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突出コンビ、逆効果!? 大連立 反発集める仙谷・大島氏
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110609/stt11060907320004-n1.htm
2011.6.9 07:29 産経新聞
菅直人首相退陣後の民主、自民両党を中心とした大連立構想に向け、自民党の大島理森副総裁、仙谷由人官房副長官の「強面(こわもて)コンビ」の鼻息が荒い。2人の前のめりの姿勢に民自両党の中堅・若手は「仙谷・大島コンビが出れば出るだけ反発を招く」と冷ややか。早急に流れを作りたいようだが、このままでは2人そろって転びかねない。(佐々木美恵、水内茂幸)
◇
「閣内、閣外いろいろある。民主党は一日も早く新しい体制をつくってほしい。そうすればその体制と話し合う」
大島氏は8日、民主、自民、公明3党の超党派議連「日本の復興と再生を実現する議員連盟」の会合で、新政権の果たすべき役割を切々と説いた。
仙谷氏も8日、民主党の石井一副代表と議員会館で1時間余り会談、首相退陣後のシナリオを練った。
仙谷、大島両氏は1月から大連立に向け密談を繰り返したが、これに気付いた首相が仙谷氏を官房副長官に起用し、動きを封じた。
ところが、衆院内閣不信任決議案をめぐる駆け引きを通じて関係は復活した。4日には国会近くのホテルで密談。同じ日に仙谷氏はたちあがれ日本の園田博之幹事長に電話で大連立への参画を打診した。大島氏は「大連立の話などしとらん!」とけむに巻くが、大島、仙谷両氏で構想がまとまらなければ、園田氏に電話があるはずがない。
暴走気味の仙谷−大島ラインに反発は強まる。
「民主党がダメならば協力してやるのは筋が違う。自民党が物欲しそうに振る舞うべきではない」
7日の自民党役員会で脇雅史参院国対委員長は大島氏に冷水を浴びせた。出席者では2対1で慎重論が強かったという。
8日には高市早苗元少子化対策担当相ら中堅・若手約20人が国会に集結し、大連立構想を批判した。民自両党は選挙区で敵対してきただけに簡単に握手できないのだ。民主党閣僚経験者は「首相とともに辞めゆく人間が何の権限で『その後の世界』に口出ししているんだ!」と憤った。
大連立が実現すれば少数政党は存亡の危機を迎えるだけに警戒感を強める。
新党改革の舛添要一代表は「政権担当能力のない民主幹部と大臣病患者の自民幹部の茶番劇はやめてくれ」、社民党の福島瑞穂党首は「大連立は脱原発つぶし、憲法改正の道だ」と猛反発した。
性急な動きを懸念したのか、森喜朗元首相は8日、党本部に大島氏を訪ねた。会談後、森氏は記者団に含み笑いを浮かべた。
「調子はいいよ。展望? まあ、君らに話してもしようがないだろ…」
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