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菅の異常性には遂に一座も付いて行けなかったのか。ゲンバやらオカダやらが辞任してでも、或いは刺し違えてでも菅に辞任時期をハッキリさせると言っているそうだ。センゴクも辞任したいみたいな事を洩らしたと言う。
菅の元気一杯と比べて一座の顔色は悪い。何でこんな事になったのか。菅と一座は反小沢でがっちり結びついていた筈。本当にこの亀裂が本物なのかまだ少し疑わしい。どこかでまだ連携しているのではないかという疑念がある。でも一方で、菅の異常性に付いて行けなかった一座という考えも捨て切れない。
私は菅は旧体制最後の首相という考えを持っている。菅はそんじょそこらの「最後」ではないのだ。菅は小沢に匹敵する「突出」を持っている。この突出があったからココまでの裏切りをやり通せたのだ。菅の個性無くしてできない相談だ。菅をコントロールできているのはカカァだけだ。この夫婦はチャウシェスク夫婦並みである。凄いよ。
菅の背後にはカカァがいる。菅は2人いる。凄さも二乗だ。
こんな菅の行動には誰も付いて行けない。いよいよ退陣が迫って来た時、一座のポスト菅の動きを「菅二乗」はどう思うか。菅にはもう民主党など存在しない。無くなっても平気の平左。どうせ次の総選挙じゃ大敗北は必至。ポスト菅に一体何の意味がある。「菅二乗」には今が最高であり、一日もそのままでいたいという事だ。
思い切って今を楽しむ。どうせ最小不幸社会しか目標は無かった。自分達の最大幸福をトコトン追求したい。菅二乗はそう思うだろう。
ある意味似た心性を持つ孫正義と意気投合し、自然エネルギー推進にのめり込み、トコトン延命したいと菅二乗なら考える。政権交代の国民の夢を木っ端微塵に破壊した罪悪感払拭にも好都合だ。孫は今の菅二乗には重大な存在なんじゃないか。
菅一座は反小沢で磐石だったが、ポスト菅の所で菅と一座に亀裂が生じた。菅にとっては民主党も一座も菅二乗の最大幸福追求の為の道具に過ぎなかった。菅は一座に対してもしかしたら侮蔑の念を持っているかも知れない。左翼系の仲間割れは壮絶だ。
菅は自然エネルギー推進で市民運動家の原点回帰の思いになっているだろう。国民に奉仕したいという願望はあるだろう。震災復興にも全力を挙げたいという思いもあるだろう。それらが全て延命に寄与するからますますヤル気になる。
一座と菅は今決定的に亀裂が生じた可能性はある。一方で反小沢でまだそれぞれが演技している可能性もある。果たしてどっちだろう?
亀裂の可能性が大きいかな。菅には誰も付いて行けない。菅二乗となれば尚更。やはり菅は旧体制最後の首相だ。究極のパフォーマンスを見せてくれるのではないか。壮絶な最期という事にもなり得る。
次週は色んな事が起きそうだ。内閣改造、両院議員総会。果たして菅のパフォーマンスは我々を仰天させるか?
鳩山は? 小沢は?
菅という人間は日本国民に様々な事を考えさせるよ。ある意味で重要な役割を担わされているのかも知れない。興味深い男であるはあるよ
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