です。
小沢派が、管の「脱原発」について、良いところは後押しし、方策を対置すれば、管が独立した立場など維持できなくなります。
なぜ、それをしないのか。
敵を作りすぎるとまずいという政略なのか。
しかし、小沢氏は、検察、マスコミはじめ、十分敵を作っています。それらと不可分な「原子力村」が、いまさら味方や中立にまわると考えられる余地などないでしょう。また、そんなことがあれば、支持者がはなれます。

政府・党から排除されているとか、小沢氏が党員資格停止されているとか、たしかに不利な条件があるものの、ここにきて、それだけを理由にできる段階は、はるかに超えています。

原発を過渡的エネルギーと言うことや、廃棄物処理の技術は確立されていないということは、それなりに炯眼です。
しかし、現下の政治・政策をめぐって(管の「脱原発」的姿勢もふくめて)具体内容を語って管を凌駕するのでないなら、政治上の意味は大きくありません。

管が、5月初頭の危機を、浜岡停止(など)でともかく乗り切ったときに、管の批判だけを従来通り続けているだけでは、政治とは言えません。
管の新しい延命策について、より以上の積極的姿勢を打ち出すことで、管を前向きに越えることが求められたはずです。

やはり小沢氏は、脱原発や、それに伴う政策にはっきりふみきれないものをかかえているのか、私は、今、半分は疑念を感じています。
原発問題が、最大の(または最大のもののひとつ)社会的焦点になっているときに、それをめぐる立場・政策をはっきりさせて管と対峙することが不可欠で、なにより積極的なことです。


33. 2011年6月23日 05:26:01: NPvaW400Qc
10番さん、32番さん、私も同意見です。

小出人気にあやかりたい、という小沢支持者の願望からくる妄想ですね、「小出先生と小沢一郎のつながりが見えた」なんて。精神性が違うでしょうが。あほらしい。


34. 2011年6月23日 06:29:15: hErVTsN6xQ
12です。

みんさんの意見、全部読みました。

原発の問題点: 1、廃棄物の問題 2、安全性の問題 3、事故後の社会的コストの問題

いずれもネットやTVなどから耳にたこができるぐらい聞いています。

1の廃棄物の問題は、原発なるものがそれだけで完結しているわけでなく核燃料サイクルの仕組みの中で初めて整合性がとれる存在であって、もんじゅや六ヶ所村が使えない状態で廃棄物がどんどん溜まってしまうわけで現実的にも稼動し続けられない存在であるという指摘はもっともだと思います。そういう意味では核燃料サイクルを断念することは即脱原発を意味するわけで将来的に原発が稼動し続けることはありえないことになります。

それには私も同意しますし、現在の核燃料サイクルに変わる何か自己完結的な原発でもできない限りにおいては現在あるすべての原発は将来的には廃炉の方向であることは間違いないでしょう。

しかし、そこへ至るプロセスにおいていきなり原発をすべてやめてしまったら大変なエネルギー的欠損を生じることになるわけで、経済への悪影響は甚大であると指摘しているんです。「放射能によって将来的に0.1%の確率でがんになって死んでしまう」どころの騒ぎじゃないぐらい直接的に多くの失業者を生み出してしまいますし財政赤字や貿易赤字も深刻なものになるだろうことは経済を理解している人なら容易にわかることです。

安易に自然エネルギー産業で雇用が吸収できるなんて言ってるのは経済がまるでわかってない人の言うことで、そんな人間のいうことによって国家の政策が左右されてしまったら恐らく相当数の国民がえらい煽りを食らってそれこそ自殺に追い込まれる人はたくさん出るでしょう。

そのことのほうが放射能の心配をするよりも深刻な事態を生み出すだろうと指摘しているんです。

何でそこに思いが至らないんでしょうか?

これにしたって、3.11以前に原発の危険性を指摘していた人を皆さんが無視してきたのと同様、実際に起こってしまってから認識することになるんでしょうね。

日本人ってのは痛い目に逢ってからじゃないとわからないからそうなってからまた今回の東電みたいに右往左往するんでしょう。

言いたいのは経済のことを良くわかっている人の意見も聞かないとダメってことです。エネルギー大幅なの欠損は日本の存立基盤を危うくすることだけは間違いないです。

私は何も自然エネルギーに反対しているわけでなく、急進的に原発を廃炉にして大幅なエネルギー欠損を生じさせて、戦前戦中の日本みたいに統制経済に逆戻りすることが良くないと言ってるだけなんです。

やはり現実的な落しどころはあるはずです。

日本人の悪いところは、何か問題が起こるとすべてを否定してしまうところ。何が問題であったのか原因追求せずに思考停止してしまってダメーー!ってなってしまうところ。問題の所在はどこにあったのかをきちんと検証してそれに対して手当てすることで生かしていこうとしない。負け戦体質そのものです。(笑)

今は自然エネルギーが流行だからとみんなが自然エネルギーと言ってるのがいかにも日本人的であって、むしろこういったことがあったからこそその失敗から学んでより安全な原子力の利用について研究する人間がいてもいいと私なんかは思います。今ある原子炉の形態じゃない、もっと違った形のフェイルセーフな設計思想に基づいた原子炉があってもいいと思うし、日本みたいな資源のない国なら尚更原子力エネルギーを制御することをあきらめずに追求すべきだと私なんかは思います。

そういった気概の研究者はいてほしいし、きっといるだろうと期待してます。

それと、これだけの大震災にも関わらずに女川原発が冷温停止できたことをもっと評価すべきで、福島との違いや、どうすればもっと安全に停止できるのかについて徹底して検証し安全対策を施して過渡的なエネルギーとして取りあえず生かすしかないと私は思います。その間により安全で安価な自然エネルギーの普及に努めればいいのではないかと考えます。

みんなが自然エネルギーでバラ色みたいなことを言ってるんで、世の中斜めから見てしまう癖のついている私は、本当か??って疑問に思った次第であります。


35. 2011年6月23日 08:21:25: eJcwQUA9aU
日本は、ドイツのように、今後、新しく原発は作らない、と世界に宣言すべきである。
ドイツの場合、既設の原発は、稼働年数32年で順次廃止し、2022年で全面廃止とする。その間、火力発電所の増設と再生エネルギー発電を促進するとしている。
実に合理的かつ現実的な脱原発政策である。
日本は、綿密な再生可能エネルギー政策を示したうえで既設の原発を年次別に廃止するスケジュールを国民に示すべきである。

36. 2011年6月23日 08:44:35: Q8T94TZP8M
実に正論に駄論を吐く工作員が無視され続ける、良いことです。
バカ工作員は放射能被曝をしても気が付かない、岸佐藤兄弟売国首相の路線を引き継ぐ自公みんなの立ち枯れ議員にアホ菅一派などは体中に被曝斑点が出来ても鼻血が出ても、癌になっても白血病で死んでも、自身が放射能被曝による症状だとは気づくまい。御用学者や御用マスゴミコメンテーターも、プルトニウムがぶ飲みで健康になるとおっしゃってる馬鹿医者も、馬鹿マスゴミも皆売国奴で、高濃度放射能被曝により、早々に黄泉の世界に逝ってください。おそらく多くの被曝の恐怖に曝されている国民は彼ら売国奴を決して許さないし、早々に黄泉の世界に送り出します。
高濃度の放射線が東京都でもホットスポットで顕在化しています。
IPHONで線量を測ることが出来るため、おためしあれ
http://igeiger.info/

37. 2011年6月23日 10:17:57: KWUiHYqfZo
>>12

原発運営コストは全然安くないよ。
数字のトリックで安くみせかけてるだけ。

さらに、今後10万年だか100万年に及ぶ管理コストを計算に入れたらどんなだろ。
今回の事故補償だって運営コストに入れない訳ないし。
そういった費用を無視して、理想的純粋運営費ってありえない。

そんな意味で言えば、経済発展のお荷物。


38. 2011年6月23日 11:38:20: 5DDlEaqU2o
32です。

34さんの意見に対して。

まず第一に、34さんは、脱原発の立場が、自然エネルギーでスムーズに転換できる見解であると勝手に決め付けています。一例として火力なども使いながら移行してゆく過程は必要です(放射能の世界的な環境汚染と、移行過程である程度増えるかもしれないCO2の、どちらが環境破壊になるのか、比べるまでもないことです)。問題の一つは、これまで原発を推進するため、自然エネルギー開発を抑えてきたことで、このことも、移行過程の困難をより増大させますが(火力への依存を一時増やすなど)、これが根本問題ではありません。原発は、処理不能な廃棄物を日々出しているだけでなく、事故を起こせばこうなります。これがもう一つ重なったらどうなるか、まともな人ならまともな想像ができます。
すぐに原発全部の発電量を自然エネルギーに転換できるかどうかではなく、原発なしの社会、経済をつくるためあらゆる手を尽くすことです。
事故が起こったから冷静さを欠いていると34さんは絶叫していますが、それはあなたのことで、原発を直視してきた人たちは、起こるべきものが当然起こったと「冷静に」見ているだけです。
自分の姿に似せて相手を見ないようにお願いします。

