http://www.asyura2.com/11/senkyo114/msg/840.html
Tweet |
http://www.olivenews.net/news_30/newsdisp.php?n=109944
「大連立」で税と社会保障の一体改革をやると姦しい。背後は「財務省」なのだろうが、現実的に考えてできる訳がない。今、増税したら日本が持たないこと位、私にでも分かる。大量の雇用が失われ、財産が海にながれた。「景気」とは文字どおり「気」が大事であり、「節電」や「華美なイベントは自粛する」という世の中の空気に追い討ちをかける「増税論議」など、テレビで報道されるだけで、内需が縮小する。
今、岡田氏・枝野氏はじめ菅政権の要職についている人間が加速度的に「大連立で増税」に走っているのは、滑稽ですらある。自民党でも経済の現実が判っている人間は、増税など口にしない。
政治評論家の田中良紹さんが以前に分析されていた。
参議院選挙において、自民党は消費税の増税をテーマに掲げ、菅氏も後追いでパクッた。自民党は政権与党ではないから、実現しないと見て、有権者は安心して自民党に投票した。
同じ政策でも、民主党は政権与党だから、有権者は投票しなかった。惨敗である。その有権者心理すら判らない岡田幹事長は、どこまでも空気が読めない人間であり、自民党は連立与党になれば、消費税はやりたくない。景気を冷やすからである。
だから、岡田主導の「大連立」は頓挫しつつある。
財務省寄りといわれる谷垣総裁ですら、テーマを絞り、連立しなくても協力できると拒んでいる。
もともと脱小沢で乗り切れると考えた菅一派は小沢氏の実力を低く見すぎていたのではないか?党内をお仲間だけで運営し、少しでも小沢氏に近いメンバーは徹底して粛清し、自民党さん一緒にやりましょう。公明党さん細野を大臣にしようと思います。などと猫なで声で電話する。
要は、権力欲に取り憑かれ、それだけで政界を渡ってきた菅は、自民党・公明党は政権の連立というニンジンをぶら下げればホイホイついてくる。
小沢一派など頼らなくても政権運営ができるとタカを括っていた節がある。それが相手に透けて見えるから、「党内を纏めてから来い!」と突っぱねられる。彼は「損得だけで人は動かない」という事が理解できない。
岡田主導の連立工作もその延長線上にある。「復旧」「復興」「原発の被害対策」のスピードアップのみをテーマにすれば国民益に叶うのに「消費税をあげましょう」「TPPをともにやりましょう」「米軍海兵隊の辺野古移転をやりましょう」などと、大連立の大儀を逸脱し、大政翼賛会の様に国民的な議論が必要なテーマまで拡大しようとする。それを掲げて、全ての選挙で負けてきたことすら判らないのだろう。発想が民主主義ではなく、ファッショである。
小沢さんの実力は残念ながら菅一派には判らず自民党の方々の方が良くお判りなのだろう。味方につければこれほど頼りになる人はなく、敵に回せばこれほど恐い男はいない、と。
無役の一兵卒が総理の首獲り寸前までやれる男なのである
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK114掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。