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ズル菅延命工作 仙谷・枝野切り小沢接近のウルトラCも
(日刊ゲンダイ2011/6/18)
週明け内閣改造は序の口
◆裏で画策する寝業師は…
誰も続投を望んでいないのに、あくまで居座るつもりのズル菅。きのう(17日)の参院復興特別委員会では、福島第1原発の廃炉に関する法整備の検討に入ったことを明らかにし、周囲をのけぞらせた。廃炉には10年単位の日数がかかるといわれているのだ。生きている限り、政権にしがみつくつもりなのか。
とても正気とは思えないが、来週にはプチ内閣改造も断行するという。内閣改造は政権浮揚の常套手段だが、退陣する首相がやることではない。
「20日に復興基本法が成立するので、直ちに復興担当相を任命するというのが大義名分です。同時に、小幅の入れ替えもやる。支持率と求心力のアップが狙いです」
菅に近い議員は、こう息巻くが、これだけ民意が離れてしまったら、何をしてもムダ。小手先の改造で早期退陣論を封じ込められるワケがない。それどころか、現閣僚が我先にと沈み行くドロ舟から逃げ出す可能性もある。ポスト菅を狙う野田財務相や、世論に敏感な蓮舫行政刷新担当相あたりは、留任を固辞してもおかしくないのだ。
そんなところに、仰天情報が飛び出してきた。「一発逆転のシナリオがないワケではない」と、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏がこう言う。
「この週末、菅首相は国民新党の亀井代表と会うことになっています。内閣改造を目前に控えたこのタイミングで、わざわざ会う意味は大きい。亀井氏は、内閣改造にあたって仙谷・枝野の両氏をはずし、小沢氏を取り込むよう進言するでしょう。菅首相がこれに乗れば、潮目が大きく変わるかもしれません」
スーパーリアリストの菅は、延命のためには何だってやる男だ。ここまで追い詰められたら、小沢の力を借りるしかないことも薄々分かっているだろう。だが、無能なくせにプライドだけは高い菅が、今さら小沢に頭を下げることなんて、できるのか。
「そこで亀井氏の出番なのです。復興担当相での入閣が有力視されていますが、復興担当相には枝野氏を横滑りさせ、亀井氏を官房長官に抜擢するプランもある。亀井官房長官なら大連立も視野に入ってくるし、場合によっては小沢グループを取り込むことも考えられます」(鈴木哲夫氏=前出)
◆“脱トロイカ”派の排除も
党内からも「辞めろ」の大合唱で四面楚歌の菅にとって、亀井は数少ない“味方”。寝業師の亀井を政権中枢に迎え入れれば、自らは手を汚さずに、小沢系の取り込みや多数派工作を一任することもできるのだ。さらに、こんなウルトラCまで囁かれている。
「いま盛んに菅降ろしを画策している“脱トロイカ”派の排除です。党内では、“脱トロイカ”の仙谷一派には“トロイカ復活”で対抗すべし、という意見もある。もし復興担当相を打診されたら、被災地の岩手県が選挙区の小沢さんは断れないでしょう。鳩山前首相にも何らかのポストを用意して、トロイカ体制が完全復活すれば、仙谷、枝野、岡田といった“異分子”は追いやられる。菅首相の党内基盤は一気に盤石になるのです」(民主党中堅議員)
国難に直面して権力抗争を繰り広げる永田町の政治家たち。本当にツケる薬がない。
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