http://www.asyura2.com/11/senkyo114/msg/784.html
Tweet |
http://9123.teacup.com/uekusajiken/bbs/9397
投稿者:松代理一郎 投稿日:2011年 6月10日(金)13時56分12秒
菅政権は”不正選挙再現”のために、”目くらまし”と”時間稼ぎ”をしている!
6月2日「菅内閣不信任」否決から、はや1週間。菅内閣はなかなか退陣しない。
鳩山氏が確認できたと思った”6月退陣”など、まったく念頭にないようである。
9日には、菅首相は「8月末まで続投したい」と言っている。菅直人氏の権力に対する執着は凄まじい。醜悪である。
そもそも、菅政権が「退陣」に追い詰められた背景には、それなりの理由があった。
“国民の生活が第一”の09マニュフェストを裏切り、派遣法改正、郵政改革、可視化法案などを棚上げにした。
一方で、消費税増税、TPP参加、普天間移転促進など、約束と真逆の政治を進め、国民生活を破壊して来たからである。
特に、原発事故、大震災対応では、国民置き去りの“無為無策”“責任回避”の卑劣極まりない行為の連続であったからである。
国、首相でないとできない権限、行動があるのに動かない。被災者や避難者が、理不尽な、国の対応に、住民は本当に困り切っているのである。
その状況を全国民が知り、菅政権に愛想を尽かしたのが「不信任」の背景である。単なる政権争いではない。
行政府の中枢(菅政権)が“犯罪的なネグレクト”をし続けるのに対する、国民が堪忍の尾を切らした、断罪でもあるのだ。
今、“ポスト菅”で、様々な候補がテレビ、新聞に取沙汰されている。
「次期首相にベストは前原、次に仙石、野田」と、時事通信編集委員)田崎史朗氏は、毎日テレビ)ヒルオビで、何度も語っている。
また、アメリカの代弁者、ディープスペクター氏は、「民主党は今のままで、菅さんだけ替えたらいい」と言っていた。
菅政権で“甘い汁を吸ってきた”後ろ盾からすれば、
1. 民主党を壊さない。(菅政権の枠組み方針<消費税増税&TPP他>はそのまま)
2. 自民党政権に逆戻りさせない。(小泉がぶっ壊した“55年体制、民族癒着利権”に帰らない)
3. 「復興基本法の成立」&「2次補正予算の早期編成にメドを付ける」
4. 原発事故収束にメドを付ける。(原子炉の低温冷却安定状態維持)
5. 小沢グループの影響を排除する。(“国民の生活が第一”の“09マニュフェスト”の廃棄)
の線で、首のすげ替えだけで、後継首相が選ばれることを望んでいる筈である。
従来、後継首相選びは、“脅し”“金”“ポスト”“派閥締め付け”など、議員(票)の奪い合いの、熾烈な争いが繰り広げられてきた。
ただ、今回、小沢・鳩山連携で、“菅降ろし”が実現した背景もあるため、民主党両院議員総会で、“菅政権”継承の代表を選ぶには、数が足りない状況と思える。
ところで4日、「鳩菅合意文書」当事者である北沢俊美防衛相は、「国会議員だけで選べば党員やサポータは納得しない。臨時党大会を開くべきだ」と記者団に発言している
つまり、8月くらいに、党員、サポータを含めた選挙をやれば、菅政権としては“勝てる”と言っているのである。
政権交代によるロスを問題にして “菅政権続投”を主張していた当事者が、党大会という“お祭り”を提案するのは異様である。でも、それなりに理由があるのだ。
それは、昨年の民主党代表選挙の経験である。特に、“不正選挙システム”の利用である。
松代が可能性について「シミュレーションした投稿」がある。
参考)「植草事件の真相」掲示板
[不正選挙は物流倉庫でコンピュータを駆使して極秘裏に行われた(推理仮説)
http://9123.teacup.com/uekusajiken/bbs/7337
“不正選挙システム”はすでに出来ており、昨年の代表選で検証済だ。
運用は2ヶ月もあれば準備できる。しかも、確実に、票を操作して、該当候補を勝たせることが出来る。
当然、“お祭り”に対する世間の風当たりを考え、地方議員と党員など極めて限定した対象で行うことになるかも知れない。
しかし、“不正選挙システム”を使えば問題なく、思いの候補が当選できるだろう。
ただ、この選挙で選ばれた“候補”は、国民世論と違和感がないための”工作”も重要である。
そのために、テレビ、新聞との、連携。「情報操作」が必須である。
ここ最近のテレビ、新聞の論調を見てみると、6月2日を境に、一挙に変わった。
6月2日の「不信任否決」以前は、「復興優先、菅続投」だった。