第二に、電力不足が失業を生みだすと一つ覚えのように繰り返していますが、今の原発事故がどれほどの失業を生み出しているのかさえ、目に入らないのでしょうか。

第三に、34さんは面白いことを言っています。
「言いたいのは経済のことを良くわかっている人の意見も聞かないとダメってことです」
正論に見えますが、しかし、経済のことを良く分かっている人、とはいったい誰ですか。どこに行けば見つかりますか。
90年のバブル崩壊まで、経済学者の大半は、日本型経営がいかに優れているのかを論証することに没頭しました。しかし、バブルが崩壊した途端に、今度は、日本型経営、日本の金融システムがいかにだめであるのかを論証することに没頭しました。
そして、それは(日本では少し遅れて)小泉改革に対応するサプライサイド経済学へと性格をはっきりさせてゆきます。ほとんどの経済学者がこれになだれ込みました。バブル崩壊後、こんどは日本型経営批判に転身した大半の経済学者は、もはや、理論の自覚も自信もすてさっています。
サプライサイド経済学とは、経済を需給関係でみるのではなく、供給面でだけ見るもので、到底、経済学とも言えない代物です。その核心は、採算性の悪い経営をつぶして採算性の良いところに資本を回せば経済はより効率的で発展するというものです。供給面だけを見れば、これは、小学生でも言えることです。
しかし、経済は、直接追求したこととは別の結果を生み出す多くの法則に支配されています。
不況期に採算性の悪い企業をつぶすことが、新規起業の条件をますます悪化させることなどの反論で、経済学と言うには余りに幼稚なこの種の経済学の底も割れました。小泉改革の末路と対応しています。
こうした「経済学者」の中でも、小泉のブレイン竹中と、管のブレイン?小野なる者の理論のひどさは群を抜いています。「乗数効果などない」という小野の論証の幼稚なひどさは、記念碑的です。
植草氏をはじめ需給関係論者や財政出動論者は、悪の権化のように袋叩きにあいましたが、需給関係の法則を土台に据えていることで、はるかにまともです。
ただ、いずれにしても、今の日米などの不況は、中国をはじめかつての植民地諸国の低賃金労働者の生産に敗北し、産業空洞化がすすんでいることと無関係ではありません。かつて、開発途上国は、先進国にとって、競争相手ではなく利益を吸い上げる対象だったのが、技術移転が容易になると、その低賃金労働力は、先進諸国を脅かす要因になりました。なお、上述のサプライサイド経済学は、産業空洞化を不況の要因にいれることを論理操作で排除する前提の上に理論を組み立てているのですから、この点でも、話になりません。
現在の不況は、こうした構造的な条件が絡んでいるので、明快な処方箋で対応することは困難ですが、まして、時勢に乗って右顧左眄してきたほとんどの経済学者は、軒並み、根本策など出せようもないし、実際、だしていません。

原発との関係では、新自由主義が席巻してきた時期、欧州でも日本でも、「採算性」の面から原発への抵抗が電力資本自体からも強まっています。日本も、90年代に、原発を厄介者ととらえる傾向が強まりましたが「国策」として電力資本におしつけられています。
しかし、だからと言って、電力資本を多少とも擁護しているのではありません。
電力資本は、それを受け入れる見返りに、実質的な独占の維持や、2000年の特措法をはじめ、莫大な権益を手にしています。それまでも独占と原発で距離を上げてきた電力会社に対して、泥棒に追い銭の様な話です。

いずれにしても、34さんが脱原発批判の切り札のように言う「経済のことを良くわかっている人」とは、いったい誰なのか、是非、具体的に指摘してほしいものです。まさか、新自由主義の人ではないでしょうね。

もっとも、34さんは、
「日本みたいな資源のない国なら尚更原子力エネルギーを制御することをあきらめずに追求すべきだと私なんかは思います。
そういった気概の研究者はいてほしいし、きっといるだろうと期待してます」
などといっているので、「経済のことをよくわかっている人」も、同様に、34さんの願望の中だけの人なのかもしれません。そうとしか思えません。

34さんのような主張が影響力を持つかどうかわかりませんが、原発とその事故という現実の中で、「現実性」を装いながら、ありもしない願望や期待で、その現実から目をそらさせようとする内容は、放置できるものではありません。


39. 2011年6月23日 14:53:17: MfMODgNKD6
小出さんはまったく相手にしてないですよ。

40. 2011年6月23日 15:10:08: dqdlNDNBbA
>>38
ご解説ありがとうございます。とても納得できる考察です。
もしあなたが政治家なら、絶対支援するのですがw

<<この管の「脱原発」を偽物だと熱を込めて批判しても、それでは積極的なものではありません。
管のこの程度の「脱原発」(自然エネルギーの強調や、電力独占打破を、少なくとも口にしている程度の)でさえ、原発推進派にとっては障害です(そのひとつである再稼働問題では、管はおどしに屈して、経産省賛成を語った後、ブログで言い訳しているようですが)。
問題は、管に反対する側が、管以上に、脱原発や、発送電分離、地域独占問題などへの立場を明確にして、推進すればよいことです。>>

そうなんですよね。
確かに菅さんが自らの足下を支える推進派財界に抵抗できるか疑問ですが、かといって自民党や前原ら親米派積極推進派が総理になるよりは菅さんの方がましという論調はわからないでもないんです。浜岡停止、発送電分離を口にできただけましなんだと。
でも取り巻きのメンバー見る限りは・・・・

今泊まってる分の再稼働を認めない、その上で動いてる3分の1をいつ止めるのか、今年中なのか、5年後なのか、近い将来という不確定な延長なのか、それを言う政治家がいてくれないので困ってます。

ちなみに女川は4月7日の地震で、全電源喪失しあわやでした。
全然評価に値しません。地震津波対策万全と宣伝してきた女川でさえこうなんです。なのに、知事と女川町は再稼働する気満々です。やれやれ。


41. 2011年6月23日 15:12:53: wTTM8ryQe6
ここにはしれっと「原発マフィア」が居ますなwwwww

火力には防波堤は必要ない

津波が来たら従業員が逃げる、ただそれだけでいい。燃やしているボイラーが水をかぶって「ジュー」それでおしまいだ。それが全てだ。それ以上何もない。何も起こらない。あとは、壊れた施設を「修復」なり「再建」なりするだけだ。でも原発は違うだろ。「ジュー」じゃ済まん。


42. 2011年6月23日 15:31:34: H4yxfROrQY
安全はお金で買えます。日本の原発は安全への投資が足りないことと、設計者のレベルが低すぎたことが今回の事故の背景です。
しかし、国はこれを隠してでも原子力発電を推進して行きたかった、だから地熱発電、太陽光発電などニューエネルギー開発を封じ込め(投資をせず)、原発を作り続けた。
しかし原発が作る電気は、安全性を犠牲にしてもまだ、発電施設の規模が大掛かりなので、火力発電より建造費が大きく・放射能廃棄物の処理代が高く発電単価は高い、水力と比べると燃料費が異常に高い。(原発は燃料単価当たりの発電量は多いかもしれない)
つまり決して次世代を担う夢のエネルギーなどではなかった。そこでこれらの欠点を覆い隠すため国がやったことは
1.使用済燃料の処理コストは入れない。
2.廃炉にすることは考えない。
3.事故は起きないから保険はかけない。
このふざけた考え方をしてもまだ原発発電のコストは高い。
そこで逆にライバルに足かせをかけることにした、考えたのが、化石燃料へ異常とも思える高率課税をして何とかバランスをとる、さらに化石燃料の高騰を理由にユーザーに原発維持のためのコストを押し付ける。
事実企業が自家発電すると、高い燃料税を払ってもまだかなり安く発電出来るそうです。
この辺りを国会で、小出さんはいいたかったんだろうね。
現実は、自然エネルギーマフィヤの孫に利用されちゃったけど。
簡単にいえば、化石燃料課税は特別会計だからこの利権を得ている組織がいる、原子力発電を擁護して原発を推進して利権を得る官僚がいる、これらの組織が原子力マフィアの正体だと思う。
同じことは自然エネルギーにも言える、この利権を狙っている自然エネルギーマフィアと民間マイファイがいる、彼らはまた裏で化石燃料課税で利権を得ている人間と結びついているはずだ。
菅の言っているエネルギー法案なんて結局これらの利権を守るだけだ。
いま我々が考えなければいけないのは、将来のエネルギー供給中心となるだろう新原子力発電・核融合発電・再生可能発電など真の次世代エネルギー供給方法などへ結びつける間の最も経済的な発電方法である。
現在の化石燃料の利権者を取り除ければ、そして消費者が今の高い電気代を払い続ければ、おそらくこれら次世代の発電の主役たちが登場するまで、これ以上の負担をせずに化石燃料による発電で繋げられるはずだとおもう。
これが最も効率のよいエネルギー政策だろう。
小出さんも化石燃料による発電の推進論者であるから間違いなくこの裏のからくりは知っているものと思う。
小出さんの放射線の人体への影響などは???とおもいますが、今後のエネルギーとか温暖化についての意見は正しいと思います。(私は小出信者ではないということです)
何も脱原発とか原発推進とかではなく、ゆわれなき利権を排除して最も経済的な発電方法を選べば水力+火力しかないだろう、小沢さんはこの辺のことはしっかり見てきているはずであり、すでに答えを持っていると思う。(世の中自然エネルギーの夢に浮かれて、現実を見ていないから今レガシー発電へというのもいいづらいとはおもう)
出来もしない自然エネルギー転換を叫び、その間原発を稼動させるなら経済的には最も効率が悪い(多分原発は止まらない)、効率が悪いところには利権が発生する温床がある。
直ちに現在のいい加減な原発を廃炉にして、発電・送電を分離して、廃炉にした原発を補う発電量を火力・ガスタービンを導入して補い経済的且つ、安全・安心な電気を国民に供するるべきである。
国民も現在の高い電気料金は甘んじて受けなければならない。
この利益を次世代エネルギー開発とガン研究費に費やすべきである。
どうせ特別会計だから化石燃料からの税収が無くなっても直接我々の生活には関係ないしね、多分原発の地元への援助金とかなんだろうね。

