http://www.asyura2.com/11/senkyo114/msg/457.html
Tweet |
<国民をだますかのように強制採決をして衆院を通ってしまった天下の悪法>
衆院本会議「コンピューター監視法 衆院で可決」2011.05.31
http://www.youtube.com/watch?v=b0uRHdbLWYM
1368
衆議院本会議で可決してしまった瞬間が上記で見れる。
議事進行係の小宮山泰子が緊急動議として発言。本会議の予定外にもかかわらず突然議案とされた。
そして法案に対して本会議で全く何の検討もされずに、採決されてしまう。
あっけにとられるとはこのことだ。
<国会議員にろくに説明もせずに強行採決をして衆院を突破する黒幕は?>
この突然、
強制採決してしまうやり方は
仙○が考えたのだろうか?
<アメリカで911の後に国民言論弾圧法案が強制可決されたときとそっくり>
この、突然どさくさにまぎれて採決をしてしまう手法には、
徹底して「この法案の中身を多くの人に知られないままに
成立させてしまおう」とする「黒い動機」が見える。
米国でも911事件の後に「愛国者法」という国民言論監視法案が
あっという間に採決されたが、そっくりである。
<全く悪法の中身を衆議院議員が検討しないまま採決>
国会議員が全く法案を検討しないうちに
全く無責任に、これだけひどい法案が衆議院で可決されてしまう。
<無責任な国会>
国家に対して無責任にもほどがある。
彼ら国会議員は、まともに法案を読んでないと思われる。
衆議院の9割は読んでいないのではないか?
もし、自分で読んだら、恐ろしくてこんな法案を通せるわけがない。
そして江田法務大臣はまったくコンピューターが苦手らしい。
そのためか
この法案の危険性を
明らかに理解していない。
<江田五月法務大臣は、法案の文章と異なる答弁をしている>
そして、法案の文章とは異なる答弁をしている。
つまり法案の文章をきちんと細かく読んでいないため
このとんでもない法案が成立したが最後、一人歩きしはじめることを理解していない
のではないか?
衆議院テレビでも、
さすがに
きうち実氏や階猛氏から法案のあいまいさを指摘をされている。
衆議院テレビ
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php
日時を5月25日と5月27日、5月31日を選ぶ
法務委員会を選ぶ。
5月25日
http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib2.php?u_day=20110525
法務委員会を選ぶ。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib3.php?deli_id=41020&media_type=
お勧めは辻恵氏(民主)、特にたちばな秀徳氏(民主)である。
5月27日
法務委員会を選ぶ
http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib3.php?deli_id=41035&media_type=
お勧めはきうち実氏
5月31日
http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib3.php?deli_id=41040&media_type=wb
お勧めは指宿(いぶすき)参考人、稲田朋美氏(自民)、
階猛氏(民主)、柴山昌彦氏(自民)、きうち実氏の質疑である。
特に稲田朋美氏のいぶすき氏の答弁では、
諸外国では、この法案は、プライバシーについての違憲判決が続出して大変な問題となっていることが言われている。
31日のこの質疑で不思議なのは、質問の時間があらかじめさだめられており、
時間以上は質問せずにさっさと終わっている点である。もともとこのときに時間内で
質問をうちきってしまい、強制的に午後からの
本会議に間に合わせるためにやっていたのだろう。
結局、この法務委員会の質疑で
わかることは、
@ 諸外国で大変問題となっており違憲判決が続出。
A プロバイダーに多大なメールの保存要請をするため、とても大きな負担となる。
おそらく無料メールは全くなくなる。
B 実際には、プロバイダーが、命令なしで、メールの内容などをすべて保存することになることがわかる。
B 今の法案のままでも、ウイルス対策には十分対応可能。
C バグを犯罪の対象にしないとか、プライバシーの保護などは、法案をよく読み、実際の法運用を考えればわかるが、実はほとんど法案には反映されておらず、検察の解釈次第でどうにでも乱用できる法案である。
D 質疑をする国会議員は、この法案からは、「どうにでも解釈できるように」
書いてあるため、運用に危険性を感じているが、答弁する側は、ほとんど
