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日本の政界をなお揺らがす小沢一郎氏とはそもそも何者?政治家なのか、政治屋なのか。権力亡者なのか、改革家なのか
この基本を問いつめた英文の本がアメリカとイギリスの両国で刊行されました。小沢一郎氏の初めての英語での伝記です。
【ワシントン=古森義久】 米国ワシントン在の日系米人ジャーナリストによる初めての英語での小沢一郎氏の伝記が米英両国でこのほど出版された。同書はいまや刑事被告人とまでなった小沢氏の政治面での複雑な動きが単なる権力欲からなのか、あるいは特定の政策推進を目指すからなのかを問い続け、政策面での動因を強調した。
同書は「日本の政策企業家と選挙=小沢一郎政治伝記」と題され、米英両国で5月に発売された。出版は両国に拠点をおくラウトレッジ社。著者はクリスチャン・サイエンスモニターやニューヨーク・タイムズなど米国大手紙の記者として長年、活躍した日系米人の岡孝氏でイギリスのオックスフォード大学に出した博士論文を基礎としている。
岡氏は1990年代から小沢氏の国際問題顧問をも務め、直接の交流も深い。
同書は小沢氏の生い立ちから政界入り、田中角栄氏とのきずななどを追い、小沢氏の政界での動きの動機を一貫して「権力欲か、政策追求か」という観点から分析した。とくに小沢氏の基本姿勢について同氏の著書「日本改造計画」や小選挙区制度の推進に焦点を合わせ、「小沢氏は日本の政治では集団的コンセンサス志向から個人の意思による政策の競合での選択への移行を求め、米英両国のような政権交代が可能な二大政党制を実現することを意図した」として、小沢氏の特定の政策推進の側面を強調した。
同書は小沢氏の動きの最大要因を権力欲とする見方をも詳述しながらも、同氏が91年10月に当時の自民党の領袖から首相就任を求められても断わった実例などをあげて、政策傾斜の見方を優先させている。小沢氏の過去20年ほどの軌跡としては「失望が多く、成功は少なかった」と述べる一方、2009年8月の総選挙での民主党大勝を小沢氏の功績に帰した。
同書は小沢氏が検察審査会の議決で起訴されて、刑事被告人となった経緯を説明しながらも、なお同氏がこんごの裁判で無罪を獲得し、政界に復帰して、こんどこそは首相になるという可能性の予測をも記している。
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