43. 2011年6月23日 15:34:13: dqdlNDNBbA
>>41
多分、原発で生計立ててる人は脱原発困るんでしょう。
原発の安全性は信じられても、原発がなくても雇用はあるということが信じられないようですw
事故で仕事も財産も土地も夢も無くした人がいるのに、
原発で儲かった人が生活苦になるから困るというのは虫が良すぎ。
ある意味リスク管理が甘いところでお金を稼ごうとした自己責任です。
食中毒出してその店がつぶれるので困るって言ってるのと同じ。
これ以上償いきれないほどの国民への被害=経済への打撃リスクを避ける
転換の時です。

>>39
そもそも政治家を相手にしてないんでしょ。
それでもラジオでは、原発維持の自民民主よりは、
脱原発の川内さんと話が合いそうではありました。
ラジオ、聞いてました?


44. 2011年6月23日 15:42:59: G5lAvBgcn2
34さんの言うことも分からない訳ではないけれど、
3.11の大震災・原発事故は、
これまでの価値観を吹き飛ばすくらいの
大きなターニングポイントになってるということなんだよ。
そういうある種の覚悟を決めた人間と
今まで通りの考えを持続させていく人間との違いじゃないかな。
3.11以降、日本は地殻的にも
今までとは違った日本になっていると地震学者も述べている。
つまり今後も活発な地殻変動が起こる可能性もある。
30年という猶予を待ってくれるのだろうか?
また、キミの言う通りエネルギー欠損による経済的な打撃は
多数の失業者を生み、自殺者も増えていくかも知れない。
しかし、その自殺者の多くは大人たちだ。
放射能汚染による一番の犠牲者は子ども達だ。
未来を託すべき子ども達に
多くの犠牲を払わせようとする社会は、
果たしてその存続に意味があるのだろうか。
「日本人は痛い目に遭わないとわからない」
ということについてはまったくその通りだと思う。
明治維新後、列強諸国に追いつこうと
富国強兵に走った日本は敗戦という大きな痛手を被り、
戦後は経済的な豊かさを追い求めすぎ、
大切な何かを忘れてしまっている。
3.11を経て、今その大切なものを
自分も含めておぼろげながらも感じ始めている人たちが
出てきたんじゃないかな。
とにかく日本人は変わらなきゃいけないと思う。
様々な覚悟を決めた上でね。

45. 2011年6月23日 15:55:27: JrPYjVYQO2
小出先生は40年間ひたすら反原発で人生やってきました。
その気になれば御用学者のように高い報酬、地位も得られたのに
自分の哲学を通してきた数少ない学者です。

46. 2011年6月23日 16:48:39: dqdlNDNBbA
ノーベル平和賞はこういう方にふさわしい。
無名無冠の偉人。
後生に語り継ぎましょう。

47. 2011年6月23日 17:36:51: NRvAM7Ti0k
確かに日本では安全な原発が作れない状況にあるようだ、
反対派の妨害で廃棄物を搭屋内に保管しておいたことが放射能被害を大きくした。

ただ、世界的に見ると原発のメリットは大きい、
安全性の面でも日本の軽水炉は群を抜いていると思う。

人口の多い中国、インドでは原発が重要なエネルギー源としての位置づけになっている。
自然エネルギーによる微々たる電力など最初からあてにしていない。
ただ、石油だけに頼るのも危険ということだろう
石油の高騰を抑えるためにも原発が必要だということだと思う。
強権で反対派を抑えることができる国家しか安全な原発はできないのかもしれない?

自然エネルギーによる環境破壊が懸念される今、
原発を安全なものにして国民の信頼を得ることが緊急の課題になっていると思う


48. 2011年6月23日 18:35:25: dqdlNDNBbA
>>47
>原発を安全なものにして国民の信頼を得ること

安全なものになるまで稼働しないで下さい。
今まで安全だからと言って動かしてたんじゃないですか?
それで事故起こしたら、安全だといくら言っても信頼されません。


49. 2011年6月23日 19:12:25: 5DDlEaqU2o

47さん
「反対派の妨害で廃棄物を搭屋内に保管しておいたことが放射能被害を大きくした」

転倒しているようですね。

反原発運動、各地の運動がなければ、原発はもっと緩い基準で造られています。
02年に、東電を筆頭に数社で一斉に露呈したシュラウド損傷隠しも、内部告発もありましたが、反原発勢力が、交換が早すぎることなどを疑って、実情に迫っています。

もともと、79年の「学術シンポ」で、各地の原発立地の安全性は根拠づけられたとして、各地のヒアリングは(安全性を確かめることは済んだものとして)骨抜きにされました。
それでも、各地の住民や研究者などの追及があるときには(それぞれいろいろな度合いですが)、国や電力会社は、しぶしぶ、安全コストをある程度は積み上げています。

反原発団体や研究者のチェックがなければ、原子力村は「安全」「安全」と言ってやりたい放題です。政府・電力会社は、権威ある学者に「安全」を根拠づけてもらえるし、電力会社の寄付などで研究している学者連中は、無責任に「安全」を連発しています。この中に、不安に思う人もいたかもしれませんが、このように互いに責任を他に転嫁して、だれも直接に責任を負う自覚もないので、反対運動がなければ、そこから生まれる莫大な利益に引きずられて、どこまでも安全コストを切り縮める方向に進んでゆきます。
今も続いているのが、この責任のなすりつけ合い構造です。
事故が起こった後ですらそうなのですから、彼らが原発安全神話を保持しているとき(しているつもりになっているとき)にどうであったか、少し考えるだけでも明らかです。

かつて9円/Kwhとされていた資源エネルギー庁の試算は、99年には、一挙に5,9円に引き下げられました。LNG火力価格が下がったことなどが「原因」で、計算法を大胆にに変えたのです
原発のコストは、廃棄物処理、廃炉費用や安全コスト、事故補償などの計算次第で、まったく別物になります。これらをまともに算入すれば、9円とか10円とか言っているレベルではありません。
このとき、政府は、計算のごまかしで、恣意的に原発の発電コストの数値を下げたのですが、同時に、稼働率を高めるため、安全の基準を緩めることもしています。これに対して、批判・反対の行動もありました。このとき、反対運動が充分対抗しきれなかったといっても、無風であれば、さらに稼働率を稼ぐため点検基準を甘くするなど、より危険な運転に進んでいったことは間違いありません。

反対派のために放射線被害が拡大したなどというのは、怪我をしたのは強盗に入られて抵抗した方が悪いのだ、という以上の詭弁というか捏造です。


50. 2011年6月23日 20:42:44: 8AGoxAfc6c
原発の開発、研究を辞めろという運動は間違っている、反対派はよくここまで反対してしまうが、これは愚かな間違いである。核分裂程度を制御出来なければ、核融合など到底出来ない、天然資源はいつか必ず枯渇する。
自然エネルギーがある、という人もいるが、例えば太陽光は単位面積当たりのエネルギーが小さいとか、自然からエネルギー全て得るのは余りにも効率が悪い。最後は人工的に作り出す必要があるだろう。
だから、原発の研究を否定するのは、原発の汚染を子孫に残す事に等しく、自分達だけの幸福しか考えないことだ。
しかし、現在の原発は全然進歩がなく、実験炉の規模を大きくしただけのとんでもないしろものである。こんな危険な物をなし崩し的に商用としてしまったのは自然科学の中で原発ぐらいではないだろうか?
まるでスペースシャトルを旅客機といっているようなものだ。
反対のための反対は、時として人々の目を狂わせて、真に反対が必要なものまではんたいさせなくしてしまう。

