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森田実の言わねばならぬ【465】
平和・自立・調和の日本をつくるために [465]
《今日の論点(1)》究極の無責任政権・菅内閣と民主党の混迷、深まる/無政府状態に陥って漂流する菅政権/「辞める」と言って不信任案を否決したら「辞めるなどとは言ったことはない」と言って居直った菅首相を制御できず右往左往する菅政権の閣僚と民主党議員/道義と規範を失った菅政権と民主党の無責任政治によって日本はどこへ向かうのか/国会は菅首相への辞職勧告決議案と問責決議案を可決すべきである
(森田実の時代を斬る)
「政事乱るるは則ち冢宰の罪なり」(荀子)
菅政権は、もはや組織体としての政府ではない。内部はバラバラである。それぞれが自分勝手に動き出している。統一司令部がない。究極の無責任政治が漂流を始めている。
国際社会も、国民も、菅首相はまもなく辞任すると思い込んでしまっている。もうすぐ菅内閣は総辞職し、新内閣ができると思っている。世界各国の政府は、すぐ辞める可能性の高い菅政権との外交関係は事実上休止している。次の政権の登場を待っているのだ。菅首相が 「辞めない」と言って粘ったからといって、正常な外交関係が回復することはない。世界は菅首相の一日も早い辞任を待っている。しかし菅首相は粘っている。自ら辞める気配はない。
日本国民も、菅首相がまもなく辞任すると思っている。新しい内閣が一日も早く発足し、復旧・復興と原発事故対策に本格的に取り組んでほしいと願っている。だが、菅首相は「一定のメドがつくまで」と言って、一にも長く首相の地位にとどまろうとしている。「辞めろ」「辞めない」の煮え切らないじめじめした不毛な綱引きが果てしなく繰り返されている。救い難い頽廃の空気が政界全体を覆っている。嘘を武器とする道義なき幼児的政治家を権力者の座につけたことの「ツケ」を国民は支払わされているのだ。
菅内閣の閣僚、副大臣、政務官、民主党の役員が「一日も早いケジメ」を菅首相に求めても、菅首相には通じない。菅首相は粘り続ける。にもかかわらず、民主党議員はあまりにもおとなしく、無力である。
菅政権は倫理も理念も目標もなく、漂流を続けている。本来行うべき政治は置き去りにされたままである。政界は展望のない混迷状態に陥ってしまっている。このままでは、政府は何もできない。無為無策・無責任な政府が存在し続けることになる。なんとかしなければならぬ。衆参両院で菅首相への問責決議、辞職勧告を決議したらどうか。国会議員に対し、危機意識と批判精神と行動力を発揮することを強く要請する。ダラダラ、じめじめ状況を長続きさせてはならぬ。
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