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仙谷氏奔走、強まる反発=野田氏擁立に影−民主代表選
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011061000882
菅直人首相の後継を選ぶ民主党代表選で、仙谷由人代表代行(官房副長官)が野田佳彦財務相の擁立に向け激しく動き、党内の反感を呼んでいる。キングメーカーを狙うかのような仙谷氏に対しては、小沢一郎元代表を支持するグループだけでなく、中間派からも「権力の私物化」との批判が噴き出しており、野田氏擁立工作にも影を落としそうだ。
「前原(誠司前外相)はどうか。川端(達夫衆院議院運営委員長)はどうか」。仙谷氏は8日、衆院議員会館の自室で石井一副代表と会い、「ポスト菅」候補の名前を1人ずつ挙げて感触を探った。
無論、仙谷氏の意中の候補は野田氏。消費税増税による財政再建を重視する点で一致しており、持論である自民党との大連立につなげる上でも、「野田首相」なら同党の理解を得やすいとみているようだ。
先手必勝とばかりに、仙谷氏は4日に自民党の大島理森副総裁、6日には首相のほか、民主党の輿石東参院議員会長、国民新党の亀井静香代表と個別に会談した。精力的な動きについて、仙谷氏周辺は「『後継野田』という既成事実を早くつくってしまいたいのだろう」と解説する。
もっとも、仙谷氏の思惑通りには事は運んでいない。小沢グループには、官房長官として首相とともに「脱小沢」を推進した仙谷氏への反発が依然強く、「仙谷氏は現政権の共同責任者。次の政権づくりに関わる資格はない」(若手)とけん制。菅政権中枢や小沢氏と距離を置く中間派も、仙谷氏の動きに不快感を隠さない。
「野田の次は前原、枝野(幸男官房長官)とつなぐつもりか。(1996年の旧民主党)結党から15年間、上にいるのはいつも同じ顔触れで、今こそ人心一新が必要だ」。民主党中堅の一人は10日、こう語り、中間派として鹿野道彦農林水産相の擁立を目指す考えを強調した。仙谷氏が中間派の動きに火を付けた形だ。
自民党でも、大連立への熱が急速にしぼんできている。同党参院幹部は「仙谷氏は民主党内を掌握できていない。周囲は過大評価している」と冷ややかだ。
(2011/06/10-20:05)
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