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民主公約、大幅修正へ=小沢氏も柔軟姿勢 (時事ドットコム)
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011060700694
民主党は7日の常任幹事会で、衆院選マニフェスト(政権公約)の見直し作業を本格化する方針を決めた。自民党が求める子ども手当などの撤回に応じなければ、2011年度予算執行に不可欠な特例公債法案の成立に協力が得られないためだ。公約堅持を主張していた民主党の小沢一郎元代表も柔軟姿勢に転じ、同党の政権公約は大幅修正される方向。党内最大勢力を率いる小沢氏が公約修正を容認する姿勢を示したことで、菅直人首相の後継選びや大連立論議の行方に影響を与えそうだ。
岡田氏は常任幹事会で、東日本大震災で休眠状態にあったマニフェスト検証委員会を「再起動させる」と表明した。同氏や仙谷由人代表代行(官房副長官)は震災対応を優先する立場から、公約の柱である子ども手当や高速道路無料化などを柔軟に見直す考えを示していた。政策面で自民、公明両党などと歩み寄ることで、両党などとの大連立に向けた機運を高める狙いもある。
一方、小沢氏は7日、自身を支持する若手議員と意見交換し、次期代表について「野党の協力が得られる人でないと駄目だ」と述べた。首相の早期退陣を求めるとともに、次期政権での重要法案処理に向け、公約修正を容認する考えを示したものだ。
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