51. 2011年6月23日 23:09:27: NRvAM7Ti0k
今回事故が起こったことで原発反対派の主張が一見合理的に見える、
しかし騙されてはいけない
原発反対の歴史を見ると一種宗教に近い、
反対のためならなんでもあり、
原発の安全性を確保することにも反対している。

このような反対派の影響で原発を推進する側も安全の確保より反対派の裏をかくことを優先するといういびつな形態に変化してしまった。

日本の原発の悲劇は反対派が赤軍と同じ過激派であったこと
彼らの妨害のせいで安全な原発を作ることが無理になっている、
日本は原発をあきらめざるを得ないと思う


52. 2011年6月23日 23:41:04: dqdlNDNBbA
>>51
日本の原発の悲劇は推進派が旧日本軍と同じファシストだったこと。
彼らの無謀のせいで安全な原発を作ることが無理になっている。
日本は原発をあきらめざるを得ないと思う。
(かどうかはわからないけどw)
うん、是非あきらめてくれ。

53. 2011年6月24日 00:28:10: V3hQ3Oi3vc
「小出先生と小沢一郎のつながりが見えた」
この記事は
馬鹿の極み、脳が溶け出してメルトスルーした輩の妄想。

54. 2011年6月24日 02:39:52: ugeK3Xo0Qc
42さんの言うことの部分が分からない。。所謂、脱原発ではなくて、新原子力発電・核融合発電とは一体何を表しているのだろうか?確かに核融合が進化した姿であろう、無害なら。。。と言う何となくの思い込みで、今回の事件に至った。。。何十年の蓄積である。原発は進化すると考えるのは、蜃気楼の様なものではないだろうか?と思う。このスレッドには、人々の心の声が聞こえるように、何とかしたいという意見がある様に感じた。。51さんも、安全な原発と言う言葉を使用されているが、詭弁ではなかろうか。

いま、日本中がジワジワ汚染されて来ているのだ。何て悲しい時代に突然なったものかと思う。だが、これは地球規模での問題ではないのだろうか?インドだってアラブ諸国だって、原爆が欲しいとばかりに、原発宣言をしだした。。こんな悲惨な自体を更々知らない国々。日本にても、まだ分からない馬鹿(失礼)がいる。。しかし、何とかしなければ、ならないのだ。真剣に真実を見つめようではないか。。。


55. 2011年6月24日 06:57:55: hErVTsN6xQ
とりあえず、長いんで42さんに反論。

>化石燃料による発電で繋げられるはずだとおもう

甘すぎです。原発をやめてしまうことが世界の大勢になったとすれば化石燃料の高騰は火を見るより明らかで現在の比ではないでしょう。

ついこの前まではCO2削減だ!地球温暖化は危ない!と騒いでいたのに化石燃料への大幅なシフトを容認するような論理ってどうなってるんでしょうか?化石燃料にしてもあくまで過渡的であって大幅に頼るわけにはいかないはずです。まず第一経済的にも買えなくなるでしょうね。

そういう自体を招かないためにも”今ある原発を生かす”という選択肢もあってしかるべきだと言ってるんです。

だから何が冷温停止できなかった原因だったのかを徹底的に追求して安全性を確保して当面は使っていくことが懸命な選択だと言ってるんです。


56. 2011年6月24日 08:29:51: ugeK3Xo0Qc
55>のとりあえずさんへ反論です。化石燃料の高騰と懸念していますが、LNGガス発電などは即実行出来るのでしょう。その間に、日本こそが国家を挙げて、自然エネルギーにミクロレベルから変換する開発をすべきでしょう。今ある原発を活かすという選択肢ではなく、今ある原発を廃棄するという選択があって、新エネルギー開発が推進される。今を踏襲する甘い路線に未来はないでしょう。

57. 2011年6月24日 08:56:51: hErVTsN6xQ
38さんへ

私が「冷静さを欠いているのでは?」と言っているのは小出先生を初めとする従来から原発の安全性に疑問を持って批判してきた方に対してではありません。マスコミ報道に乗っかって何も考えずに原発怖い!やめちまえ!と言ってる輩に対してです。

TVなんかに出ているにわか脱原発論者は眉唾物であるとハッキリと言わせてもらいます。

彼らは現実をどういう風にして理想的な状態に持っていくのかについてほとんど関心がありません。単に時流に乗って理想論を語っているだけに過ぎません。皆に心配を振り撒く原発なんかはなくなってしまえばよいという気持ちは十分すぎるほどわかります。だからと言ってその方法論が即時廃止ですか?

いろんな方がいろいろと仰ってますけど、経済への影響はないというほどの説得力のあるものは何1つありません。

太陽光発電の面積とバーターで1基、2基・・・とそれこそ計画的に廃炉にするのなら、そのプロセスをきちんと示した上で初めて現実的な脱原発政策になるとは思いますけど、そういうプロセスが何1つ示せないのに即廃炉ですか?

年間どれだけ太陽光パネルが生産できてその計画から何年までには何基を廃炉にすることが可能であるといったことがきちんと言えないと、いきなり全部廃止とか言っても全然説得力はありませんね。

後半のことについては、私の言った「経済のことを良く知っている人」というのはあまりに抽象的過ぎました。要はどれだけ経済的なダメージがあるのかきちんと試算してから政策判断しなさいってことです。そういう意味で経済への影響について良くわかる人の意見を聞けと言った訳です。

自家発電を進められる企業はいいでしょうけど多くの企業はそんな余裕はありませんから安定的に電源が確保できなければまず発注してもらえなくなることは容易に予想がつくことでそういったことを考えれば「節電!」なんて政策がおかしなものであることは明らかだと私には思えます。

それよりも政府がやらなければならないことは1にも2にも”安定電源の確保”でしょう。

もし仮に私が首相だったら十分な安全対策を講じた上で問題のない原子炉は再開させますね。それでもし仮に反対運動が起きて妨害活動をするものが現れたとしても軍隊を出してでもやらせますね。国民経済を破綻に追い込まないためにも使える原子炉は有効利用します。

その上で放射性廃棄物の処理施設を福島原発に近いところに作らせますね。それこそ特区にして原発から出た放射性廃棄物だけでなく国内から出た廃棄物についてもそこで処理させる。そうすることで多くの原発が抱えている放射性廃棄物を一気に処理して福島原発4号機のような危ない状態にならないようにしますね。

どの道放射性廃棄物はどこかで処理しないといけないわけで、福島の問題を解決すると同時に国内にある原発廃棄物の問題も解決させることができるのではないかと私なんかは期待します。

私の意見はこのご時勢ではかなり少数であることは承知の上で発言してますが、決して電力関係者でないことは断っておきます。どこにでもいる一介の田舎教師ですw

むしろ今まで安全神話言ってた連中は時流に乗って適当に世渡りしてきた連中なんですからそんな連中だったら今の時流が自然エネルギーだってなれば今まで言ってきたことと180度反対のことを言ってでもそっち方面で甘い汁を吸おうとするでしょう。現にそういう安全神話にどっぷり加担してきたいい加減な人間がTVに出て恥も外聞もなく180度逆のことを言って取り入ってますよね。小出さんも言ってました。

少数意見であるにも関わらず時流に抗してまで発言しているんですからそこらへんは良く考えてください。

今の時点では原発を全部廃止しても”経済的に”全然大丈夫という十分説得力のあるシナリオにお目に掛かってないので、脱原発言う人はそこらへんをきちんと示してもらいたいものです。


58. 2011年6月24日 09:21:26: AqMgRYF0P6
原発を賛成する人は頭の悪い奴だろう。東北地方に莫大な被害を出して賛成なんてよく言うよ。そして原発コストが安いのもウソに決まっている。戦時で飛行機が落ちても安全と言うのもウソだ。見れば分かる。そんなリスクを負って本当にいいの?子供に説明できないだろう。

小沢さんと小出さんに頑張っていただきたい。国民生活が第一。小沢総理の早期実現を望む。


59. 2011年6月24日 09:26:46: hErVTsN6xQ
それと、原発問題というのは日本人の組織の問題と不可分ではないと私は思います。

日本人ってのは何かプロジェクトが始まっちゃうと懸念材料があったとしてもそれはプロジェクトに水をさすことになると思ってしまって決して言わない。つまり足を引っ張ると思ってしまって懸念材料を言わないでプロジェクトが進んで行ってしまう。で、その懸念材料が表面化した段階になって右往左往する。こんなのばっかです。

何故そうなってしまうのかと言えば、批判的精神がまるでないからです。欧米人のように個が確立できていないから周りに合わせて行動しようとする。

今回の福島でも循環系のパイプで油などが詰まって中断しちゃったとかありましたけど、あんなことなんでやる前からわからなかったんでしょうか?普通に考えればディーゼルの油も津波でやられちゃってわけですし泥や砂なども混じってることぐらい普通に考えればわかることじゃないですか?そういったことも考えずに都合のいいサンプル水だけを使って試験してうまくいった!なんて言ってるようじゃド素人も甚だしいです。

こういうことを見るにつけ、やはりこれは日本人の、というより東電みたいな半お役所的な事なかれ体質どっぷりの組織の限界なんじゃないかって思いますね。彼らに任せてたら本質的な解決は遠のくばかりでしょう。

だったらいっそのことアメリカ人やフランス人の専門集団チームに全権を渡して任せちゃったほうが早いんじゃないですかね?

