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そのタイミングがいつであろうが権力者が辞任を口にしたとたん
終わりである。そう私は繰り返し書いてきた。
案の定わずか一日で菅首相は首相の座にしがみつくつもりはない
と「言わせられる」ハメに追い込まれた。
それでも未練がましく8月末の第二次補正にこだわっているよう
だが、おそらく6月中に辞めざるをえなくなるだろう。
いまの日本は統治者能力のなくなった者を2ヶ月も権力者の座に
遊ばせておく余裕はない。
どうせ引きずり降ろされるなら、せめて菅首相には鳩山首相の愚
を繰り返さないで貰いたい。
あの時鳩山首相は沖縄への置き土産として普天間移転の日米合意
を成立させて辞めた。
愚かだ。
米国を怒らせ、米国の圧力で辞めさせられたのだから、なぜ
「こんな日米合意など認められるか、オレは沖縄県民の側に立つ」、
と思いのたけをぶちまけて辞めなかったのか。
もしそうしていれば日本国民は目覚めたはずだ。
普天間基地問題はとっくに終わっていたはずだ。
いや対米従属の日米関係が自立に向かって歩み出していたかも
しれない。
いまそれと同じことが行なわれようとしている。今度は沖縄では
なくて原発だ。
今日(6月5日)の日経新聞は菅民主党政権は7日に予定する新
成長戦略実現会議(議長・菅直人首相)で原発政策を維持する姿勢を
示すと報じている。
愚かだ。
もはや辞める以上、しかも引きずりおろされる以上、何もおそれる
必要はないはずだ。
自らの信念に基づいて明確に脱原発を打ち出す指導力を発揮する
ことができるはずだ。
脱原発を否定できるものは今の日本に誰もいない。
いかなる政権がその後に出来ようとも、菅民主党政権で決定された
新エネルギー政策を覆すことのできる政権はあり得ない。
なぜ菅首相はせめて最後のチャンスを活かそうとしないのか。
ひょっとして菅首相は原発維持派なのか。
そうであればまさしく浜岡原発の停止要請は人気取りのパフォーマ
ンスであったというわけだ。
そのパフォーマンスが結局延命には何の役にも立たなかったとは
大いなる皮肉である。
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