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現代ビジネスサイトにおいて時事通信解説の田崎史郎氏が面白い記事を書いている。彼はもともと小沢番記者であり、一時は小沢氏の居場所を知りたければ田崎を探せとまでいわれた人物だが、その後、小沢氏と袂を分かっている。詳細は以下サイトでお読み頂くとして、ここでは抜粋を掲載させて頂く。http://gendai.ismedia.jp/articles/-/7447(抜粋)
民主党首脳部もわたしたちも、民主党元代表・小沢一郎のパワーを小さく見過ぎているのではなかろうか。今回の「内閣不信任案政局」を見ていて、そう思った。たしかに、最後は前首相・鳩山由紀夫にはしごを外されたために、内閣不信任決議案可決に至らず、首相・菅直人にとどめを刺すことはできなかった。
しかし、民主党内で造反組が小沢グループを中心にして可決に必要な80人前後に積み上がってくると予測した人はどれくらいいただろうか? なぜ、小沢の意向でこれだけの衆院議員が動くのだろうか?(略)
菅政権側が対策を打ち始めたのは、自民、公明両党が内閣不信任案の早期提出に向けて調整を開始した5月23日以降のことだ。それでも同25日夜、党執行部の1人に情勢を聞くと、楽観的だった。
「不信任案に賛成するのは30人以下と思っている。会派離脱申請組の16人を含めてそれぐらいだ。あと欠席組がちょぼちょぼ。読みが甘かったにしても、40人ぐらいだろう。署名はそんなにあつまっていない。署名しているのはせいぜい50人程度。このうち、署名しただけで賛成はしない、という人がいる」
「小沢切り」に失敗した執行部 この1週間後には造反組は執行部が想定した倍に膨れあがっていた。これを目の当たりにした自民党幹部は「小沢はすごい。何の権力も持っていないのに、首相を辞めさせる寸前にまで追い込んだのだから」と語った。(略)
小沢の力の淵源を解説するのに、「選挙とカネ」と説明すると分かりやすいが、それで分かった気になるのは、少し違うのではないかと思う。現在の小沢は、民主党内で蚊帳の外に置かれ、選挙の面倒を見られるわけでも、金をまけるわけでもない。前回の総選挙で世話になったといっても、それは代表選での投票で十分に返している。
政治家には、人に仕えるタイプと、ポストに仕えるタイプがいる。菅の周りにいる人たちはほとんど、その役職に就いているから菅を支えるというポストに仕えるタイプだ。これに対し、小沢の周りにいる人たちは小沢に惚れ込み、仕えている。その求心力をもたらしているのはおそらく小沢の「人間力」だ。菅の人間力はないに等しいが、小沢には十分にあると見なければ、この政局における議員の動きを理解することができないのではないか。(抜粋終了)
この見立ては多分正しい。ギリギリまで旗色を鮮明にしなかった鳩山氏が一番慌てたのではないか?また、現在マスコミを賑わしている大連立騒動もおそらく小沢氏の力を思い知った菅執行部幹部の最後のあがきに見えるのは筆者だけだろうか?そもそも今後の政局を動かす資格のない人間が蠢いている。
岡田氏は、民主党をここまでバラバラにした張本人である。「皆が選んだ菅総理を支えるのが挙党一致だ」という詭弁で、菅総理の「独裁」を許した。参議院選挙敗北の責任を小沢氏に押し付け、党大会において地方組織から出された動議を圧殺した。
その後の地方選挙・補欠選挙において連戦連敗を続け、都知事選挙においては候補擁立すらできなかった。テレビ出演をハシゴして「次期総理候補」などと煽てられ、否定をしない彼は、田崎氏ではないが人間力のカケラも見えない。普通なら総理に殉じて蟄居閉門すべき立場である。
枝野氏も同様である。総理の女房役として原発事故の本質を隠蔽し続け、家族をシンガポールに逃がし、国民を健康被害のただ中においても「ただちに健康に影響がない」といい放ち、原発事故が深刻になるや会見を細野補佐官に委ね頬被りした。被曝者を量産した張本人であり、万死に値する。
仙谷氏は、尖閣問題において本来政府の意思で解放しなければならない中国人船員を沖縄地検に判断を押し付け、国益を損ない問責決議が可決された人物である。代表選挙の投票日に併せて検察審査会の起訴相当を発表し、また党員サポーター投票のハガキを裸にして、画策したとも噂される人物。公平・公正とは程遠いダークサイドの人間である。
よくもまあ、これだけ人間性に問題のある人々が集まったものだ。彼らは次期総理の元で冷や飯を食わない様に、小沢グループが党内で力を発揮できない様に、あらかじめ自民党を巻き込んで、数を得ようとしている。彼らを煽てるマスコミは、国民の生命を危機に陥れる共犯を続けようとするのか?皆様の意見もお待ちする。
http://www.olivenews.net/news_30/newsdisp.php?n=109852
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