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2011/06/19(日) 06:51:14
「今より悪くはならない」
被災地のことではない。
福島原発のことではない。
菅直人の置かれた状況である。
首相の退陣時期明確化、岡田氏ら辞任と引き換えに説得へ (asahi.com 2011年6月18日)
http://www.asahi.com/politics/update/0618/TKY201106170715.html
民主党執行部は、退陣表明した菅直人首相に近く具体的な辞任時期を明らかにさせるため、岡田克也幹事長、仙谷由人代表代行、玄葉光一郎政調会長らが自らの辞任と引き換えに説得する調整に入った。赤字国債の発行を可能にする特例公債法案などについて野党の協力を得て成立させるには、首相の辞任時期の表明は不可欠と判断した。
「お前らの薄汚いクビなど欲しくない」と叫ぶのは菅直人である。
岡田や仙谷や、まして玄葉などというチンピラのクビに何ほどの価値があるか。
それならいっそ、こちらからクビにしてやる!
いまごろ菅はそんなことを考えているかもしれない。
内閣改造の時期を計りながら、新閣僚の人選など鉛筆をなめてニヤニヤしているかもしれない。
「若くてイケメンの子がいいわ」なんて横から伸子が指示しているかもしれない。
一般の国民が菅直人の正体を知らなかったのは仕方がない。
しかし仙谷や岡田やその他大勢は、菅直人と一緒になって小沢一郎追い落としを図った奴らである。
菅がこれほどのバカでキチガイであることを、知らなかったでは済まされない。
お前たちがあれほど応援した菅直人を、今度はみんなで引きずり落とそうと躍起になっている。
あれからまだ9ヶ月しかたっていないではないか。
”自分のクビと引き替えに!”などとバカなことを言ってる前に辞表を出せ!
自分たちののクビの価値がいかほどのものかそのとき思い知るだろう。
「支持率1%でも辞めない」と決心した男は強い。
かつては「声なき声」や「天の声」が聞こえた総理大臣がいた。
菅直人の場合は、「聞こえるのは妻の声だけ」であろうか。
それにしても菅直人がこれほどの粘りを見せるその原動力は一体何なのだろう。
国会答弁のときの、弱々しく自信なげな口調。
言い訳と言い逃れに徹し、相手を説得しようなどという意欲など微塵もない。
まるで針のむしろに座っているかのような日々であろう。
何がおもしろくて総理大臣にしがみつくのか?
権力欲?
それだけではなさそうだ。
嫉妬と憎悪。
自分を降ろそうとする者に対する憎悪。
自分が辞めた後に総理の座につくであろう者に対する嫉妬。
そして新年会にのこのこ出かけていって乾杯の音頭を取らされた屈辱。
始めは小沢一郎だけがその対象であった。
それが今や拡散を続け、手当たり次第になっている。
小沢一郎に向けられた憎しみが、今度は仙谷や岡田に向けられる。
菅直人は執念深いぞ。
小沢一郎でさえ苦しめられたのだ。
仙谷や岡田に堪えきれるのか?
菅のキチガイぶりはすでに多くの国民が知っている。
しかし知らない人も少なくない。
菅内閣の支持率は今でも20%を超えている。
菅夫婦にとっては十分すぎる支持率である。
二人で、「長期政権もあるわね」なんて馬鹿な夢を語り合っているかもしれない。
過去にはこんな数字もある。
(1) 竹下 登 4.4% 自民党大敗北
(2) 森 喜朗 9% 自民党大敗北 加藤の乱
(3) 宇野宗佑 10.1% 自民党大敗北
(4) 宮澤喜一 10.3% 自民党が壊滅的大敗北 新党続出
(5) 田中角栄 10.6% ロッキード解散で大敗北 新党誕生
(6) 鈴木善幸 15.8% 意味不明解散で大敗北
(7) 佐藤栄作 17.3% 「おまえら記者ども全員出てけ」で解散総選挙で大敗北
NHK調査 内閣支持率25% (2011.6.13)
http://blog-imgs-47-origin.fc2.com/y/a/m/yamame30/K10034993711_1106132124_1106132130_01.jpg
菅の粘り腰に比べて、菅降ろし陣営の不甲斐なさばかりが目立つ昨今である。
しかし、たとえ菅を降ろしたとしても、後に控えている奴らの顔を見ると、とても応援する気にもなれない。
いっそ菅直人に、”岡田降ろし”、”仙谷つぶし”、”民主党のゴミ掃除”をやってもらおうか。
最後に残った菅直人を片付ければ、メデタシ。
キチガイとゴミの戦いの有様は、次の産経の記事で楽しめます。
・菅降ろしをめぐる「ネズミと亀」の競争 (産経ニュース 2011.6.17 )
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110618/plc11061818000009-n1.htm
・死に体内閣が与野党振り回し、補正・人事とやりたい放題 (産経ニュース 2011.6.15)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110617/stt11061702000000-n1.htm
・「それいいね」と延命への「口実」に飛びつく首相 小沢氏は泡盛飲みながら「早晩退陣だ」 (産経ニュース 2011.6.18 )
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110615/stt11061500220001-n1.htm
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