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菅首相、当選1回の議員集め「延命」模索
2011年6月9日09時52分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110609-OYT1T00211.htm?from=top
菅首相は8日で就任1年を迎えたが、6月中の早期退陣を求める与野党の包囲網は狭まる一方だ。
首相は東日本大震災の復興策を盛り込んだ2011年度第2次補正予算案の今国会提出などを盾に「延命」を模索するが、首相の戦略の前提となる「国会会期の大幅延長」には与野党で否定的な意見が強い。22日の会期末を控え、会期延長を巡る攻防が退陣時期を左右しそうだ。
◆なおも強気◆
8日、民主党の当選1回衆院議員の携帯電話が鳴った。
「首相が皆さんの話を聞きたいと言っているので今夜、集まってほしい」
電話の主は首相秘書官。東日本大震災の復興財源を巡り、率直に意見交換したい――との趣旨だった。電話を受けた議員は、首相の「延命」に懸ける強い執念をかぎ取った。
この日夜、東京・赤坂の中国料理店には、約20人の当選1回議員が集まった。出席者によると、首相は「居座り」批判を気にしてか「一日でも長くやりたいという気持ちは全然ない」などと述べる一方、「しっかり復興をやらないとダメだ」と強調。「菅抜き」の前提で浮上している大連立構想に対しては「衆院解散時期を約束してはだめだ」と不快感を示した。
首相は7日の閣僚懇談会で2次補正の7月提出を指示するなど、自らの手で予算を編成することに、こだわりを見せている。11日には被災地を視察する予定で、首相周辺は「世論調査を見ても『即刻退陣』を求める声は少ない」と語る。今国会の会期を年末まで大幅に延長し、2次補正の成立などを花道とする強気のシナリオもささやかれる。
国民新党の亀井代表は8日の記者会見で、「首相の絵を見て執行部が協力するのは当たり前の話だ。周りの連中が『いつ辞めるんだ』と言うのは、政党人としての自覚がない」と首相に理解を示した。
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