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菅直人首相の「一定のめど」発言から一夜明けた3日、早期退陣を否定する首相に対し「うそつき」「詐欺師」「ひきょう」などの厳しい批判が与野党から浴びせられた。内閣不信任決議案の否決で一息ついた首相は政権維持への意欲をみせるが、自民党は「死に体政権には協力できない」と対決姿勢をさらに強める。菅首相と鳩山由紀夫前首相のバトルをよそに「第2次補正予算案の編成」を退陣の「めど」とする相場観が広がり、民主党内の対立は夏の代表選をにらんだ「第2ラウンド」に突入した。
「国民の政治不信を高める状況になっていると言わざるを得ない。たいへん残念に思っている」。枝野幸男官房長官は3日の記者会見で、首相の進退をめぐる与党内の異例の混乱を釈明した。枝野氏は首相と同様、退陣への言及は避けたが、閣内からも退陣を促す発言が相次ぎ、一定のめどの解釈は「夏」に定まりつつある。
この3カ月近く、東日本大震災の対応に追われてきた松本龍防災担当相は同日の参院予算委員会で「復旧・復興をめどにということであれば何よりもスピード感が大事だ。2次補正のめどで言えば6月あるいは7月」との見解を表明。松本剛明外相も「6、7、8月というところが常識的には出てくる」と述べた。
菅首相は3日の閣議や閣僚懇談会で笑みを振りまき、「新たな気持ちで復旧・復興に全力を挙げる」と退陣ムードの打ち消しを図った。6月22日に会期末を迎える今国会の年末までの大幅延長を表明し、2次補正編成と法案の積極提出を指示。首相退陣となれば行き場を失う与謝野馨経済財政担当相は「菅内閣はずっと続く前提で仕事をやっていきたい」と後押しした。
しかし、鳩山氏に近い海江田万里経済産業相が「一日一日が私なりのめどだ」と語るなど、閣僚間に戸惑いも広がる。自民党が全面対決を宣言し、菅首相のままでは2次補正もその他の法案も成立する見通しが立たないからだ。民主、自民、公明3党で修正に大筋合意している復興基本法案の成立後、野党側は6月中の倒閣も視野に参院への首相問責決議案提出のタイミングを計る。
ただ、首相を「ペテン師」と決めつけた鳩山氏も、不信任案採決を欠席した小沢一郎元代表も傷つき、党内対立が一気に拡大する状況にはない。小沢元代表の追加処分が見送られたことで、辞表を提出していた小沢系の副大臣・政務官5人のうち4人は一転、留任。小沢グループの幹部は「鳩山さんの詰めが甘かった。退陣要求は鳩山さんにやってもらわないとしょうがない」と冷ややかに語る。【田中成之、年佛明奈】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110604k0000m010076000c.html
北沢防衛相:菅首相と鳩山氏の確認文書は「辞任前提」
北沢俊美防衛相は3日、訪問先のシンガポールで記者団と懇談し、菅直人首相と鳩山由紀夫前首相が確認した文書の作成に関与したと明らかにした上で「首相の辞任を前提に作り上げた」と述べた。同時に、首相発言をめぐる混乱も踏まえ「首相が鳩山氏と再会談し、真意を確認すべきだ」と求めた。
首相と鳩山氏は2日、確認事項として(1)民主党を壊さない(2)自民党政権に逆戻りさせない(3)東日本大震災の復興並びに被災者の救済に責任を持つ−−を文書で確認。具体的には、復興基本法案の成立と2011年度第2次補正予算の早期編成にめどをつけると明記した。(シンガポール共同)
毎日新聞 2011年6月3日 22時43分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110604k0000m010098000c.html
さすがに、足元の閣僚から「それは違うだろ!」と声が上がったり、文書をまとめた当人達が「退陣前提です!」と言い出したら、菅&岡田の恥知らず自己中コンビもどうとりつくろうんだろ?
あのコンビの人でなしぶりは想像を絶するから、ある意味、反応が楽しみになってきた。
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