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2011/06/08(水) 16:39:05
本来ならば、直近の代表選挙で菅直人と拮抗する票を獲得した小沢一郎に代表の地位を譲るのが当たり前のところである。
しかし、マスコミは次期総理の候補者から小沢一郎の名を完全に消し去っている。
たしかに、小沢一郎総理実現には障害がいくつかある。
まず「党員資格停止」がある。
民主党代表=総理大臣を前提にする限り、「党員資格停止」が生き残っていては、小沢一郎は舞台にもあがれない。
菅直人と執行部の行った小沢一郎にに対する「党員資格停止処分」という犯罪行為を取り消すのか゛まず最初に民主党議員がとるべき最優先の方策である。
「党を挙げて」とか「挙国一致」、「大連立」などと言いながら、小沢排除だけは忘れない。
これは民主党ばかりではなく、マスコミも同じである。
彼らこそ、”この非常時に政局か”というフレーズをもてあそび悪用する”反・国民勢力”である。
執行部は党員資格停止処分に対する小沢一郎の不服申し立ても党倫理委員長の渡部恒三が無視同然の結論で処分を確定させてしまった。
この処分は、小沢一郎を民主党から実質的に”永久追放”するというものである。
党員資格停止の期間は「裁判で判決が確定するまで」というおよそ常識はずれの規則破りである。
民主党の既定では、党員停止期間は最長六ヶ月である。
最高裁までいけば判決確定は少なくとも5年後かそれ以上になる。
そのころ政治的影響力を失った小沢一郎が戻ってきても、彼らには痛くもかゆくもない。
”小沢一郎永久追放”によって最大の敵がいなくなる次期総理候補たちにとっても都合のいい状況が生まれたことになる。
お互いの顔を眺めながら、「こいつになら勝てる」とほくそ笑んでいる。
一度、処分解消の動きがでたことがあったらしい。
常任幹事会で異論出ず 小沢一郎「党員資格停止」解除へ (ゲンダイ・ネット 2011年4月6日) http://gendai.net/articles/view/syakai/129812
無期限の「党員資格停止」という処分を下された小沢一郎が、処分を解除され、復権する可能性が高まってきた。民主党の重要事項を決定する「常任幹事会」が、5日開かれ、処分を解く方向になった。
常任幹事会のメンバーである川内博史衆院議員がこう提言した。
「震災と原発事故に立ち向かうには、挙党一致が必要だ。地震の被害が大きかった福島には渡部恒三先生、岩手には小沢一郎先生がいます。党員資格停止を下された小沢さんは、党の倫理委員会に“不服申し立て”をしている。ぜひ、小沢さんにも働く場を得て欲しい。倫理委員長である渡部恒三先生は、どう考えているのか、お聞きしたい」
すると、渡部恒三は、「岩手の人たちが小沢君に期待しているのは承知している。小沢君に働いてもらえるように結論を出したい」と明言したのだ
常任幹事会には、岡田幹事長や玄葉政調会長、安住国対委員長など、菅代表を除く幹部が勢揃いしていたが、誰も異論を挟まなかったという。
あとは菅代表がOKすれば、処分が解かれることになるが……。
川内議員も詰めが甘い。
議論のまな板に乗せるところまで騒ぎ立てなければならなかったのに。
それきりで”立ち消え”である。
ついでに松木けんこう議員の除籍処分も取り消さなければならない。
ペテン・詐欺をはたらいた菅直人は処分なし。
自党の党首を「詐欺師・ペテン師」ときめつけた鳩山由紀夫にも処分なし。
ペテンの片棒を担いだ岡田幹事長もお咎めなし。
菅降ろしに向けて、両院議員総会開催を要求するための署名は相当数集まっていると言っていたではないか。
すぐにも開催を要求せよ。
そこで小沢一郎と松木けんこうの復帰を決めよ。
それなしで”党内一丸”などあり得ない。
どいつもこいつも菅退陣に浮かれているが、油断していると何を仕掛けてくるか分からない男である。
今このとき、次の段階に進むためには小沢復権が最重要・最優先の課題である。
それができなければ小沢の進む道は自ずと限られることになる。
「小沢新党」である。
この国の政治のためにはそれが一番いいが、成果を上げるためには時間がかかる。
この際は緊急避難的に、小沢復権、小沢主導で復興への最短距離を選ぶべきではないか。
このままではせっかく菅降ろしで高まった熱気も、次の代表選びのドタバタ騒動の中で雲散霧消してしまう。
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