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産経新聞 より
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110614/stt11061401070001-n1.htm
小沢氏 「ポスト菅」で主導権奪還宣言 「新リーダーをみんなで選ぼう!」
2011.6.14 01:05
民主党の小沢一郎元代表は13日夜、自らを支持する党所属の衆院議員約20人と都内の居酒屋で会合を開いた。
小沢氏は
「これからも自信をもって行動すればよい。新しいリーダーをみんなで考えて選び出していこうじゃないか」
と述べ、次期代表選をにらみ主導権奪還に意欲を示した。
会合は先の内閣不信任案の衆院採決で賛成票を投じ、除籍処分を受けた松木謙公衆院議員を励ますために開催。
終了後、松木氏は菅直人首相が居座ろうとしていることに対し
「もう無理じゃないか。(特例公債法案など)予算関連法案が通らないのに続投しようがない。1秒でも早く辞めたほうがいい」
と記者団に語った。
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東京新聞より
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011061301000982.html
米政権、判断先送りで不満伝達 TPP参加、日本に
2011年6月14日 02時07分
日本が環太平洋連携協定(TPP)交渉参加の判断を当初の6月から先送りしたことに、
オバマ米政権が「喜ばしい決定ではない」(ホワイトハウス高官)などと、複数の外交ルートを通じて強い不満を伝えていたことが分かった。
これを踏まえ、菅直人首相は5月末の日米首脳会談で「そう遅くない時期に方針を固めたい」と伝えた。
日米関係筋が13日、明らかにした。
米側は11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議でTPP交渉の大枠合意を目指しており、交渉参加さえ決断ができない日本に対するいら立ちが浮き彫りになった格好だ。
政府は5月17日、東日本大震災を受けた重点政策の組み直しに向けた「政策推進指針」を閣議決定。
TPP交渉参加については「総合的に検討する」との表現にとどめ、TPP実現の鍵を握る農業改革の基本指針のとりまとめも6月から延期した。
関係筋によると、ホワイトハウス高官はこの先送り決定直後、日本政府関係者に
「日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)や、日中韓自由貿易協定(FTA)は締結に向け議論が動いているのに、なぜTPPだけ動かないのか」
と不快感を表明した。
(共同)
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【私のコメント】
小沢一郎が動かないと日本は選択を誤る。
アメリカの圧力に対して対等にもの申すことができるのは小沢しかいない。
TPPに参加しても日本にメリットはない。
アメリカの輸出攻勢を利するだけだ。日本の農業は潰れる。
菅内閣は少数グループの野合に過ぎない。
菅直人は自分の力では首相になれないから、アメリカからの後押しで首相になっただけだ。
その周りにアメリカとのつながりが深い議員たちが集まって菅内閣を作った。
これは『対等な日米関係』を唱えた09年マニフェストを国民に何の相談もなく変更したものだ。
国民の信頼のない内閣が自滅するのは自然の理だ。
アメリカからの要求に押し切られないようにするためには小沢一郎の力が必要である。
鳩山グループとも組めば、さらにスムーズになる。
無能な菅直人やダーティな仙石などは、いったん表舞台から退場してもらった方がよい。
小沢一郎の言っていることは分かりやすいし、言ったことは実行に移す覚悟があるから、言葉に真実味がある。
小沢は菅のように軽々しいウソは言わない。
小沢が動けば震災復興も軌道に乗るだろう。
法案も通るだろう。
小沢は権力欲は自民党を飛び出したときにすでに棄てているのだから、どうしても収拾がつかないとき以外は自ら首相になろうとはしないだろう。(本来なら昨年9月の党首選で不正選挙がなければ首相になれたのだが)
今の小沢には首相への未練などはない。
そういう思いは熊野できっぱりと洗い流している。
小沢は権力への執着よりも、自分に与えられた『天命』を考えている。
自分を棄てる覚悟ができている。
菅のエセお遍路とは違う。
世界が大きく動いているときに、日本がどう行動すべきか一番よく考えているのは小沢一郎である。
自分のことを二の次に考えているから、世の中の動きが国際状況まで含めてまっすぐに視界に入ってくるのだ。
小沢一郎はロッキード事件以来、アメリカの動きをずっと見てきた。
『対等な日米関係』が命がけの仕事であることを知っている。
能力がないから従来どおりのアメリカ追従を選んだ菅直人とは大きな違いである。
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