http://www.asyura2.com/11/senkyo115/msg/349.html
Tweet |
民主:退陣時期の早期表明要請へ 「辞表」盾に首相説得
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110619k0000m010113000c.html
毎日新聞 2011年6月19日 2時32分
民主党執行部は18日、特例公債法案の成立に向け、菅直人首相に退陣時期を早期に表明するよう求める方針を固めた。自民、公明両党が首相の退陣が不透明なことに反発を強め、同法案成立に向けた与野党協議に影響が出ているため。岡田克也幹事長や玄葉光一郎国家戦略担当相らは、首相が応じない場合は党役職などを辞任して退陣を促す考えで、既に自公両党に伝えた。19日の政府・民主首脳会議で岡田氏らは、退陣時期を表明するよう首相を説得する構えだ。
玄葉氏は18日、福島市で記者団に、自公両党との協議に関し「政策だけで打開するのはそう簡単ではない」と指摘。「(首相が退陣時期を明確にしないことが)3党合意の妨げになっている」と述べ、早期の退陣表明を求める考えを示した。
15日の民主、自民、公明3党の幹事長会談では、民主党の安住淳国対委員長が「私と岡田さんで『菅降ろし』をする。できなければ2人とも辞表を出す」と表明。その後、玄葉氏も自民党の石破茂政調会長に、3党の協議が整っても首相が退陣時期を表明しなければ閣僚や党役職を「辞任する」と伝えた。
首相が再生エネルギー法案の成立に意欲を示すなど、野党側には首相の早期退陣への疑念が広がっているためで、特例公債法案成立へ野党協力をとりつけるには、退陣時期を明確にする必要があると判断した。
一方、自公両党には「政争優先」との批判をかわすため、民主党に退陣工作を委ねた方が得策という計算も働く。
自民党の石原伸晃幹事長は18日、山口県宇部市での講演で「岡田さんは腹をくくっていると信じる。(首相と)刺し違えるつもりかもしれない」と後押しした。【大場伸也、念佛明奈】
◇
玄葉氏「首相辞めないなら閣僚辞任」刺し違え作戦の行方は…
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110618/plc11061821390014-n1.htm
2011.6.18 21:38 産経新聞
玄葉光一郎国家戦略担当相(民主党政調会長)が、首相が退陣時期を明確にしないなら閣僚を辞任する意向であることが分かった。自民党の石原伸晃幹事長が18日に山口県内で行った講演で明らかにした。土俵際で粘る首相と、辞表片手に刺し違え作戦に出る閣僚−。政権内部の駆け引きはさらに激しくなってきた。(坂井広志)
「玄葉氏が(自民党の)石破茂政調会長に『子ども手当修正の3党合意を首相に持っていき、首相が辞めないと言ったら私は辞表を出す』と言ったそうだ」
石原氏の講演は“暴露大会”の様相を呈した。
民主党の岡田克也幹事長については「『暇になるから、これからもよろしく』と言った。首相と刺し違えるかもしれない」とあおり、仙谷由人官房副長官が「『辞める、辞める』と言っている」とも明かした。
玄葉氏が目指すのは、自公両党と子ども手当見直しで合意した後、平成23年度予算執行に必要な特例公債法案の成立に両党の協力を取り付ける段取りだ。
子ども手当は民主党内の異論を封じ込め、野党案を丸のみしてでも合意したいところ。ところが首相の退陣時期がネックになり、合意に向けた話し合いも進まない状況だ。
発言を暴露された玄葉氏だが、18日に福島市内で真意を聞かれると「内々で話しているのでお答えは差し控えたい」と否定しなかった。それどころか「(首相の退陣時期が決まらない)政治状況が妨げになっている。政策だけで打開できるかといえば、そう簡単なことではない」と首相を突き放した。閣僚辞任をちらつかせることで、首相に早期退陣を決断させようとしているのは明らかだ。
岡田氏も発言をエスカレートさせた。18日には3次補正予算案の規模や提出時期について踏み込んで言及。「首相がいつ辞めるかとは別の問題」と述べるなど、誰が首相でも補正予算の必要性は同じといわんばかりだった。
だが、こうした光景も首相にはどこ吹く風だった。
18日には東日本大震災で液状化現象が起きた千葉県習志野、浦安両市を視察し、震災対策にかける意気込みをアピール。浦安市内で行われた地元首長らによる被害状況の説明会ではこう言ってのけた。
「政治は政治でいろいろあるが、そういうことを超えて、あらゆることはお互いに乗り越えて努力しあえるものだと思ってます」
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK115掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。