彼らは、軍隊というまさに非常時に素早い行動を必要とする組織を常に稼動させている実績を持っている人たちなわけですから、軟弱なぬるま湯事なかれ主義組織の日本人なんかに任せるよりははるかに実効的に物を考えて処方するんじゃないですかね?

これは、日本人という組織の招いた事故であって人災です。黒澤明の「7人の侍」で描かれている農民根性そのものがまさに日本人だとホント思いますよ。

野武士が襲ってくるからそれに備えようと言っても誰1人協力しないのに、いざ野武士が襲来すると「お侍さま!お侍さま!」(笑)

それと同じだ、今の日本人はw

警告を発している人がいるのならそれに少しは耳を傾けて手当てをする、そういったことができれば福島原発のような事態は防げたんじゃないですか?3.11の1年前に共産党の議員が全電源喪失について国会ででたらめ委員長だかなんだかに質問してたわけですよね?そのときに少しは聞く耳を持っていたらこんなに酷い目にはならなかったわけでしょ。

同じことですよ。

経済的な悪影響を指摘しているのだから、それはそれで真摯に受け止めてどうしたら良いかきちんと考えるのが賢いあり方なんじゃないですか?

脱原発!即時廃止!

これって文革当時の中国人と同じレベルだよw


60. 2011年6月24日 10:01:05: hErVTsN6xQ
原発の安全性を蔑ろにしてきた最大の原因は、単にコストが掛かるから、これだけでしょ。

それを反原発運動の人のせいにするのは、どなたかが仰ってるように本末転倒ですね。

安全性を高めようとすればそれだけコストが掛かる。だから、なるべくコストの掛かることはやりたくなかった。これは民間会社なら当然考えるだろうことの帰結でしょう。しかも、自民党もぐるになって原発利権を貪ってきたわけですから、政府内でも安全性に疑問を持った人がいても圧殺されてきたことは容易に予想がつくことです。河野太郎さんもニコ生で仰ってましたね。

つまりは、リスク対してあまりにも過小評価してきたことが重大事故を引き起こしてしまったわけです。

全電源喪失に関しては3.11以前にも指摘されていたことなんですから少なくともそれに対してはきちんと手当てしていればここまで酷い結果にはならなかっただろうことは、それこそ冷静に評価すべきでしょう。

少なくとも海側に電源を置いているとかあまりにも幼稚なことを福島原発はしていたわけですから、そこはきちんと見ておかないといけないと思います。

今回津波が来ても福島原発ですら冷温停止はきちんと行われたわけですから、その後の電源喪失や弁の異常等がなければこういった事態には至らなかったわけですから、そうならないための方策をきちんと立てて今回以上の揺れが来ても津波が来ても大丈夫にすれば、条件付ですが原発も容認しますね、私は。

ただ、コスト的に見合うのかを考えると専門家じゃないのでわかりません。

太陽電池にしても今ある方法でシリコンを作るんじゃなくて、TVでもやってましたが鉄鉱石の精錬と同じような仕組みで石や砂からシリコンを製鉄所で(製シリコン所とでも言うべきかw)大量に作る方法が開発されたら、それこそ安価な太陽電池が期待されてかなり有望になります。

こっちの方向での研究にもっとお金を出して実証炉を作ったらいいんじゃないかって思いますけどね。

あくまで原発は過渡的な発電方式だと思いますが、再生可能エネルギーへシフトするまではその莫大なエネルギーを有効活用すべきだと”冷静に”(笑)思います。


61. 2011年6月24日 10:05:43: B22FLJw4cw
>12 さんへ

原発が地球を破壊。

お金が大事か?
人間も含め生態系の生存が優先か?

原発から排出される莫大な温排水。54基の原発から毎日捨てられる熱を合計すると、ほぼ1億キロワット=広島型原爆100発分の熱。原発は温排水をもって環境を破壊している。

水温が上昇する分だけ大気に放出される。よく冷えたビールや炭酸飲料はそれほど炭酸ガスを発泡しないが、ちょっと暖まると吹きこぼれやすくなるのと同じ。

原発は二酸化炭素を減らすどころか、増やすことにもなり得る。また、温排水によって直接的な熱汚染(温暖化)をもたらしている可能性がある。

フランス、アメリカの熱波は原子力発電所の問題でもあった。
フランスでは原子力発電所を58もっていて、フランスの総電力の約80%をまかなっている。

この内の37の発電所は川辺にあり川へ冷却システムから排水している。

熱波により川の流量は減少しているところへ、
原子力発電所からの温水の排水は川の生態系へ影響を与える。

フランスの国家調査委員会は2003年8月21日と9月3日に
『原子炉から排出される温水は川の生態系に有害となる
可能性があるアンモニア化合物の濃度を高める』と警告。

もはや原子力の温排水は異常気象の発端とも言える。


62. ケロリン 2011年6月24日 11:46:16: 6aICm6xzPa6aE : OYXZNtmeUE

>12. 2011年6月22日 16:25:18: hErVTsN6xQ ・・・よ。
>51. 2011年6月23日 23:09:27: NRvAM7Ti0k ・・・よ、
けったいなヤカラが、うじゃうじゃ、湧き出てきたな?

>CO2を出さないクリーンなエネルギーとか言って”原発推進” ・・・は、
どこぞの国民の主張なのか?・・国民挙げてのシュチョウなのか?
利権屋の宣伝コピーだろが?
・・・これは、解決してるのか・・・?


>大変なエネルギー的欠損を生じることになる ・・・・
どこぞで吹き込まれた、丸のみ鵜呑みの猿芝居データを
信じてるんだ?

>骨とう品の<赤軍>まで出てきたな・・・?
むかし、漫才の骨とう品『捨て丸』・・というのが居ったな?
ツツミ叩いて、漫才する・・・思わず、思い出したな・・・。


絶望的だな、・・・・この国も・・・・
・・・・・
時間がないので、もう一度、明後日に、
上記コメントの<猿回し意識>問題に取り組む・・・。



63. 2011年6月24日 12:17:15: dqdlNDNBbA
>>57さんへ
今の化石エネルギーで間に合うという試算が出てます。
実際今3分の1の稼働で電力全体の15%のシェアを占めてる原発の電力を使わなくてもなんとかなってるわけで、残り15%も今ある自家発電を買い取れば間に合うと広瀬隆氏らも主張されてるわけです。要は法を変えるだけで対処できると。
川内議員はこのまま普通に高校野球見大丈夫ですよと。
それによる経済への影響はあるかないか、確かにあるところもあるでしょう。
けれど仮に経済に影響があるとして、それと起こるかもしれない原発事故とどっちが問題と考えるかと。
明日大地震が来ても事故を起こさない対策が十分だと示されない上、
廃棄物の処理も確率しておらず、事故起こした際に事故の収束方法も
賠償保険も明示されてないのに、
このまま安全だから稼働大丈夫という根拠もないです。
原発維持をいう方々がどんな規模の地震が来ても、
絶対事故を起こさないという根拠を示してから
稼働させるのが先だと思います。

止めるリスク止めないリスクどちらもあるなら、
経済より、国土、生命、子供達の未来へのリスクが少ない方を選ぶのがいいだろうと。

福島の農家の知り合いは、絶対もう原発をやめて欲しいと。
我々は電気がなくても暮らせると。
都会が原発を使うのに、田舎に押しつけないで欲しいと。
それは我々が原発の電気を使って、福島に迷惑をかけた以上、
せめてそれを使わない方向にというのが使った人間の償いではないですか。
福島に汚染されたがれきを持ってくるなら、もう原発のゴミは作らない
というのを担保にしないと、福島は永遠に核ゴミ処理場になるからと。

ところで、今日学校お休みですか?勤務時間中では?
本当に学校の先生なら、子供達の健康、保護者の気持ちを考え、
リスク管理のできない原発で経済への影響を心配するより、
子供達に安全な国土を残すこと、子供の健康のことを考えてほしいものです。