「大丈夫です」と言っているだけで、実は何の保障もない。
E 検察の強引な解釈が可能な法案条文になっているため懸念している。
(衆議院で進行係りとして緊急動議としてこの法案を提出した議員)
小宮山泰子ホームページ
http://www.yasko.net/
参議院法務委員会
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/konkokkai/current/list/l0065.htm
委員長 浜田 昌良
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/giin/profile/7004049.htm
http://www.hamada-m.com/
(公明)
理事 中村 哲治
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/giin/profile/7007042.htm
http://tetsu-chan.com/
(民主)
理事 前川 清成
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/giin/profile/7004053.htm
http://www.maekawa-kiyoshige.net/
(民主)
理事 金子 原二郎
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/giin/profile/7010021.htm
http://www.kaneko-genjiro.jp/
(自民)
理事 桜内 文城
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/giin/profile/7010028.htm
http://www.sakurauchi.jp/
(みん)
有田 芳生
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/giin/profile/7010004.htm
http://www.web-arita.com/
(民主)
江田 五月
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/giin/profile/5977009.htm
http://www.eda-jp.com/
(民主)
小川 敏夫
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/giin/profile/5998013.htm
http://www.ogawatoshio.com/
(民主)
今野 東
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/giin/profile/7007026.htm
http://www.k-azuma.gr.jp/
(民主)
田城 郁
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/giin/profile/7010030.htm
http://www.tashiro-kaoru.com/
(民主)
那谷屋 正義
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/giin/profile/7004041.htm
http://www.nataniya.jp/
(民主)
丸山 和也
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/giin/profile/7007059.htm
http://maruyama-kazuya.jp/
(自民)
溝手 顕正
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/giin/profile/5993006.htm
http://mizote.info/
(自民)
森 まさこ
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/giin/profile/7007061.htm
http://www.morimasako.com/
(自民)
山崎 正昭
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/giin/profile/5992051.htm
http://www.m-yamazaki.com/
(自民)
木庭 健太郎
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/giin/profile/5989031.htm
