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投稿者:松代理一郎 投稿日:2011年 6月 3日(金)20時35分25秒
官僚管理の”義捐金”は、国家の”振込詐欺”ではないか?
南相馬市で、被災者12人が餓死していたと言う、ショッキングなニュースがあった。
参考)
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/yucasee-20110531-7789/1.htm
震災直後から、”金を”と言って、かき集められた義捐金は、2000億円を超えているが、未だ、1/4も被災者にはわたっていない。
分配基準を決めて、県、市町村で分配して、被災者へ手渡す、というもの。それだけで数か月を要して、今、被災者の義捐金受領資格を調べていると言う。
近親者死亡、家屋喪失などで、金額の大きさを決めて、”下げ渡す”と言うことである。神戸阪神大震災のときには、震災後1年経って被災者へお金が渡ったと言う。
震災で避難生活を強いられている人へ、多くの人は、とにかく”当面の衣食住””医療や衛生対策”で、緊急に使われて、被災者の”元気”を取り戻す手助けを一番に願った。
そして何よりも、早く被災者一人ひとりへ、ちゃんと早く”お金”が届くことを願い、赤十字や共同募金会に託した。
ところが、集まったお金を、いつまでも預け置き、あたかも”お上の慈悲”のごとく、下げ渡す姿勢は、どうみても、支援者の善意を”お上の慈悲”にすり替えた”国家的な振込詐欺”に見えてしまう。
先般、義捐金120万円をネコババして逮捕された公務員が居た。”義捐金”をわがものと思ってしまう官僚意識が蔓延しているのではないか?
被災地の窓口や、避難所の組織や、該当行政機関がもう、明確になった今、テレビや新聞で、振込口座を示して、ず〜と後に下げ渡される“義延金”を呼びかける必要が、まだあるのかも疑問である。
困っているところに、確実に早く届く、仕組みこそ、餓死者を出さない、仕組みこそ、今一番大事な筈だ。
義捐金制度は国家が救済する”見舞金”と切り離して、根本的に”仕組み”を変える必要があると痛切に感じる。
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