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http://blog.kajika.net/?day=20110613
「お遍路に行きたいな、次の寺が『延命寺』と言うらしいんだよ」
菅直人首相は8日に民主党の若手議員と飲み会を開き、こう言って笑っていたそうです。菅首相は四国霊場88カ所巡りで、53番円明寺(松山市)まで参拝済みで、次が「延命寺」(今治市)にあたるとのことですが、いやはやなんとも…。
首相の椅子に座ると、周囲の追従や都合のいい情報しか耳目に入らなくなり、自我が肥大した揚げ句、自分がいなけりゃ地球は回らない、まして日本は沈没してしまうという妄想に囚われると言います。11日に岩手県釜石市を視察した際には「決然と生きる」と寄せ書きしたそうですが、もう何が何やら分からないのでしょう。
こんな状態を「裸の王様」というのでしょうね。菅首相は党内からの「やめてけれ」「やめてけれ」「やめてけ〜れ、カンカン」の大合唱もまるで聞こえない様子で、お盆以降も続投する構えを示しています。まさに、のれんに腕押し、糠に釘、であります。
そこで本日は、ここ1週間ばかりの新聞記事・通信社の記事の中から、「辞めろ」というのが当たり前の野党議員を除く、与党・関係者の早期辞任要求のコメントを集めてみました。もちろん、これは氷山の一角に過ぎませんが。
6日
日本経団連・米倉弘昌会長「自分が捨て石になり、日本の復興のために尽くしてほしい」(記者会見)
仙谷由人官房副長官「自民党や公明党に話して、内々の合意ができれば(退陣は)早い方がいい」(BS番組)
西岡武夫参院議長「菅首相が辞めるタイミングは2つ。即刻お辞めになるか、赤字国債を発行するために必要な特例公債法案を6月中成立させてから。それ以外にはない」(記者会見)
7日
大畠章宏国土交通相「早急に一つの結論をつけることが大事ではないか」(記者会見)
民主党の樽床伸二元国会対策委員長「政治空白を1日でも短くし、新しい態勢を早期につくるべきだ」(会合)
民主党の旧民社系グループの田中慶秋衆院議員「赤字国債発行法案成立を花道にすべきだ」(会合)
民主党の安住淳国対委員長「(党代表選は)7月上旬もあるだろう」(自民党の逢沢一郎国対委員長との会談で)
民主党の平田健二参院幹事長「2次補正どころではない。やらなければならないのは、民主党の新しい代表を早く決めることだ」(記者会見)
民主党の渡部恒三最高顧問「一番いい姿は早く辞めたいと(首相が言うこと)」(記者団に)
前原誠司前外相「トロイカの皆さんは民主党を政権交代に導いた功労者だが、そろそろ力を借りなくともわれわれの世代が、若い世代と一緒にやっていく形に変えたい」(BS番組)
8日
民主党の輿石東参院議員会長「(菅首相が主張した)12月まで(国会会期を)延長という話もあったが、もう一度、きちっと考え直さなければならない」(党参院議員総会でのあいさつ)
民主党の岡田克也幹事長「幹事長の仕事は2つ。(首相を)徹底的に支えることと辞めどきを間違えないようにすることだ」(会合)
9日
渡部氏「首相は1日でも、1秒でも早くお辞めになるべきだ」(記者団に)
日
連合の古賀伸明会長「この状況が続けば政治空白が1日1日とつながっていくことを懸念している」(菅首相との会談で)
日
仙谷氏「次のステップを踏むために身を投げ出していただくしかない。ある種のけじめをつけないといけない。政治が第2ステージに入っているのに、本人が無理に頑張り抜くと、本人のためにも良くない」(BS番組)
藤井裕久首相補佐官「(2次補正予算案の処理は)これは今の首相じゃないのかもしれない」(民放番組収録)
前原氏「特例公債法案成立など財源の道筋を示す意思がないなら、1日も早く辞めてもらいたい。政治空白が生まれる」(記者団に)
民主党の川内博史衆院議員「混乱の原因は菅さんだ。新体制をつくるべきだ」(民放番組)
日
仙谷氏「(6月いっぱいがめどかとの質問に)その辺で収斂していくのかなと感じている」(記者団に)
仙谷氏「菅首相が辞めることで公債発行特例法案の成立を(野党に)約束してもらうことが重要だ」(民放番組)
安住氏「公債法案を菅内閣で成立させるため、首相に早晩、決断してもらう環境づくりをしたい」(NHK番組)
渡部氏「早ければ6月、遅ければ7月だ」(記者団に)
…まあ、ざっとこんな感じです。こうしてみると、もともと菅首相の女房役であり、いまも菅内閣の高官である柳腰姐さんが強く早期退陣論を発信しているのが分かりますね。身近な場所で菅首相を見てきただけに、そのダメさ加減がよく理解できているのかもしれません。
ところで、昨日は新聞休刊日だったもので家族とドライブし、あるお寺に立ち寄ったところ、こんな御守りを見つけ増した。買い求めて菅首相にプレゼント…するわけもなく、「なんだかなあ」とつぶやきつつその場を立ち去った次第でした。
それと、講演会の告知を依頼されたので、ここに掲載しておきます。菅政権の突出した「卑怯」について、当事者の貴重な証言が聞けることと思います。
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