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求心力維持に懸命=代表選で「復権」期す−小沢氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011060800919
民主党の小沢一郎元代表が求心力維持に懸命だ。内閣不信任決議案の可決を目指したものの腰砕けに終わり、支持グループの結束が乱れたためだ。復権を期す小沢氏は、菅直人首相の後継を選ぶ党代表選に向けてグループの立て直しに動き始めた。しかし、「身内」に有力な首相候補は見当たらず、展望は開けていないのが実態だ。
「きちんと(政権運営を)やれる人を選ばないといけない。みんなも相談して考えてくれ」。小沢氏は8日、自らに近い若手議員と都内の個人事務所で会い、代表選での「影響力」行使に意欲を示した。小沢氏は7日も若手らと懇談し、「代表選の話を聞いたら教えてほしい」と求めた。
小沢氏にとって不信任案否決は、直前まで可決へ自信をのぞかせていただけに打撃だった。採決では結局、グループのほとんどが反対に回った。小沢氏も欠席にとどめ、周辺からは「戦わずして負けたダメージは大きい」との声が漏れている。
さらに、不信任案での造反に対しグループ内には当初から異論があり、相互不信も生まれている。「誰が本当の仲間で、誰がそうでないかが分かった」。側近の一人はこう話す。
強制起訴で党員資格停止処分中の身の小沢氏は、代表選に立候補できない。このため、できるだけ自らに近い議員を推す考えとみられる。ただ、小沢氏系の中でポスト菅の有力候補の一人と目されていた原口一博前総務相は今回の不信任案政局で発言がぶれ、信用が失墜した。現時点で代表選への対応は「白紙の状態」(側近)だ。
もっとも、衰えたとはいえ100人を超えるとされる小沢グループが党内最大勢力であることは間違いない。過去の代表選では小沢氏との距離を対立軸に激しい戦いが繰り広げられており、小沢氏と距離を置く議員は「気を緩めればやられる」(ベテラン)と警戒している。
(2011/06/08-21:30)
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