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野田潰し!“狡猾”仙谷が跋扈する…民主に漂う陰鬱ムード
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110610/plt1106101237000-n1.htm
2011.06.10 夕刊フジ
民主党内に疑心暗鬼が広がっている。菅直人首相の後継代表選びで、キングメーカーのごとく暗躍する仙谷由人官房副長官が、野田佳彦財務相の擁立で動いたことに、「密室政治」「後継選びに関与する資格があるのか」といった批判だけでなく、「野田つぶしでは」という不信感も漏れている。ペテン宰相が去っても、同党の陰鬱としたイメージは変わらない。
「ポスト菅」レースには、10日時点で、野田氏をはじめ、鹿野道彦農水相や小沢鋭仁前環境相、樽床伸二元国対委員長らの名前が浮上している。
党内基盤が強いとはいえない野田氏が「ポスト菅」の有力候補に浮上したのは「敵が少ない」という消極的理由が大きい。そして、仙谷氏や枝野幸男官房長官、岡田克也幹事長など、菅政権を支えた面々が推している。
このため、敵対する小沢一郎元代表に近い議員らは「かつての自民党密室政治のようだ」との憤慨。西岡武夫参院議長も9日、「政権の中枢に関わった皆さん方が、『次をどうするか』ということを言う資格はまったくない」と、戦犯といえる仙谷氏主導の後継選びを批判した。
菅首相に近い若手議員も「菅さんを追い落とそうとした連中に、政権は渡さない!」と怒りを露わにする。
野田氏周辺も単純には受け止めてはいない。
中堅議員は「どうして、このタイミングで…。永田町では、最初に名前が出た候補はつぶされることが多い。他に本命がいて、マスコミの目をそらすための『あて馬』では。現に、仙谷氏は先週末、別の複数の名前を出していた。にわかに信用できない」と語る。
別の中堅議員は「狡猾な罠かもしれない」といい、こう続けた。
「野田氏は財政再建論者で増税派。民主党内には『震災直後の増税は日本経済に壊滅的打撃を与える』という意見も多く、簡単にはまとまらない。最近国会で、脱税で有罪判決を受けた人物からの献金を追及されたが、週刊誌が取材しているとも聞く。『ポスト菅』とおだてられ、喜んでいる場合ではない」
このためか、野田氏は9日、自らが率いるグループ会合で「税と社会保障の一体改革をやり切る」「被災者のため政策を進める」と語り、職責を全うする考えを強調。「ポスト菅」レースとは無縁の姿勢を装った。
権謀術数にたけ、民主党屈指の策士といわれる仙谷氏。9日、予定されていた記者会見をキャンセルし、沈黙を守った。
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