http://www.kobakentaro.jp/
(公明)
井上 哲士
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/giin/profile/7001007.htm
http://www.inoue-satoshi.com/
(共産)
尾辻 秀久
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/giin/profile/5989018.htm
http://ameblo.jp/aratakyo/entry-10479766754.html
(無所属) <正字>
西岡 武夫
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/giin/profile/7001035.htm
http://www.nishioka-takeo.com/
(無所属)
長谷川 大紋
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/giin/profile/7007045.htm
http://www.tamon-h.net/policy/index.html
(無所属)
ヤフー辞書をつかってこの問題の法案を読み解く。
この法案の3ぺージ目から4ページ目である。
http://dic.yahoo.co.jp/
法務省 ホームページ+
http://www.moj.go.jp/keiji1/keiji12_00025.html
新旧対象条文
http://www.moj.go.jp/content/000073754.htm
小野寺 注 問題のウイルスの部分をとりあげる。
カッコ書きで法案に使われている用語を、
辞書の意味からわかりやすく解説した。
簡単だと思われるものにも念のため、意味をつけた。
<法案の条文を熟読すると恐ろしい内容>
結論を先にいえば、法案をよく読むと、
ウイルスを意図せずに送ってしまったものも
意図せずに受け取った者も、それを知らずに保管した者も
検察の解釈次第で有罪にできるとんでもない法案なのである。
<大丈夫だと書いてある官僚のQアンドA
や、江田法務大臣の言っている答弁は
何も法案には反映されていない>
この法案については、「そんな危険なことはない。大丈夫だ」と言っている江田法務大臣の答弁内容は、全く、全く、全く、法案には反映されていない。
法案にほんの少しだけ文言が付されているが、まったく実効性がなく
あいまいになっており
検察がどうとでも解釈運用できる危険な法案のままなのである。
例)
電子計算機(=コンピューター)
正当な(=物事の正しい筋道にかなっているさま)
<法案>
第十九章の二
不正指令電磁的記録に関する罪
(注)不正指令電磁的記録=電子、磁気等で記録される、コンピュータで処理される記録で正しくない命令をするもののこと。ハードデイスク、CD、DVDなどに記録
される)
(※小野寺注 この不正指令電磁的記録はいわゆる
コンピュータウイルス、ウイルスに感染したコンピューターのハードデイスク、CD、DVDに記録されているデータが含まれる。
コンピュータのバグも「不正な指令をする」電磁的記録に含まれる。
※バグ (英: bug) とは英語で虫(成虫)の意であり、転じてコンピュータプログラムの製造(コーディング)上の誤り・欠陥を表す。
そのため、フリーソフトを開発して、提供した場合、
そこにはたいてい、バグがあるため、その場合も処罰されるとして
多くの人が懸念をしている。
一見、バグは、この法案に関係ないかのように、官僚はQアンドA
を作っているが、実は、この法案をよく読んでみると、「バグも含まれる」と
解釈ができる法案なのである。
<江田法務大臣自体も「バグは大きなものは含まれて処罰の対象になる」と答弁している>
実際に、江田法務大臣は
衆議院の法務委員会で
この点を国会議員から質問されて、
「フリーソフトについても大きなバグは処罰の対象になるでしょう」と答弁している。
<きうち実氏から、法案のあいまいさと危険性を指摘される>
そしてあとで
きうち実氏から「大きな」といっても、とてもあいまいな表現で
それはどの程度が大きいのか、どの程度がちいさいのか
と質問されているが、また江田法務大臣は「法案の細かな点はさておき」と
あいまいにごまかして答弁をしている。
<検察の法案解釈、裁量次第で有罪にされる>
つまり、検察の裁量で
そのときどきで「有罪」に該当するかどうかが
決まるのである。
<言論弾圧のためつくられた法案>
実は、この法案自体は、「言論弾圧」を目的とした法案であるため
もともとあいまいにできているのだ。
検察官の裁量次第、法解釈次第でどうにでも処罰できる法案なのである。
<江田五月大臣は、法案に書かれていないことを答弁している>
