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「国民の生活が第一」と
大きな理想を掲げ、
大躍進し政権を奪取した
民主党政権。
あれから2年。
見るも無惨にその後の選挙では
負け続け、民主党政権に期待した
人たちは怒り狂っている。
あの熱狂した2009年の夏。
「政治主導」、「地方分権」、
「自立と共生社会の実現」などなど、
あの理想は何だったのか。
あまりにも情けない状態では
なかろうか。
しかし、ある人がこんなことを言っていた
「実はこの情けない状態も
日本の改革には必要なんだ。
今は膿を出し切っているとき。
その膿を国民に前に
映像としてさらけ出している」
とのこと、、、。
「なるほど」っと、
うなずけるところもある。
既得権益側からすれば、
本気で改革をしようとする人を
中心に政権を取ってしまった。
多くの政治家が口だけなのに
対して、小沢さんは愚直なまでに
突き進んでくる。
しかも、見識も実行力もあり、
人を動かすカリスマ性もある。
そして、座右の銘である
「百術不如一誠」のごとく、
政治家として国民に対して
誠意と責任をもって、
本気でやろうとしてくる。
そして既得権益側は大慌て。
守護神であるマスコミと検察が
小沢さんに襲いかかる。
それが西松建設事件であり、
陸山怪事件だ。
これがまた、謀略としては、
あまりにも杜撰であった。
あれだけ大騒ぎしたのに、
小沢さんの罪とは、、、??
巨悪な犯罪に立ち向かう
絶対正義の検察の威信とは、、、??
テレビ・新聞の報道に対する
信用性は、、、、??
結局、マスコミ、検察、官僚、
政治家などなどズブズブ。
それが映像として
多くの「国民に知らしめる」結果に
なってしまった。
実は結果から見ても
「国民がこの国の実体を知る」
ということは、
自立と共生を目指す小沢革命にとって、
必要不可欠なこと。
小沢さん変革の根本は、
「国民の意識改革が一番重要なこと」
と、語っている。
どんなに良い制度を作っても、
それを使いこなす国民が
しっかりとした見識をもってないと、
その制度もすぐに腐敗する。
詐欺師のような政治家は確実に落とす。
行政をしっかり監視する。
それには国民がしっかりとした見識を
もたないと、なんにもならない。
「お上」に依存しない。
マスコミに思考を依存しない。
自分たちで考え、
自分たちで責任の持ちながら、
自分たちの意志で日本の社会を
作っていく。
結果的に、小沢さんの愚直なまでの
正攻法的な手法が、見えにくい部分を
あぶり出す結果になってしまった。
選挙制度を変え、国民の意志が反映しやすくし、
そして八百長なしのガチンコ勝負の小選挙区制度。
いい加減な政治家は確実に
国民の手によって、たたき落とすことができる。
しかし、そのベースには
国民の意識改革が必要不可欠だ。
それには、2割程度の国民でも十分。
有権者の2割といえば、2000万人。
投票率が60%ほどであれば、
6000万人の票を各党が奪い取る構造だ。
もし2000万のうちの半分でも、
これは創価学会票や労組票を上回る数だ。
10年ほど前の小沢さんの唯一の看板だった
自由党でさえ、600万以上の投票数を
勝ち取っていた。
意識改革をした改革派の勢力が
いかに大きな存在であることか。
しかも、目覚めた国民というのは、
ものすごい行動力である。
今のフラストレーションがたまった状態で、
小沢鳩山派がもう一度、返り咲き
選挙をすれば、相当な効果があるであろう。
大きな変革をもたらすのは、
いつの時代も民衆の強い怒りだ。
そういう意味でも、
この2年間のゴタゴタは
改革への道のりだったのかもしれない。
さらに驚くべきことが起こってしまった。
それは大震災と原発事故だ。
自然がいかに恐ろしいものか。
人工的なモノがいかに脆いか。
最先端科学であるはずの原発が
まったく制御不能。
そして、国民の生活に直結している
「電気」についても深く考えねば
ならない状態になってしまった。
もう日本での原発は無理な以上、
自然との共生をはからねばならない。
さらに無造作に増え続ける
電化製品。
街へ出れば、無数にある自販機。
冷蔵庫だらけのコンピニ。
エスカレーター、エレベーター、自動ドア。
街中、当たり前のように設置してあるクーラー。
これらをすべて見直さなくてはならない。
実はこうした便利なものに「餌付け」されて、
国民は支配されている。
これらの便利なものを見直すといことは、
自立した精神を育てることになる。
そして、被災者に対する
義捐金やボランティア活動。
自衛隊や消防隊の献身的な行動。
無縁社会と言われていた環境から、
もう一度人間のありがたみを
多くの人が感じたのではなかろうか。
日本人は本来、強い絆で結ばれ
助け合って生きてきた民族だ。
その感覚を取り戻したのではないだろうか。
震災、原発事故と大変不幸な出来事である。
しかし、この事件が
我々日本人に何かを
呼び起こした。
それが自然との共生、
助け合いの共生社会、
おのおのが自立した国民性。
この方向に向かう大きな
きっかけになるような気がして
ならない。
これはお天道さんの意志なのか。
愚直な一人の政治家が
国民に誠意をもって行動して
きたことで、この国の実態を
あぶりだされてしまった。
そして、多くの国民が
怒りを覚え、目覚めてしまった。
さらにこの震災で日本が進むべき
方向性ができてしまった。
今後、どのような展開になるのか。
時代は何を求めているのか。
さらに、行き詰った過剰な競争社会から
人類はどのような思想で
新しい社会を生み出すべきなのか。
日本の改革と
日本で起きた大震災と原発事故。
これらが人類を変えてしまう
大きなきっかけとなるかもしれない。
そのためにも、
この時代に生きる一人の日本人として、
自分のやるべきことを
着実にやっていこうと思う。
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