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昨日は、本当に
腹が立って腹が立って
寝付きが悪かった。
何という情けない
幕切れなのか。
不信任案採決の前には
「首相を辞める」と言い、
否決された後、
まったく悪びれる様子もなく
「そんなことは言っていない」
と、否定する。
菅さんには約束など
通じない。
野党時代から、
数十年と「脱官僚」と
訴え続けられた菅直人。
政治家として、
最高権力者になれば、
そのことを実行しなくて
どうするのか。
さらに、ありとあらゆる勢力を
結集して出来上がった民主党政権。
それにどれだけあらゆる人の
労力と時間が掛かったことか。
多くの人の期待を裏切り、
京セラの稲盛さんや
スズキ自動車の鈴木会長など
熱心に民主党を応援した人ほど、
「怒り心頭」状態だ。
国民は本当に何を求めているのか。
それは数年前からの投票行動で
明らかだ。
閉塞感を打破し、
変革を望んでいる。
「慣習」や「しがらみ」にとらわれ、
機能不全状態のこの国を
なんとか政治主導で
変革してもらいたいと、
大きな期待を込めて出来上がったのが
民主党政権だ。
民主党が選挙に負け続けるのは、
愚直なまでに改革に取り組もうとする
姿勢が全くないからだ。
そのことは、震災の対応にも言える。
菅さんは、被災地の人々より
テレビに映る自分の姿ばかりに
気にしているようだ。
はったりやパフォーマンスだけでは、
通用しない。
国民はよく見ている。
さらに「嘘」や「責任逃れ」
「策略」ばっかりでは、だれでも
本当に信用して、協力などしてくれない。
今回の鳩山さんでも
本当に甘ちゃんだ。
小沢さんでも何回でも
策略にしてやられている。
しかし、本当に信じれるのは
どちらなのだろうか。
だまされ、裏切られ
しかし人の善意を前提として
行動しようとする小沢さん鳩山さん。
「政治なんて誰がやっても同じ。
どうせうそばっかりだ」
と、国民からよく聞く
政治不信。
この国民の政治不信が
政治に対して「無関心」となり、
官僚のやりたい放題を許し、
また今回の福島原発事故の
ようなことになってしまう。
今回の政治改革でも
根本は国民の意識改革こそ
一番重要だ。
国民がしっかりしていれば、
ペテン師のような政治家は消える。
行政に対しても
しっかりと監視ができる。
検察の暴走にしても、
原発事故にしろ、
安全で公正な社会と思いこんでいたが、
蓋を開けてみたら
とんでもないことになっていた。
国民の意識改革なくして、
本当の民主主義などあり得ない。
今回の菅さんの実体というのが
本当に分かりやすく、
浮き彫りにされた。
ある意味、総理大臣でさえ
この程度の人間なのだ、
という政治に対する欺瞞性が
可視化された。
小沢さんと検察との問題でも、
以前ではまったくわからなかったような
検察の欺瞞性が浮き彫りにされた。
このような経験を一つ一つ
国民が積んでいくしかない。
そして、よくよく考えること。
本当にこのままでいいのか。
本当にこんな社会を子供たちに
引き継がしてよいのだろうか。
今回のことも、国民にわかりやすく
この国の現状を見てもらうには、
最高の題材であった。
また、多くの人が
怒りが爆発寸前になったのでは
ないだろうか。
大変革の前というのは、
そのような怒りがマグマのように
たまり、そして変革への
ものすごいエネルギーにもなる。
「策略」で世渡りしようする
菅さんのようなタイプが必要なのか。
それとも、だまされてもだまされても
国民に対して「誠意」を尽くそうとする
小沢さんや鳩山さんの方が必要なのか。
最終的に「策略」が勝つのか、
それとも国民に対する「誠意」が
勝つのか。
「こんな時に政局なんて」
と、いう報道が繰り返されるが
「策略」だけのリーダーで
日本人がまとまるわけがない。
「心を一つに」
という日本民族の大きな特徴である
「和の精神」。
しかし、その「和の精神」も
「信頼」「信用」が欠けていたら、
双方が疑心悪戯になり、
ことは進まないのは目に見えている。
日本人が本当に力を発揮するときは
信頼をベースにした「善意」が前提の社会だ。
これがあってはじめて
一つにまとまり、
そして驚異的な力を発揮するのが
日本人の特徴。
私は昨日まで
怒り心頭であったが
「百術不如一誠」という言葉が
頭の中をよぎった。
どんなに裏切られても、
打ちのめされても
国民に対して誠意を尽くす。
そんな政治家を私は
とことん支持したいと思う。
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