つまり、江田五月法務大臣が「大丈夫だ」といくらいっても
全く法案には「大丈夫だ」と明記する表現が存在していない。
とんでもない裁量が可能な法案なのである。
(不正指令電磁的記録作成等)
第一六八条の二
正当な (=物事の正しい筋道にかなっているさま)
理由 (=物事がそうなった根拠、事情)
がないのに、
人の
電子計算機 (=コンピューター)
における実行 (=実際に行うこと)
の用 (=使うこと、役立てること)
に供する (=提供する)
目的で、 (=実現しようとしてめざす事柄。ねらいで)
次に掲げる (=掲載する)
電磁的記録 (=電子、磁気等で記録される、コンピュータで処理される記録。ハードデイスク、CD、DVDなどに記録される)
その他の記録を (=それ以外の記録)
作成し、(=作り)
又は (=似通った二つの事柄のうち、どれか一つを選ぶときに使う語。あるいは。)
提供した者は 、(=相手に与える)
三年以下の懲役 (=その刑に処せられた者を監獄に拘置して一定の労役に服させる刑)
又は
五十万円以下の罰金に処する。
<上記の「次に掲げる電磁的記録」とは具体的には何か?>
その1
人が
電子計算機を (=コンピューターを)
使用するに (=使う)
際して (=時に)
その意図に (=その何かをしようとする思いに)
そうべき動作をさせず、 (=思いに従うべき動きをさせず)
又は
その意図に (=その何かをしようとする思いに)
反する (=そむく、ちがう)
動作をさせるべき (=動きをさせるはずの)
不正な指令を与える (=正しくない命令を与える)
電磁的記録 (=電子、磁気等で記録される、コンピュータで処理される記録。ハードデイスク、CD、DVDなどに記録される)
(小野寺注 これは具体的にはコンピューターウイルスを想定している記述である。)
その2
前号に掲げるもののほか、(=その1に掲げるもの、つまりコンピューターウイルスのほか)
同号の (=コンピューターウイルスの)
不正な指令を記述した (=正しくない命令を書きしるした)
電磁的記録 (=電子、磁気等で記録される、コンピュータで処理される記録。ハードデイスク、CD、DVDなどに記録される)
その他の記録 (それ以外の記録)
(※小野寺 注 つまり、正当な理由がないのに
ウイルス、またはそれが記述された電磁記録を
作成して
または (←ここに注目)
提供したものは3年以下の懲役
または50万円以下の罰金。
にする、
ということが書かれているのだが、
ここで、実は、法案に落とし穴がある。
<「かつ」ではなく「または」>
「ウイルスを作成して
かつ
提供したものは」
と書いてあるのではなく、
「又は」と書いてあるのだ。
「ウイルスを作成して
又は、
提供したものは」
つまり
「ウイルスを作成して、かつ「ウイルスを提供したもの」
が有罪になるのか
と思ったら、違うのだ。
「ウイルス作成」
または
「ウイルス提供」
したら有罪とされる。
従来は、「ウイルスを作成」して
かつ
それを「誰かに提供した」人物が「有罪」になっていた。
2 正当な理由がないのに
、(=きちんとした道理、筋道のある根拠がないのに)
前項第一号に掲げる (
電磁的記録を
人の電子計算機における
実行の用に供した者も、同項と同様とする。
※
(小野寺)
これは、
非常にまずいことが書いてあることに
お気づきだろうか?
この表現では、
検察官の裁量次第で
いくらでも
誰でも
処罰できることに
大きく道が開けている。
(まずい理由その1)
知らずにウイルスに感染してしまい、
自分のコンピューター内で
ウイルスは勝手に自ら「ウイルス作成」を
行い、メールソフトを通じて「HELLO!」
と友人、知人のアドレスに勝手にウイルス送信を行った。
ウイルスの種類でよくあるタイプは
本人が知らないうちに、ウイルスが増殖をして
ウイルス付のメールを、友人、知人などの登録アドレスあてに
勝手に送信してしまい、ウイルスをばらまくタイプのものがある。
実は
この法案は、本人が知らずに、ウイルスに感染してしまい、
メールでウイルスを添付して
知人などに流してしまった場合は、
ウイルスを作成、世の中に広めた人物
と同様の罪になると
いうことを言っているのだ。
法案の文章そのものからは
そう解釈できる。
これが非常に危険である。
「コンピューターウイルスに知らずに感染してしまい、
人に送信してしまった人も逮捕できる法律」
これが
「 正当な理由がないのに、
前項第一号に
掲げる
電磁的記録を
人の電子計算機における
実行の用に供した者も、同項と同様とする。」
の文章の意味なのである。
<あなたが政敵から目をつけられた場合>
たとえば、あなたが、「政府」を批判しているとする。
政治家の「郵政英米化」「かんぽの宿」などの不正を見つけて
それを批判しているとすると
どうなるか?
