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時事通信 より
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011061300390
「ポスト菅」前原氏が適任=自民・石破氏
自民党の石破茂政調会長は13日、TBSの番組に出演し、
菅直人首相の後任について、民主党の前原誠司前外相が望ましいとの考えを示した。
石破氏は自民党が協力できる次期首相の条件について
「(財政政策で)ばらまきはやめると言う人が第1。
第2は日米同盟についてしっかりした考え方を持った人」
と指摘。
その上で、
「(前原氏と)考え方は非常に近い」と語った。
(2011/06/13-14:10)
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【私のコメント】
石破氏の考えは10年遅れている。
日本がアメリカとの関係によって利益を得ていたのは、1970年代までの話で(本当は71年のドル・ショックからアメリカによる日本叩きは始まっていたのだが)、
80年代のプラザ合意といい、
90年代の金融ビッグバンといい、
00年代のリーマンショックとといい、
どれをとっても日本はアメリカから富を奪われてきた。
消費税が作られ、3%が5%に上げられ、預金金利はつかず、給料は下がる。
一方でアメリカの国債を買い、
アメリカの防衛費を負担し、
おまけにアメリカ発の不良債権であるデリバティブ(証券化商品)まで買わされている。
一体どれだけの日本の富がアメリカに吸い取られたかよく考えてみるべきだ。
それだけ日本人は疲弊しているのだ。
その一方で、日本のアメリカに対する輸出高は全体の二割にも満たない。
アメリカとの貿易はもはや脇役である。
今や日本最大の貿易相手国は中国である。
しかも今の中国は日本がアメリカによってバブル経済に乗せられたことを十分に研究している。
中国ではバブルは起こらないだろう。
そして将来は経済力でもアメリカを追い越すだろう。
中国を無視して日本の国際関係は成り立たない。
日米同盟一辺倒でやってきた結果が、今の日本のこの有様なのだ。
『日米同盟についてしっかりした考え方を持つ』ことだけではダメなのだ。
そのことを理解していない石破は日米同盟ボケである。
もっと広く世界を見渡せる人でなければならない。
ソ連の崩壊以来のアメリカ一極集中の時代はもう終わった。
イラク政策でも失敗し、
アフガンでも失敗し、
金融政策でも失敗したアメリカには、
もはや何も残っていない。
前原では自民党と何も変わらない。
いや自民党よりもアメリカ寄りなのが前原である。
これでは何のための政権交代なのか分からない。
石破はこんな時に前原を応援する日米同盟ボケだ。
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