世の中同じ方向にヒステリックに流れて行くこと自体は警戒すべきだと思いますが、諸外国に比べて日本はこれでも全然冷静過ぎと、デイブスペクターに呆れられてるほど。それが玉砕するまで戦ってしまう日本人、一度進んだら後戻りしない(常温核融合もそうでしたが)、どちらかというと暴走をやめられないことの方が
日本人の問題なのではと個人的には思います。


64. 2011年6月24日 12:32:42: dqdlNDNBbA
>実際今3分の1の稼働で電力全体の15%のシェアを占めてる原発の電力を使わなくてもなんとかなってるわけで、

<実際今3分の1の稼働で電力全体の15%が原発による電力、れでなんとかなってるわけで>
わかりにくいので訂正します。

水力、火力その他の電力で、必要な分は節電しなくても間に合うということです。
もちろん節電すること自体は、良いことですけど。


65. 2011年6月24日 13:53:43: 9VMzuSvn2s
42です。
核分裂による原子力発電、核融合による核融合炉発電どちらにしても、人類が手にできる究極の自然エネルギーです、いつかきっとこれらが主役です。
しかし、現在の原発は研究炉レベルの原発ですからこれを商業用として用いるのは間違いです、同様に原子力発電(核分裂発電)を放棄するのも間違いだからです。
化石燃料は意図的に価格が釣り上げられていますから、かなり大幅なコスト上昇はこの課税率で調整できると思われます。一方原発による発電は故意にそのコストの中に使用済み核燃料処理費だとか、地域へのバラマキ金だとか色々国も負担して隠している物を全部出せば電力単価はかなり高額になり、経済的に合わないと思われます。
ただ、太陽光発電とか風力発電とかで脱原発などと言っているのは、今度は自然エネルギーマフィアになりたい連中でしょう。本当に反対している人間を利用しますから要注意です。(こんな発電方法はまだ足元にも及びません。コスト的効率的にも)
だから、火力水力発電をを復旧し、揚水発電その他現存する自然エネルギー発電を組み合わせて原発を順次廃止(廃止より一部は実験炉として残すのが良い)それに比例してタービン発電所を地域単位で設置するような方式がいいのではないかな。
そして、核融合・核分裂・地熱・太陽光などなどの自然エネルギー研究とがん研究に多くの投資を行うことによって日本の産業は復活できる。周辺技術としては、光合成技術とか、遺伝子技術、蓄電技術などかなり裾の広く新型産業が広がっていくと思う。
きちんと考えられた原子炉はあるのかもしれないが、地震とか津波まで考慮した物は多分日本で考えるしか無いが今すぐには対応できないでしょうから、やはり現在稼働中の原発が止まった時点で取り敢えず一時終わりだと思います。
目の前の経済的には福島・浜岡・もんじゅ以外は稼動させる手もありますが、誰も責任を負えないから無理でしょうね。

66. 2011年6月24日 18:25:01: QLVWuBsTdw
小沢一郎と小出裕章の共通点?
何を馬鹿なことをいう
歴史的にものをみるべし
小沢一郎と小出裕章の共通点は小さなものでしかない

67. 2011年6月25日 01:54:38: 5DDlEaqU2o
38です。

57さんが、私のコメントに言及しています。
57さんの意見には、「脱原発」を批判する一つの典型的な型が出ていると思います。脱原発運動は、原発に反対するだけで、廃炉によるエネルギー欠損への対応、脱原発後の経済、社会の内容を提出できていない、という批判構造です。確かに「まじめに」考える人がしばしば陥りやすい論理構造かもしれません。
そのため、この点を中心に、57さんへの回答の意味も含めて意見を書いておこうと思います。
なかなか短くまとめられず、少し長くなってしまいましたが、コメントの流れの後の方に来ているのでご容赦ください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

57さんは、私のコメントに対して、次のように書いています。

《38さんへ
私が「冷静さを欠いているのでは?」と言っているのは小出先生を初めとする従来から原発の安全性に疑問を持って批判してきた方に対してではありません。マスコミ報道に乗っかって何も考えずに原発怖い!やめちまえ!と言ってる輩に対してです。

TVなんかに出ているにわか脱原発論者は眉唾物であるとハッキリと言わせてもらいます。

彼らは現実をどういう風にして理想的な状態に持っていくのかについてほとんど関心がありません。単に時流に乗って理想論を語っているだけに過ぎません。皆に心配を振り撒く原発なんかはなくなってしまえばよいという気持ちは十分すぎるほどわかります。だからと言ってその方法論が即時廃止ですか?

いろんな方がいろいろと仰ってますけど、経済への影響はないというほどの説得力のあるものは何1つありません。

太陽光発電の面積とバーターで1基、2基・・・とそれこそ計画的に廃炉にするのなら、そのプロセスをきちんと示した上で初めて現実的な脱原発政策になるとは思いますけど、そういうプロセスが何1つ示せないのに即廃炉ですか?》

ここまでが57さんの意見抜粋です。

まず簡単なところから。
57さんは、「マスコミ報道に乗っかって何も考えずに原発怖い………と言っている輩」にこだわっておられるようです。しかし、マスコミ報道が原発や放射能安全派と脱原発派とをどうあつかっているのか見るだけで、こんな論議が皮相なものであることはわかるはずです。
俳優の山本太郎という人が脱原発を表明して、TVと上手くいかなくなったり事務所をやめたという話が投稿されています(私は、申し訳ないながら、山本太郎氏を知りません)。この事実を追ったわけではありませんが、脱原発を表明すれば、このようなことが起こる(あるいは、そうした話がでてくる)のが現状です。原発推進や放射線安全を言って、それゆえにTVを干された話など聞いたこともありません。
原発反対派にも推進派にも、どちらにも「軽薄」な人「眉唾物」はいます(「軽薄」「眉つば」をどうとらえるにしても)。しかし、歴史的に強力で分厚く、今もTV局に擁護されているのがどちらなのか、いうまでもないことです。
被災地のボランティアの中には、「取り仕切りや」が居て、各地で弊害を生んでいることが伝わってきます。こうした者がかなりいるようです。しかし、だからといって、真摯なボランティアが多くいること、ボランティアの役割、ボランティア経験による人々の成長などの要素をぬりつぶして、「取り仕切りや」のマイナス要因にボランティアを代表させるのは暴論でしょう。
反原発運動は、地元などで、圧倒的な原発安全の宣伝の中、賛成派の日々の圧力を受けながら、原発の危険を感じ、調査や申し入れなどを繰り返し、地を這うような抵抗を続けてきた多くの現地住民や、京大6人衆のように冷遇されながら当たり前のことを貫いてきた人たちなど、多くの人たちに支えられています。
「TVに出るにわか脱原発論者」に、脱原発論者を代表させて、脱原発論者は冷静さを欠いている、などというのは、それこそ冷静さを欠いているとしか思えないのです。

失礼。前置きが長くなってしまいました(笑)。
次の点が一つの核心になると思います。
57さんは、一貫して、脱原発による経済の影響を問題にとりあげ、脱原発派は「現実をどういう風にして理想的な状態にもっていくのかについてほとんど関心がありません」と一方的に断じています。この捉え方です。

第一に、57さんによると、論理上は、脱原発ではない現在が経済的に「理想的な状態」であることになります(だから、それを壊すには、別の「理想的な状態」が必要ということになるのですが)。
一体、どこが理想的なのか?………と思います。
原発に限っても、原発にかかわる利権、それを守るための電力会社、政府機関の癒着と極度で深刻な内容の隠ぺい体質、交付金が生み出した膨大な「箱もの」など、どこが理想的なのでしょうか。加えて出口の見えない放射能汚染です。
小泉改革の「聖域なき構造改革」時代にも、原発関連の「箱もの」などは聖域として批判の埒外に置かれました。そして(原発だけが理由でないにしても、それも重要要因ととして)電力会社は世界有数の地域独占体制を保持しています。これが理想的とでも言えるのでしょうか。
そして、このようなシステムを抱えた社会が、年間3万人以上の自殺者や先の見えない多くの非正規雇用、失業などを生み続けているのです。

第二に、脱原発派は「時流に乗って理想論」を述べているだけだということですが、「脱原発」が意味するものは、「理想論」ではなく、原発の無い状態=「より悪くはない状態」「最悪を避けること」を求めていることです。理想を求めるために脱原発を言っているわけではありません。
この基本の上に、「理想」を追求する人もあれば、「さほど悪くない状態」を目指す意識の人もいます。
いずれにしても、「理想論」があるから脱原発なのではなく、脱原発の上にさまざまな追求方向があるということです。57さんの捉え方は逆転しています。

