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この国の異常性を現わす「大連立」というバカ騒ぎはひどいものだ。菅直人が退陣すれば全てがうまくいくという幻想だけが進行中である。一体全体、大連立で何を行うのか、復興基本法や補正予算の成立のためと言いながら、マスコミも議員たちもその内容を何も話さない。一体これらの法案の中身は何であるのか、本当に今のままで成立させて良いものなのか、本来の議論がないまま「震災復興」という錦の御旗だけが声高に叫ばれるだけである。
そもそも今の混迷状態を作り上げた根本原因は何だったのか。それは消費税の増税をいきなり持ち出して参院選で大敗を喫した菅直人とその同調者たちの責任ではないか。参院選の重要性は小沢一郎が何度も強調していたにもかかわらず、何も分かっていない菅直人とその同調者たちがぶち壊し、結果としてネジレを生んだことで政治の停滞となった。ならば今の状態に責任を持つのは菅直人だけではない、仙石や岡田、前原、安住、等々の同調者たちと全閣僚に責任がある。その反省もなく菅直人以外の同調者たちだけが声高に大連立を叫んでいるとは笑止千万ではないか。
我々は「国民の生活が第一」という民主党の方針に従って政権交代に賛成したのである。それを無視して増税や社会保障の切り捨て、国民無視の原発事故対応、官僚主導を復活させている菅直人とその同調者たちの裏切りを絶対に許さない。特にひどいのは社会保障と税の一体改革などという官僚のお膳立てのために、与謝野などという元自民党の増税論者を大臣に加えたこいつらの責任であろう。これほどひどい裏切りが世の中にあっていいのかというくらい国民の意思を無視した行動である。民主主義は公約に基づいて国民が代議士を選任して政治を委託するものである。その根本理念を平気で破るような政治家に国政を担う資格がどこにあるのか。この国の政治家は、自分たちの国民に対する責任を考えないのか。
我々は公約に従って民主党に政権交代を託した。それができない民主党議員たちこそ民主党を離党するべきなのである。除名や除籍されるべきは菅直人の不信任案に賛成した民主党議員ではない、国民との公約を裏切っている菅直人以下の政権側でのうのうとやっている議員全員だ。また、その事を指をくわえて見るだけの能のない民主党議員たちも同類だろう。自分たちのしている事に「恥」という言葉を感じる事もないような者には議員どころか人間としての資格もない。今のままの菅直人とその同調者たちの行動は官僚どもの無責任さと何も変わらない。マスコミは依然として政権交代以前の状況に戻すべく世論操作に必死になっている。この国は本当にどうしようもないほど劣化している。
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