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朝日新聞東京版2011年6月9日朝刊投書欄
首相中退組の菅おろしに嫌気
会社員 原田卓也 (静岡県沼津市 43)
小泉純一郎元首相は、政治信条を命がけで貫き通すかのような強い意志がにじみ出ていた。それが高い支持率の理由だったと思う。その後の自民党は首相の器が輩出する力を失い、転がり落ちるように政権を手放した。自民党のやること成すことに反対するだけの民主党にもうんざりしていたが、それでも政権交代の意義と鳩山由紀夫前首相の手腕には少なからず期待していた。そこへまさかの辞任劇。結局は同じ穴のムジナかと、一層の失望感を味わった。首相が任期を全うせず手前勝手に辞任するのは、事情はあろうが恥ずべき責任の放棄であり、国民への背信にほかならない。だいたい「前首相」と報道されるのもおかしい。大学だって途中で辞すれば「中退」である。「首相中退」の鳩山氏が、後任を押し付けた菅直人首相に今度は辞任を迫るとは、いったいどういう茶番か。本来ならば、政治の表舞台から退き、菅首相を全力で陰から支える役を買って出るべきではないのか。自民党を含む「首相中退」組のレベルの低い「菅おろし」など、もはや興味はない。この難局に、任期短しと一命を賭してあたる強固な意志をこそ、菅首相には示してほしい。
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