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辞意表明しながら来年一月までの続投を示唆していた菅直人首相が四日、八月退陣の意向を固めた。ただし、東日本大震災復興に向けた第二次補正予算案の成立などが条件。野党側は菅政権には協力しない方針で、ハードルは高い。そもそも、延命期間を短縮するだけで「菅降ろし」が収まる気配はなく、より早期の退陣を求める圧力が強まることも予想される。 (政局取材班)
首相は鳩山由紀夫前首相と進退をめぐり協議した後の二日昼の党代議士会で、震災対応に「一定の役割を果たした段階」で「若い世代に責任を引き継ぐ」と表明。しかし、同日深夜の記者会見で、福島第一原発事故で冷温停止を実現するのが「私の責任だ」と明言。事故対応の工程表で冷温停止を目指す時期は来年一月のため、それまで続投する意向を示唆した。
すると、野党だけでなく、政府・与党内からも反発の声が噴出。閣内でも松本剛明外相が「(退陣時期は)六、七、八月が常識的」、松本龍防災担当相は「六月いっぱい」と首相の延命発言に公然と異を唱えた。
首相の女房役である枝野幸男官房長官は四日になって「(退陣は)そう遠くない時期」と首相発言を修正。九月の訪米日程に触れ「首相は(二日の記者会見でも)自分で出るようなことは言っていない」と、八月末までの退陣に踏み込んだ。
岡田克也幹事長と安住淳国対委員長も示し合わせたように同様の発言をした。枝野氏らは予想以上の反発の広がりを収束させるには、軟着陸させるしかないと考え、包囲網を敷いたとみられる。
首相としても、これまで自分を守ってきてくれた枝野氏らに見放されれば政権運営できない。進言を受け入れ「八月退陣」に転換せざるを得なかった。
ただ、首相も最後の意地を見せる。同日夜、石井一副代表との会談で「東日本大震災の復興基本法案と第二次補正予算案、公債発行特例法案はやり切る」と、八月退陣に事実上、条件をつけた。
復興基本法案以外、野党は菅政権が続く限り、国会審議に協力しない方針で、成立は不可能に近い。このため、自らの首を差し出すことで、二次補正などを成立させ、花道にしようとしているのではないか、との観測もある。
しかし、野党や民主党内の小沢一郎元代表ら首相に批判的な勢力はもはや「八月退陣」では収まりそうにない。
鳩山氏の側近は党執行部の八月退陣論を受けても「首相の退陣は早ければ早い方がいい」と戦闘モード。鳩山氏らは両院議員総会の開催を求め、党代表の解任動議を出し過半数の賛成で解任に持ち込む戦略を描く。
野党側も八月退陣論について「即、辞めないとダメだ」(自民党幹部)と酷評。同党は参院で首相問責決議案を可決し、退陣に追い込む方針だ。まして首相の条件を受け入れる保証はなく、着地点はまだ見えない。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2011060502000035.html
言葉遊びのペテンゲームに乗った結果、どれほど不特定多数の嫌悪感のツボを押したことになったか、痛感しているみたいですね。
弁護士さんの策は、法廷闘争では有効でも、メッセージの受け手を絞りきれない政治の場では、当てに出来ないとわかった? ましてや、あの「してやったり!」のニヤーッとした笑いは、生理的嫌悪まで引き起こしたと思う。
最初から、法案成立が条件で8月に辞める!とキッパリ言っていたら、多分そのとおりになっていたのに。
菅さん、きっともう、何を言っても無視されるよ。 閣僚や党幹部の手のひら返しが始まっちゃたもん。 岡田さん、枝野さん、安曇さん、今度は「手のひら同好会」を作ったみたいだから。 人生、裏切られ、無視されっぱなしのおらには、それがよくわかるよ。 早くそれに気がつかないと、ますますつらくなるよ。
小沢さんと自民党の大物は、今もきっと相談を続けているよ。 谷垣さんや石原さんのメッセージの変化がそれを現しているんじゃないかな? 民主党執行部や政権幹部は、たぶん蚊帳の外。 これも、人生ずっと蚊帳の外だったおらにはよくわかる。
今度おらの地元においで。 蚊帳の外同士、放射性物質が舞う夜空を一緒に見上げようよ。 東京とは違って、星がすぐ近くに見えるよ。きっと大宇宙の中では、自分の我執なんか小さい小さいって思えるよ。
それから、お遍路さんに戻ればいいさ。
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