第三に、脱原発派は、廃炉による電力欠落を補完する方法、プロセスなど考えずに全炉廃炉を主張すると言うところが、57さんにとって、とりわけお気に召さないところのようです。
しかし、もともと、電力不足キャンペーンは原発推進のための電力不足演出の面を多分に持つものでした。「計画停電」の怪しげな経緯も共通するところがあります(計画停電については書きたいことが山ほどありますが、ここでは省略します)。そして、今では、電力会社、政府などの、この点についてのデータをすべて真に受ける人は、相当のお人よしと言わなければなりません。私は、この点は63さんなど多くの人が指摘してきた内容で、この論議としては充分だと思っています(これは、さらに具体的な内容にしてゆく課題を持ちます。脱原発派にとって、このことは、少しも困難ではありません。これまでも、幾度も、いろいろなところで論じていますが)。
そして、後で触れるように、廃炉のプロセスを脱原発派が予定表のように出すことなど不可能で意味のないことなのです。

見方によれば、57さんの論議は、第三が中心で、ここに始まりここに終わると言えないこともありません。
しかし、57さんの論議の中には、脱原発運動を、反対・否定だけで対置する内容が出されていない(関心がない)と受け止め決めつけてしまう(つまり誤認する)論理構造があります。「彼らは現実をどういう風にして理想的な状態に持っていくのかについてほとんど関心がありません」という主観主義的な(誤った)捉え方です。
これは、脱原発運動への批判者にしばしば見られる捉え方です。観念的でなく現実的でなければならない、と自認する人などが、よくこうした思考法をとります。そのため、ここでは、この点を中心に、少し触れておきたいと思いました。
57さんの論理に見られるこうした「現実的」「具体的」思考は、しかし、57さんの主張の最も現実離れして誤っているところなのです。

問題の中心は、次の点にあります。
原発継続なのか脱原発なのかは、並立する二つのプラン、二つのシナリオではないということです。
たとえば、57さんが原発継続を前提とした社会(経済)プランAを出し、私が脱原発の社会(経済)プランBを出して、(二人ででも、何かの委員会の場でも、国民投票でも、何でも良いのですが)A,Bのどちらがよいのかを突き合わせて理論的に検討し、57さんのプランが優れていれば原発を継続する、私のプランが優れていれば(翌月から、来年から、等々)原発すべてを廃炉にする―――57さんの「脱原発」批判は、こうした前提の上でなら、たしかに論理上は成り立つ可能性があります。
しかし、原発継続か脱原発かの選択は、このように、二つのプランを目の前に並べて、「どっちにしようか」というように選べる問題ではありません。
原発継続は、核技術保持や強い政策的動機、国際原子力商戦、電力資本、政府、大学ほか研究機関、原発立地地元などに広がる莫大な利権構造などによって、その利害・動機が強力に再生産させられ、支えられています。原発が存在する社会の経済プランが、他のプランと比べ、より優れているから原発を継続している、というわけではありません。
反対に、脱原発の立場から見れば、脱原発後の精密な青写真を出したところで、それだけでは、この構造を打ち破ることはできません。あるいは、より以上に、「脱原発」後のプランとは、一体、何を指すのかが、より根本の問題になるのです。
それは、57さんが、それだけを繰り返し言っているような電力供給量の問題だけではありません。むしろ、63さんなど多くの人が指摘しているように、「電力不足」は主な問題ではありません(といっても原発推進派は、このことを認めないので、これは留保しておきましょう)。問題は、「脱原発」とは、原発という発電設備がなくなることを意味するだけでなく、それに劣らず、「原子力村」という巨大な利権構造が打破されることを意味するところにあります。
「脱原発」には、たしかに、脱原発後のプランが求められるとも言えるのですが、それは、57さんが言っているような「原発を全部廃止しても”経済的に”全然大丈夫」なことを示さなければならない、といっただけで済む単純・簡単なものではありません。原発を中心に巨大に張りめぐらされた利権構造を転換すること自体、その実現に向けた政治・社会関係自体が、各局面で、大変なプロセスであり、シナリオそれ自体なのです。

原発村の利権は、その他の政・財・官などの利権構造と重なり絡み合っていて、区分されるものではありませんが、それでも、利権の独立した領域を形成しています。
脱原発とは、この利権を享受し死守しようとする強大な勢力とたたかい、それを突き崩すことを意味します。脱原発派の意向で、どの炉をどのように廃炉してゆくのかなどとのどかに計画を立てられるような状況ではありません(政治的に、重点や取り組み段階などを設定することなどもちろんあります)。利権の中には、一掃すればするほど良いものが多くあります。電力独占やその利権に群がる政治家、天下り団体、陰に陽にその支援を受ける大学・研究所、等々。他方、(これは利権というより生活条件と言うべき内容ですが)打倒するのではなく、別のものに転換するプランがより必要なものもあります。原発や関連企業、交付金を基礎に生活している地域の人々、原発労働者などです。その際、交付金で潤った地域も、少なくない地域が、年ごとに苦しくなり、そのため、あらたな交付金を求めて新規立地を求めると言う「中毒症状」に追い込まれていることは見ておかなければなりません。

これらの利権構造を、完全に、あるいはかなりの程度に突き崩したその後に原発廃止が実現するのか、あるいは、その構造・権力を多く残している段階で原発廃止が比較的短期・容易に実現するのか――実際に考えられるのは、この中間の様々な段階です。いろいろな条件の絡み合いで原発が速やかになくなれば、それはそれで良いことです。その際、利権構造は形を変えて生き残りやすいかも知れません。反対に、利権構造を打破するかなり徹底した運動の末に原発をなくすことになれば、利権解体の面では良いことですが、原発廃止の時期が遅くなることもあります。
この問題は、どちらがより良いのか悪いのかと単純に言えることではありません。
そして、脱原発の側から選択することも(ほとんど)不可能です。なぜなら、いうまでもなく、脱原発は、既得権に何が何でもしがみつく意図を持ち、そのための強大な権力・経済力をもち、政治家、マスコミ、研究機関、地域などを買収・動員して原発を推進し、反対運動を圧迫しとりしまる強大な勢力と対抗して、これを突き崩してゆかなければ実現できないからです。机上のシナリオ・予定表を精密に作ることで実現できるようなものではありません。自民党は、80年代初頭の大会で「原発反対運動断固粉砕」という異例とも言える敵意をむき出しにした文言を決議文に入れています。その一環ですが、原子力村は、原発についても、電力についても、情報隠ぺい、ねつ造を繰り返しています。脱原発派が「シナリオ」を立てるべき基礎のデータすら、闘争を通じてしか獲得できないのです。
どこから突き崩せるのか、これは強大な相手があることで、しかも、さまざまな条件、環境(例えば国際情勢他)にも影響されることです。脱原発の側から、この過程について、上述の性格を考慮せずに特定の「プロセス」「シナリオ」を描いたならば、絵にかいた餅になるだけです。
原発が全廃されれば、直接の意味での原発利権は消失します。これは、社会・経済の巨大な害悪の廃止を意味します。「理想」かどうかは別にして、良いことなのは間違いありません。
ただ、原発利権は、前述のように他の利権と絡まっているので、原発利権を廃止したさいに、他の利権も大きく突き崩れるのか、他はほとんど変化なしに生き延びるのか、そして原発利権が、どの程度、他の利権(たとえば再生可能エネの)に乗り移るのか、………どのような可能性も考えられます。できるだけ原発廃止と同時に利権構造全体を解体することが望ましいものの、これも脱原発の側からあまり選択できることではありません。ただ、確実に言えることは、特別の巨大さ、強力さを持つ原発利権を崩すことは、他の反社会的な利権を崩す糸口にもなり、その力を強めることにはなるということです。

「シナリオ」という意味では、原発利権構造を突き崩す闘い、局面のそれぞれが「シナリオ」の重要な内容です。
同時に、関連して、たしかに57さんが「心配」する経済政策も求められるのですが、それは、脱原発実現の時期的な見通し、脱原発がどのような社会・政治関係で実現することになるのかの見通し(当然、推定が多くの比重を占めます)に応じて、多くの可能性を想定しながら構想され、事態の進行によって変更されたり練り上げられたりしながら進むものになります。
脱原発に伴う「シナリオ」は必要です。しかし、求められるその性格は、57さんがいうように、一つの「シナリオ」で済むような生易しいものではありません。
そのために、経済の専門的な理解も非常に重要です。
私が、57さんの前のコメントにあった「経済のことを良く知っている人」に関して、経済学者の流れを上げたのは、このことと関係もしています。
今の社会は経済無策に近い状態です。予算は省庁縦割りでつくっているだけです。
脱原発運動が(広義の意味での)経済政策に習熟し、各局面で「プラン」をさまざまに提示できる力を付けることは重要で積極的です。その際に、「経済のことを良く知っている人」―経済学者の主流・大半が、(「原発安全」のほとんどの原子力学者と同様に)どうしようもない内容であることを踏まえておく必要があるので、経済学者の大筋の推移を書いたのです。
というのは、原発事故以前にも日本経済は出口の見えない状態に陥っていて、簡単な克服処方箋はない状況だったのですが、にもかかわらず、原発事故の有無にかかわらず、その打開方法を試行錯誤する必要はありました。そのためには、「どうしようもない」学者の見解も含めて、確かに「経済のことをよく知っている」人の作業も利用し(どの程度利用価値があるのかはそれぞれですが)、あらゆる内容を検討し、摂取できるものはしながら、新しいものをつくってゆく必要があります。そのためにこそ、そうした「経済学の権威」などに幻想を持つことなく、権威に左右されることのないように、その内容を批判的に捉えておくことが一層重要になってくるのです。彼らがどのように失敗し、論理破たんしているのか、その失敗の仕方、論理の誤魔化し方すら(たとえば、それを繰り返さないためにも)充分学ぶ必要があります。
繰り返しになりますが「経済を良く知っている」誰かに受け身で依存しようとする立場では、今後の社会を構想するような積極的なものは決して得られません。