「不信任否決」(官・鳩山合意文書)以後は、“大連立”と合わせ「菅氏退陣、次期首相候補探し」へと一変した。
さらに「世論調査」(世論操作)による、“候補者選び”誘導も活発化しだした。
某テレビ局のアンケートでは、前原4%、枝野4%、小沢2%、仙石2%、野田2%・・・・・・わからない47%、と言う人気投票を公表した。
殆ど意味不明で、“前原”を印象付けるだけだった。
昨日9日から、野田氏が、現閣僚の枝野他からの支持もあって、下馬評に上がって来た。鹿野氏とともに、もてはやされている。
テレビ、新聞は、前原、野田、仙石、枝野、海江田などの現職閣僚を候補として挙げている。国民へ印象付けを強化しようとしている。
テレビや新聞は、候補者の動静に多くを割いて、肝心な“原発被ばく”や“被災者窮迫”の情報が少なくなりつつある。
、国民の怒りや不満、不信が見えず、一見、落ち着いているかのような状況を演出しようとしている。
あたかも、現行菅政権の施策?が動きだし、一定の効果が出だしたかのような錯覚を期待している。(菅政権の延長でもいいのではと思わせる)
おそらく、復興法案、2次予算のメドが経ったある段階から、テレビ、新聞の論調が、また一変する筈である。
“代表選”の騒ぎ(テレビ、新聞が演出した)を、“民主党議員だけでの首相選び”“国民そっちのけの議員たちのバカ騒ぎ”と酷評するだろう。
そして、少なくとも、民主党員や地方議員を通じての、国民の意思の反映が図られるべき。
と言って、「党員、サポータ参加の開かれた代表選挙」実施を後押しする筈である。
同時に、昨年の代表選と同様、矢継ぎ早の「世論調査」で、“人気候補”の浮上、小沢氏への誹謗中傷を繰り広げるのは目に見えている。
しかしながら、昨年の”代表選”と全く同じかたちでの繰り返しはない。
必ず、歴史には、進歩(或いは反動)がある。
その根拠は、今回の「菅政権不信任」の動きからも見て取れる。
今回の「菅内閣不信任」の大きな転機となったのが、小沢氏の「WSJインタビュー」である。
そこでの“菅首相退陣要求、不信任賛成表明”だった。
テレビ、新聞は、インタビュー事実だけを伝え、インタビュー内容は殆ど伝えなかった。
一方、ネットメデイアでは、小沢氏のインタビュー全文が載せられ、瞬く間に拡散し、多くの国民が共感を持った。
内容自体が、非常に、国民の多くが感じていることをキチンと述べ、解決の方向を示すものであり、菅政権退陣要求の正当性が、確実に伝われものだった。
その結果、ネットで話題になるとともに、テレビ、新聞も無視できなくなった。
それが“菅政権退陣”の世論をつくり、鳩山グループが同意することで、菅政権退陣へと追い詰めたのである。
昨年の代表選時に比べて、今は国民が、以下のように感じているので、単純な繰り返しはあり得ない。
1. 世論調査はウソであり、世論操作である、と疑い。“麻薬効果”が薄れている。
2. 原発事故情報の経験から、テレビ、新聞は、“まっかなウソ”を言うと感づいている。
3. 昨年の民主党代表選があまりに杜撰で、“不正選挙”疑惑をみんなが持っている。
4. 菅直人首相の醜悪な“権力しがみつき”に辟易している。
菅グループの策略に嵌らず、正当民主党グループが代表選を制し、政権奪還をなすには、鳩山・小沢グループの固い結束。
と同時に、09政権交代時と同じ、
・ 「ドブ板」での“国民とのホンネの交流”、つまり、国民への情報の拡散が必須である。
・ それは、“正当民主党員”が、ネットメデイアを徹底活用して、“ネット世論”を形成し
・ ひいては、テレビ、新聞も追随せざるを得ない状況にすることである。
今現在、テレビ、新聞で“候補者選び”キャンペーン”が繰り広げられている。
裏返せば、「すぐに退陣、選挙をやっても、後継候補を首相にできない」と言う認識から、「8月に退陣見込み」と宣言したのである。
菅政権の苦し紛れの“時間稼ぎ”と“不正選挙準備”である。と見なければならない。
この3ヶ月、“正当民主党”と国民が、どれだけ広く、深く結びつくかが、次期首相を決める上で、非常に重要となる。
その結びつきの鍵は、”ネットメデイア”である。
議員の方は、曲げて編集されるテレビよりも、生に伝わるネットメデイア発信を重視すべきである。
ネットメデイアはもう世論形成の大きな一翼を担っているのだ。
皆さん、とにかく、ネットメデイアに参加し、見て聞いて、喋りましょう!!
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK114掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。