相手は、暴力団と結びついていたり、秘密諜報機関と結びついている場合がある。
その場合、えん罪で罪をでっちあげて逮捕しようと試みてくるはずである。
植草一秀氏の事例や小沢一郎氏、佐藤優氏、鈴木宗男氏、の人たちが
政治に対して目障りだったため、
でっちあげや法案の強引な解釈によって
えん罪になっていった経緯を思い出してほしい。
<どう罪をでっちあげられるか>
あなたのメールアドレスを探し当てて
そこにコンピュータウイルスを
送ってくる。
そして知らないうちに
そのコンピュータウイルスはいろんなところに「送信」をして
ウイルスをばらまいてしまうだろう。
そうなると、今度は、わなをしかける側は
そのウイルスを送りつけられた「被害者」の側になって
「ウイルスを送られた」と検察に言えばいい。
となると
あなたは
「2 正当な理由がないのに、(=きちんとした道理、筋道のある根拠がないのに)
前項第一号に掲げる (=コンピュータウイルスのこと)
電磁的記録を
人の電子計算機における
実行の用に供した者も
、同項と同様とする。」
に
該当してしまうのだ。
そして、検察が
政敵を葬り去るために
摘発にやってくる。
となるだろう。
<シミュレーション>
あなたは、こういうだろう。
「ぜんぜん知らないうちに
私はウイルスに感染してしまったんです。
そんなこと言われても、勝手にウイルスが
送信されたんだから、私は
知らなかった。だから故意じゃないんです。」
というと、
検察官はこういうだろう。
「貴様、この法案をよく読んでみろ。
「正当な理由がないのに」送ったら
処罰することが
と書いてあるだろう。
「お前が、知らないうちに
ウイルスに感染して
それを、知人に送信した。」と言ったな。
そんな
「知らないうちに」
というのは
証明できるのか?
証明できないだろう?
貴様が「故意にやったんじゃない」って
どうやって証明するんだ?
まして、
ここにこう書いてある。
「正当な理由がないのに」
と書いてあるんだぞ。
100歩ゆずって
お前の
まったく
知らないうちに
ウイルスが
知人のところに送られてしまった
とするわな。
そのウイルスを送ったことには
どこか
「正当な理由」でもあるのか?
ウイルスを知らないうちに
知人に送ってしまいました。
いったいその行動のどこに
「正当な理由があるんだ?」
貴様、いいかげんにしろよ!
いったい、友人、知人に
ウイルスを送りつける行為のどこに
「正当な理由がある」というんだ!
といわれるだろう。
<もともと言論弾圧のための口実をつくるための法案>
もともと、この法案自体は、コンピューターウイルスを
作成した人物をきっちり逮捕するための
法案ではないのだ。
単に、それを口実にしているだけのことである。
衆議院テレビの中でも
5月31日の法務委員会の質疑の中で、階猛氏の発言があるが、
実は現行の法律で十分、ウイルス作成は取り締まれるのだ。
<法案>
3 前項の罪の未遂は、罰する。
(小野寺注)
しかも恐ろしいことに、この法案は「未遂」(やりかけてし遂げないこと)も罰すると書いてある。
今までの日本の法律では
実行していないのに、「犯罪」とされるという「未遂」罪は、重大な犯罪にしか認められなかった。
例えば殺人や誘拐などである。
しかしこの法案は「未遂」も罰するという。
つまり、あなたが、知らずのうちに、ウイルスに感染してしまい、
それが「自動的にウイルス付メールを作成して知人などの
アドレスに送信するタイプのウイルス」だったとする。
そうなると、それはあなたのコンピューターがウイルス感染した
時点で
もう「未遂」の罪となり、あなたは
3年以下の懲役刑または50万円以下の罰金刑にされるのだ。
そして恐ろしいのは次である。
(法案)<ウイルスを送られた方も有罪とされる>
(不正指令電磁的記録取得等) (=取得 手に入れること。自分のものとして得ること。)
第百六十八条の三
正当な理由がないのに、
前条第一項の目的で、
同項各号に掲げる電磁的記録
その他の記録を取得し、
又は
保管した者は、
二年以下の懲役
又は
三十万円以下の罰金に処する。
※ これは、「正当な理由がない」のに
コンピューターウイルスを取得して自分のコンピューターに
保管した者は、これも処罰される、と解釈できる法案である。
つまり解釈次第でコンピューターを使っている人間は誰でも
該当するように検察が運用できるとんでもない法案なのである。
<以前の法案は、わいせつな文書図画を主として「販売したもの」が対象だった>
(わいせつ物頒布等)
第百七十五条
わいせつな文書、図画
その他の物を頒布し、(=はんぷ。ひろく配ること)
販売し、
又は公然と陳列した者は
、二年以下の懲役
又は
二百五十万円以下の罰金
もしくは
科料 (=とがりょう。かりょう。財産刑の一種であり、受刑者の財産を強制的に徴収する刑罰をいう。)
に処する。
販売の目的でこれらの物を所持した者も、同様とする。
<今回の問題法案は、わいせつな文書、図画に、電磁的記録を含むようになり、
販売をしない場合でも、持っているだけで有罪にされる>
(わいせつ物頒布等)
第百七十五条
わいせつな (=いたずらに人の性欲を刺激し、善良な性的道徳観念に反すること。)
文書
図画、
電磁的記録に係る記録媒体 (=これは、コンピューターのハードデイスク、
CD、DVDに記録される内容である)
その他の物を頒布し、
又は
公然と陳列した者は、
二年以下の懲役
もしくは
二百五十万円以下の罰金
もしくは
科料に処し、
又は
懲役及び罰金を併科(=両方の罪)
する。
つまり、メールで、ヌード画像を
誰かに送ったりしたら、逮捕されてしまう。
たとえば、ネット上で、アダルトビデオや
モデルのヌード画像がはりつけられていたりするが、
これを取得して
だれか知人やネット上の知り合いなど
にメールで送信したりすれば
逮捕の対象になる。
また「公然と陳列」に
おそらく、今の2ちゃんねるなどに
貼り付けられている、ヌード画像などは、
この「公然と陳列」に該当すると解釈できるため
2ちゃんねるも、あらゆる掲示板も、
ヌード画像が貼り付けられたりしていると
該当すると解釈されて
掲示板運営者は、逮捕されることに
なりかねない。
実は、
この法案は、
真実を隠ぺいしたいため、
掲示板などを閉鎖したいという
悪意のある人たちが
考えたものであるため
この規定は非常に危険である。
(法案)
電気通信の送信により
わいせつな電磁的記録その他の記録を
頒布した者も、同様とする。
(小野寺 これは、「販売」ではなく、
「無償」でだれか二人以上の人に
ヌード画像をおくってしまったら、該当する。
また、わいせつな画像を添付してばらまくタイプのウイルスに
感染してしまい、勝手に送られてしまったら、逮捕されることになる。
また、2ちゃんねるなどでクレクレ君という「ある特定の画像をクレクレ」と
いう人たちがいるが、そのクレクレ君のために何か、掲示板にヌード画像を
貼り付けてしまったら、それも該当するだろう。
(法案)
2
有償で頒布する目的で、
前項の物を所持し、
又は
同項の電磁的記録を
保管した者も、
同項と同様とする。
(小野寺 これは、「有償で配布する目的で」と書いてあるが、実は
そんなことは証明できない。
たとえば、ヌード画像を
ネット上の掲示板や、そのほかでコンピューターに保存していたら、
それだけで逮捕の対象になる。
「有償で配布する目的で」などは、「未然の罪」であるため
まったく、「そんな有償で配布する目的はありませんでした」とは
証明できないはずである。
<以下の従来の法案では、未遂罪はなかった>
(従来)
(電子計算機損壊等業務妨害)
第二百三十四条の二 (略)
(新設)
<あたらしい法案では、未遂でも罰する>
新)
(電子計算機損壊等業務妨害)
第二百三十四条の二 (略)
2 前項の罪の未遂は、罰する。
つまり、やってもいないのに
コンピューターのハードデイスクを
破壊するようなウイルスに
感染してしまったら、これも有罪とされるだろう。
コンピュータ監視法案
法案を1ページごとにPDF版(文書)とPNG版(画像)として
保存した。
上段がPDF版(http://ja.wikipedia.org/wiki/Portable_Document_Forma)t
Portable Document Format (ポータブル・ドキュメント・フォーマット、略称PDF) は、電子上の文書に関するファイルフォーマットである。
下段がPNG版(http://ja.wikipedia.org/wiki/Portable_Network_Graphics)
Portable Network Graphics(ポータブル・ネットワーク・グラフィックス)、略称 PNG 、はコンピュータ上で扱われる画像を格納するためのファイルフォーマットの一つ。PNG の読み方は「ピン」もしくは「ピング
印刷する場合は、下段のPNG版(画像)の方が良いと思われる。
画像をWEB等に貼り付ける場合も
PNG版(画像)の方がはりつけしやすい。
ページ(1−2)
(PDF版)http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4551.pdf
(PNG版)http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4661.png
(3−4)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4552.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4662.png
(5−6)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4553.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4663.png
(7−8)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4554.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4664.png