脱原発後のプランの中には、原発廃止の過程で人々が変わることも内包されます。
原発やその利権構造と闘う人たちは、学習や経験を通じて、社会への理解を深めます。原発と闘ってきた人たちは、まず何より、政府、電力資本、原子力の権威などの情報自体を疑うことなしには何もできない状態でした。そして、政府やマスコミ、権威ある学者などの「原発安全」「放射能安心」の大洪水に疑念を抱かざるを得なかった人々は、マスコミなどを絶対化し受動的になる姿勢を変え始めています。この原発事故に際しては、(一部だけ報道されていますが)福島だけでなく東京も含めた多くの地域で、子供を持つ親をはじめ、協力して放射線量を自主的に測る活動が広がっています。人々が権力・権威に操作されず自主的に考え協力して自ら行動すること、そのような人が増え、社会で重要な役割を果たすようになってゆくこと………これは「シナリオ」の根幹にかかわることです。
原発の地元の大半は、建設をめぐって地域が引き裂かれていますが、それは、賛成派と反対派が「対等」に分裂したわけではなく、権力・財力を背景に持ち、利権につながるものも含む賛成派が、ときに警察権力などと一体になることまでして、反対派住民をいじめ、圧迫し、排除する動きなどを起こしてきました。脱原発は、こうしたことを終了させる条件です。それが、どこでも、すぐにきれい事で修復されるとは思えませんが、権力や利権を持たない脱原発派は、運動の中で成長させた自立・協力などの姿勢で、それを克服する条件を持っています(それを意識的に追求することが必要です)。

しかし、エネ不足にしないため軍隊派遣までも、などと発想できる57さんにとって、人々が自主性を強めること自体、嫌悪の対象なのかもしれません(そうでないことを願いますが)。そうであれば接点はありませんが、57さんのような人に教えられる生徒には同情します。

震災被害と原発被害とで、いずれにしても、日本社会・経済の落ち込みを避けることはできないでしょう。
今の社会・経済システムの中では、「少なくなってゆくものを分かち合う」ことは至難の業です。しかし、部分的でも、すこしずつでも、さまざまな領域で、人々が、それを心にとめ、いろいろな面からそこに接近する多くの人の自覚や活動を、支えの一端にしなければ、現在の隘路から脱却に向かうことは不可能です。その必要条件の一つである人々の自立と協力の経験は、脱原発のなかでも少しずつ培われていることは間違いありません。
経済の全体政策は、これにとどまるものでないとはいえ、こうした人々の変化を「シナリオ」の中の重要な位置に組み込み、また、それを促す「シナリオ」となることが必要です。

脱原発後がどうなのかの問題は、そこに向かう変革過程への評価と不可分です。原発利権を再生産させる巨大な力をそぎ取ってゆく双方の側の変化を考察の前提に置かず、脱原発後がどうなるかを論じ、相手がそのことに「関心がない」と決めつけても、積極的なものは出てくるはずもありません。
脱原発後の社会をめぐって、この点を大雑把に言うなら、原発を廃止してゆく社会的力、その変革過程で、「電力不足」(はたしてそうか?)なるものを克服することは可能です。「節電」も、原発推進のための意図的な「不足」の演出でないならば、社会の多くの協力を得る条件があります(先の計画停電のようなものなら不満が爆発します)。そして、原子力村が社会に貼りめぐらせてきた害悪が除去される分、社会がよりよくなりることは間違いありません。その利権構造の除去のされ方、脱原発を通じた人々の成長度合いによって、どれほどより良くなるのか、無数の場合が想定されますが。

57さんは、豊富な電力供給を豊饒な日本社会とダブらせているかのようです。しかし、今は、過剰消費が成長の循環に直結するような社会ではありません。
57さんは、充分な安全対策を講じたうえで、反対運動を軍隊で潰しても原発を稼働させると言っています。「十分な安全対策」(に限りなく近いものが仮にあるとして)、それにどれほどのコストがかかるのか。その方が、脱原発よりも、より以上に生産的でないコストがかかり、電気料金が際限なく高くなることは明らかです。十分な安全対策には、廃棄物処理、廃炉費用なども当然含まれます(42さんは、このコスト問題を興味深く論じています)。このことを考えるだけでも、説得力あるシナリオを持たないのは57さんのほうです。
57さんは、前のコメントで、原発をとめれば失業が増え、自殺者も増えると強調しています。57さんは、そのような人たちを生んではいけないという思いから、軍隊を使っても………となるようです。しかし、これが失業にさらされるような人たちへの救いになるのかどうか。ファシズムも2・26も、失業者・貧者などの救済を掲げていて、実際、それを真剣に考えて行動した人も少なくないはずです。しかし、その結果は、人々が軍の下に窒息させられ、軍に人権を奪われ生殺与奪を握られ、国内外に、日本人、外国人を問わず、無数の屍をさらすことでした。特権、権益を背景に事実を隠ぺいねつ造し支配する権力を認めることなく、それに対する人々の自主的な判断、闘い、相互扶助などの成長とともに想定される「シナリオ」でないならば、そんなものは、いくら失業者のため、自殺者を救うため、などと(かりに主観的に)思っても、人々にとって、救済になるものではなく、良いものをもたらすものではありません。
 (それにしても、電力不足が戦前のような統制経済を招くと心配する(34)57さんが、軍隊を派遣してでも、などというのは、なかなか理解しづらいところですが)

 ・・・・

57さんと私の論点は、電力供給問題の面で言えば、63さんなどがあつかった論議領域で充分とは思います。

しかし、57さんが提出した考え方は、いわゆる「政策対置」などと言われる論議とも結びついていて、かつて、反政府運動に対して「反対ばかりしているだけではだめだ」という批判の「切り札」になったものと共通しています(「反対ばかりで硬直している」という批判も、またその同じ批判ばかりで非常に硬直していたのですが)。
かつての「反対運動」の問題点は、これとは別のところにあります。ただ、これ自体の論議はここでは省略します。
57さんの主張は、「反対運動」を抑え込む一つの典型的な、定型化された論議なので、これに触れました。

長くなってしまったことをお詫びし、この「プロセス」「シナリオ」問題の論点だけでひとまず終えます。


それから、先に40さんに、過分な評価をいただきました。冷や汗ものですが、力づけられます。

                                                                 (以上)



69. tori 2011年6月25日 19:44:10: UZRS09uO9ID6M : srVqH2oO7c
経済のことはよくわからないけれど、経済のためって言うんなら、ちゃんと経済的に自分のケツ拭く準備をしてからやってね。つまり、今回の放射能汚染による被害の補償額を払えるくらいの保険に加入してその掛け金払っても採算がとれるなら原発で事業やりゃいいんじゃない!そんだけのコストかけて原発で発電した電気を使って経済活動をやれるもんならやってみろって。なにかあったら、「想定外」って国に泣きつくのはやめろよな。

それから、安全だってんだから、是非東京湾でやってね。都庁の地下でやってくれてもいいよ。地産地消!


70. 2011年6月26日 11:10:32: Sugy8AfELo
原発を賛成な人がいる。

東北地方にこんな莫大な被害を出しも本当に思うの?
原発コストは、燃料再処理や廃炉を加えると高い?
飛行機が墜落しても原子炉は安全とは本当?爆弾でも?

リスクを商売にしている企業関係者が言うなら分かるが・・。理解に苦しむ。

国民生活が第一。小沢総理の早期実現を望む。
ほかに誰がなっても日本は救われないね。
真実は少数意見に在りと歴史は語る。マスコミに洗脳された国民が情けない。



71. 2011年6月28日 19:39:29: g2XSSuQXyM
小沢一郎と小出裕章がつながっている?
寝ぼけているのか?、七転八起は。


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