http://www.asyura2.com/11/senkyo114/msg/748.html
Tweet |
小沢陣営から「密室」批判=融和に早くも暗雲−野田氏擁立の動き
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011060900908
民主党の仙谷由人代表代行(官房副長官)ら菅政権の主要メンバーが菅直人首相の後継を選ぶ党代表選に野田佳彦財務相を擁立する方向で調整に入ったことを受け、小沢一郎元代表に近い議員を中心に9日、「密室政治」との批判の声が上がった。辞任時期を明確にしていない首相サイドからも、早期退陣を前提にした動きに不満が漏れる。「ポスト菅」の下での党内融和に、早くも暗雲が垂れ込めた。
「責任を共同で負わなければならない方が、どういう話し合いで決めているのか分からない」。小沢氏に近い川内博史氏は9日、国会内で記者団に対し、野田氏擁立の動きを厳しく批判した。
野田氏はもともと、小沢氏に批判的な有力議員の一人だが、菅政権で財務相に就任して以降は、批判を控え「反小沢」色は薄らいでいる。しかし、小沢氏と徹底対決してきた菅政権の主要メンバーに担がれれば、「反小沢」色が鮮明になりかねない。小沢氏系の中堅議員は同日夜、超党派の議員会合で「代表選で選ばれた人に必ずしも投票するわけではない」と述べ、首相指名選挙で造反する可能性に言及した。
また、このタイミングで仙谷氏らが動いたことで、首相サイドとのしこりも残りそうだ。首相に近い若手議員は「菅さんを追い落とそうとした連中に政権は渡さない」と怒りをあらわにした。こうした状況を憂慮した輿石東参院議員会長は記者会見で「そういうことが先行するのはけしからん」と一喝した。
一方、後継争いで最初に名前が挙がると、周囲からつぶされるケースが政界では圧倒的。野田氏のグループは、前原誠司前外相の後見役でもある仙谷氏らの素早い動きに「今の時点で名前が出るのは困る」(若手)と戸惑いを隠さない。野田氏自身は出馬に意欲的とされるが、9日のグループの会合では「バタバタするのは良くない」と、慎重な行動を求めた。
案の定、前原氏は同日の自身のグループ会合でこう語った。「あまり前のめりになるな。まだ二転三転あるんだから」
(2011/06/09-23:48)
◇
「小沢氏に賛成勧めた」=参院議長 :時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011060901001
西岡武夫参院議長は9日夜、BSフジの番組に出演し、2日の菅内閣不信任決議案の採決直前に民主党の小沢一郎元代表に電話をかけ、出席して賛成票を投じるよう勧めたことを明らかにした。西岡氏によると、小沢氏は、自身は欠席するとし、支持議員には既に自主投票を促したと説明。「自分が(本会議に)出れば当然賛成するから、みんなと別の行動になりかねない。混乱してもまずい」と理解を求めた。
(2011/06/09-22:59)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK114掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。