(9−10)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4555.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4665.png
(11−12)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4556.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4666.png
(13−14)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4557.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4667.png
(15−16)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4558.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4668.png
(17−18)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4559.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4669.png
(19−20)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4561.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4670.png
(21−22)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4562.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4671.png
(23−24)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4563.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4672.png
(25−26)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4564.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4673.png
(27−28)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4565.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4674.png
(29−30)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4566.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4675.png
(31−32)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4567.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4676.png
(33−34)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4568.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4677.png
(35−36)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4569.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4678.png
(37−38)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4570.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4679.png
(39−40)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4571.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4680.png
(41−42)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4572.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4681.png
(43−44)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4573.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4682.png
(45−46)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4574.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4683.png
(47−48)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4575.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4684.png
(49−50)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4576.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4685.png
(51−52)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4577.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4686.png
(53−54)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4578.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4687.png
(55−56)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4579.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4688.png
(57−58)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4580.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4689.png
(59−60)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4581.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4690.png
(61−62)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4582.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4691.png
(63−64)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4583.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4692.png
(65−66)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4584.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4693.png
(67−68)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4585.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4694.png
(69−70)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4586.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4695.png
(71−72)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4587.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4696.png
(73−74)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4588.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4697.png
(75−76)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4589.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4698.png
(77−78)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4590.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4699.png
(79−80)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4591.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4700.png
(81−82)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4592.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4701.png
(83−84)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4593.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4702.png
(85−86)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4594.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4703.png
(87−88)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4595.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4704.png
(89−90)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4596.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4705.png
(91−92)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4597.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4706.png
(93−94)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4598.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4707.png
(95−96)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4599.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4708.png
(97−98)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4600.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4709.png
(99−100)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4601.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4710.png
(101−102)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4602.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4711.png
(103−104)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4603.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4712.png
(105−106)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4604.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4713.png
(107−108)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4605.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4714.png
(109−110)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4606.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4715.png
(111−112)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4607.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4716.png
(113−114)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4608.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4717.png
(115−116)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4609.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4718.png
(117−118)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4610.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4719.png
(119−120)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4611.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4720.png
(121−122)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4612.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4721.png
(123−124)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4613.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4722.png
(125−126)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4614.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4723.png
127−128)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4615.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4724.png
(129−130)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4616.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4725.png
(130―131)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4617.pdf
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/4726.png
論争続く米同時多発テ○
http://www.youtube.com/watch?v=MbzFVX-3u3A
229,421
ZERO : INVESTIGATION INTO 911 英語版
http://www.youtube.com/watch?v=2OHdJI10T0Y
7969
1/8 ZERO.Investigation.Into.911 Japanese
http://www.youtube.com/watch?v=6EX_vmufF70
10,229
2/8 ZERO.Investigation.Into.911 Japanese
http://www.youtube.com/watch?v=f-EUypR1lBk
3,854
3/8 ZERO.Investigation.Into.911 Japanese
http://www.youtube.com/watch?v=S260d5pnXyU
2,873
4/8 ZERO.Investigation.Into.911 Japanese
http://www.youtube.com/watch?v=D3OOqU6DTaE
2,424
5/8 ZERO.Investigation.Into.911 Japanese
http://www.youtube.com/watch?v=csXZDrKvLxA
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK114掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。