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http://d.hatena.ne.jp/vanacoral/20110602 から転載。
2011-06-02 【小沢神話終焉記念】東電“毒マンジュウ”喰った小沢
有権者の一人としてただただ脱力するばかり、エントリーを挙げる力も沸いてこなかったこの度の不信任案騒ぎですが、蓋を開けてみれば出し損の谷垣氏、そして棄権へと腰砕けした小沢一郎氏の敗北という結果に終わりました(菅首相に関しては、本当に退陣するか不明なので保留)。これでネット言論を蝕んできた小沢神話は終焉へと向かう事でしょう。
よって、以下に紹介する週刊文春の記事は、水に落ちた小沢氏というイヌを更に叩くための道具として使わせていただきます(本当は不信任案が可決した際の攻撃材料に使う予定でしたw)。まだ小沢=脱原発という妄想を抱く人は多い事でしょうし(以下、太文字は引用者)。
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■小沢一郎と東京電力「蜜月21年」(週刊文春6月9日号134-135ページより)
一九五五年の自民党誕生直後に、原子力の平和利用を促進する原子力基本法が制定された。以来、五十年以上にわたり電力業界と自民党との蜜月は続いてきた。
一方で、労働組合の電力総連も野党に議員を送り込み続け、その系譜は現在の民主党に引き継がれている。
東京電力を始めとした電力業界の触手は、政界に網の目のように張り巡らされてきたのだ。果たして、東電の“毒マンジュウ”を喰った政治家たちに、原発処理や賠償問題ができるのか。徹底取材で「東電と政治家の闇」を探ったーー。
「現役議員の中で、東電と最も長く深い関係のあるのは、小沢一郎さんで間違いない」(ベテラン政治記者)
東電と民主党の小沢元代表との関係は、二十年以上の長きに及ぶという。
「小沢さんの財界での最大の後ろ盾は、長らく東電の平岩外四さん(故人)でした。経世会旗揚げ前の竹下登さんが、財界人との勉強会で付き合いのあった平岩さんに『小沢のための会を作ってやってくれ』と頼み、財界人で小沢氏を囲む『一政会』ができたのです。それが一九八〇年代半ば、小沢さんが自民党幹事長になる前のことです」(同前)
平岩氏といえば、七六年から九三年まで東電の社長、会長を歴任し、九〇年から九四年までは経団連の会長を務めた東電、財界のドンである。〇七年五月、平岩氏(享年九十二)の訃報に小沢氏は<若い時から大変目をかけていただいた。大樹を失った悲しみをかみしめ、心からご冥福をお祈りする>との談話を出したが、三十歳近く年の離れた
二人の蜜月は並大抵のものではなかった。
「九〇年十一月、豪腕幹事長として絶頂にあった小沢さんが、日米の草の根交流を図るために『ジョン万次郎の会』を設立しましたが、平岩さんはその発起人にも名を連ねた」(同前)
別の古参の政治部記者はこんなエピソードが印象に残っているという。
「九三年六月、小沢氏が自民党を飛び出して、八月に細川連立政権を作った。直後の九月、平岩さんは経団連の会長として、それまで長年行われてきた自民党への政治献金の斡旋を中止した。自民党殲滅(せんめつ)を目指した小沢さんがどれほど喜んだか分かりません」
平岩氏を源流とした、小沢氏と東電との深い関係は随所で力を発揮したようだ。ある政治ジャーナリストはこんな話を明かす。
「阿部力也という世田谷区議がいますが、彼は小沢さんが自民党幹事長だった頃の秘書です。その後、東電のグループ企業である東電不動産に入社し、区議選に立候補。今も同社から給料を貰いながら、区議の仕事をしています。政治家の秘書を辞めた人間がいきなり東電グループに入社できたのは、小沢さんの口添えがあったからに違いないと言われました」
当の阿部氏に尋ねると、小沢氏の秘書だったことも、東電不動産の社員で報酬もあることも認めたが、小沢氏の口添えで入所したわけではない、と答えた。
また前述した「ジョン万次郎の会」は、今も小沢氏が会長で、東電の勝俣恒久会長が理事を務めている。(vanacoral注;4月時点で勝俣氏は顧問)
さらにその勝俣氏と小沢氏は囲碁仲間でもあるという。財界関係者が明かす。「六本木のANAホテルの三十七階に、高級会員制囲碁サロンがあります。小沢さんと勝俣さんはここの囲碁仲間で、勝俣さんは『囲碁では小沢さんに負けないんだ』とうれしそうに言っている。〇九年の政権交代後、幹事長として鳩山政権を牛耳っていた小沢さんに会いたくても会えない財界人が多い中、勝俣さんは囲碁の縁を通じて小沢さんに食事会を持ちかけた。三井物産の上島重二元会長と新日鉄の今井敬名誉会長も加わって四人で数回会食したそうです」
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この他にも、与謝野馨経済財政担当大臣、民主党渡部恒三最高顧問、国民新党亀井静香代表、新党改革舛添要一代表などなど、毒マンジュウを喰らった政治家連中が出て来ます。詳しくは書店・コンビニ・駅売店などへGO!であります。そしてこの記事はこの様に結ばれています。
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小沢氏は五月末、米紙のインタビューでこう語った。
「こういう状況になると、東京電力の責任に転嫁したって意味がない」
こういう輩が国民に負担を転嫁するのだ。
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いまだ小沢氏に対して下らぬ幻想を抱く信者たちに問います。
本当に小沢氏が脱原発ならば、ここまで東電との関係がズブズブとなるでしょうか?
民主党マニフェストを原発推進へと転嫁したのも東電との関係ゆえなのではないでしょうか?
3.11後一週間も雲隠れしたのは東電との関係を指摘されたくなかったからではないでしょうか?
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【関連記事】
「菅降ろし」なぜ起きた ちらつく原発タブー(中日新聞)
http://www.asyura2.com/11/senkyo114/msg/400.html
投稿者 虎丸花蜂 日時 2011 年 6 月 04 日 09:33:34: ZoHfPWCwONHuo
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