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日本では「ポスト菅」をめぐって不毛の政争が続いている。
「最後のご奉公男」、「違法献金まみれ男」、「暴力装置男」、「記者会見男」、「役所首ったけ男」など、まさに「真夏の妖怪シリーズ」を彷彿とさせる。
これでは海外からも付け入られる一方だ。
たとえば、北朝鮮。ヨーロッパ某国の駐北朝鮮大使が密かに来日したので、話を聞く機会があった。
ピョンヤンあたりでは携帯電話が普及し、50万台は出回っているとのこと。
エジプトのラスコム社の携帯システムが導入されており、この大使もその恩恵に浴していると教えてくれた。
また、一般国民の生活は苦しいようだが、幹部連中は外貨を自由に使え、贅沢三昧な生活を送っているらしい。
外国車、特に中国製が急増中という。
とはいえ、そんなことは容易に想像できる話。
実は、驚いたことが2つあった。
ひとつは、アメリカのシンクタンクのお膳立てで米朝協議が金一族に縁の深いヨーロッパの国で開かれたこと。
金正日から息子の正恩への権力移譲という金王朝の世襲が容認された模様。
もうひとつは、北朝鮮赤十字の高官が「北朝鮮国内には日本人拉致被害者はもはや一人もいない」と述べたこと。
ヨーロッパの大使にわざわざ耳打ちした目的は何だったのか。
わが国が震災対応であたふたしている隙に北朝鮮は中国どころか欧米諸国をも抱き込み、拉致問題をなかったことにしようと目論んでいるに違いない。
来る6月12日(日)、午後2時より5時まで、米子市の日本海新聞ビルにて「朝鮮半島情勢と日本人拉致問題」に関する講演会が開かれる。
小生、これまで触れられなかった欧米諸国と北朝鮮の関係を明らかにした上で、日本人拉致問題の新たな解決策を提案する予定である。
ご関心の向きには是非、ご参加頂きたい。
入場無料。
http://ameblo.jp/hamada-kazuyuki/entry-10916398429.html
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