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ポスト菅の有力候補不在のまま内閣不信任決議案採決に突っ込んだ展望なき永田町。だが、大混乱を見越してか、直前に名乗りを上げていた男がいる。自民党の石破茂政調会長だ。5月末、関西でのごく少数の支援者との会合で、こうブチ上げたのだ。
「菅さんが首相を降りれば自民と民主が連立する可能性が高い。そのときは、菅さんの後を私がやる」
石破氏はこれまで、マスコミの世論調査で「次の首相候補」としてまずまずの位置に顔を出しながらも、ほとんどポストへの意欲を示してこなかった。その石破氏が大胆なトップ獲り宣言をしたのには、当然、計算がある。実は、民主党幹部との確固たるパイプがあるのだ。それが、仙谷由人官房副長官である。
「仙谷さんは世代交代論者。しかも、反小沢で非菅。そこにつながる自民党の長老たちも、同時に一掃したい。本音では前原(誠司前外相)に次を託したいが、いま首相になると混乱の中で潰される。ならば自民と連立してワンクッション置くしかない。そこで政策的に話の通じる石破さんに近づいた」(仙谷氏側近)
一方の石破氏にも焦りがあった。
「政策通との評判はあっても、総理候補としては石原伸晃幹事長や小池百合子総務会長に水をあけられていた。すでにベテラン(54歳、当選8回)だし、ここで勝負をかけるしかないと決心した」(自民党中堅議員)
こうした石破氏と仙谷氏が、震災復興対策等の折衝を通じて気脈を通じたというわけだ。
賛同メンバーも集めている。民主、自民、公明から約90人が参加して5月26日に発足した「復興再生議連」がそれ。キーマンは世話人の二人で、民主の古川元久元官房副長官と自民の鴨下一郎元環境相である。
「古川さんは仙谷さんの子飼いで鴨下さんは石破さんの最側近。つまり、実態は仙谷・石破連合の別働隊です。ポイントは反小沢、非菅、そして非長老。民主党の中間派と自民の中堅若手は乗りやすいはず」(前出・仙谷氏側近)
不信任案否決の大混乱の中、軍事オタクの政策通に戦略は描けているか。
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