15. 2011年6月04日 15:28:18: l2nZMobMq6
■「外国人献金問題」で訴えられている菅総理大臣と前原前外務大臣。議員辞職が相当である。日本外交のツートップが揃って「外国人献金問題」即ち「売国行為」で訴えられているとはまことに嘆かわしい。 外国人献金受領はそれ自体が違法行為なのです。 http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-e95d.html 「政治資金規正法第二十二条の五に、外国人から政治活動に関する寄附を受けてはならないことが定められている。」 だから外国人との認識がなかったですまされる問題ではないのです。 ましてや日本外交のツートップを預かる者がそのようなことがあってはならない。 小沢さんが何の違法性もない単なる記帳ズレで党員資格無期限停止をうけている状態と比較すれば、禁固刑そして公民権停止につながる「外国人献金問題」は重罪なのである。 結論から言えば『議員辞職』が相当なのである。 ●ところが菅総理大臣は前原を急遽「裁判官訴追委員会委員長」に任命した。 菅は「外国人献金問題」の責任をとって大臣を辞職したばかりの前原を「裁判官訴追委員会委員長」に任命したのである。 その狙いはなんなのか? ●裁判官訴追委員会とはなにか? 前原裁判官訴追委員会委員長挨拶 http://www.sotsui.go.jp/greeting/index.html −−−−−−−−−−−−−− 裁判官訴追委員会は、国民の皆様から請求のあった職務上あるいは倫理上問題のある裁判官について罷免の訴追を行う機関であり、一般の裁判制度における検察官の役割を担っております。 −−−−−−−−−−−−−− 裁判官訴追委員会は、誰かがある裁判官に罷免(職をやめさせること)を請求した場合訴追(起訴と同じ)する役割だ。 このように、裁判官訴追委員会は裁判官ににらみをきかせる場なのである。 ●なぜ「外国人献金問題」の前原が「裁判菅訴追委員会委員長」なの? 「外国人献金問題」で訴えられこれから捜査を受けあるいは裁判に臨む前原がなぜ「裁判菅訴追委員会委員長」に相応しいのか理解できない。 ましてやそれを任命する菅が同じく「外国人献金問題」でまっ黒で前原と同じ立場だ。恐れ入りました、といった感じである。 これから有るかも知れない自分たちの裁判で裁判官を恫喝するためですか? そうだとすればこれはまた臆面もなく露骨な作戦ですね。 ●前原委員長の前任者は赤松広隆であった。 前原はもちろん前原グループ所属、赤松は横路グループ所属である。 この二つのグループに共通に所属している人物がいる。 法律の隘路を巧妙にあやつる奇術師仙谷由人。 菅が(仙谷の指示に従い?)二代続けて「裁判菅訴追委員会」委員長を仙谷所属のグループから出す狙いはなにか? 「裁判官訴追委員会」を実質仙谷のコントロール下に置く目的は? ●「裁判官訴追委員会」は「検察審査会」のようなもの。小沢さんの事案で考えてみよう。 検察に対する「検察審査会」と同じように、裁判官に対して「裁判官訴追委員会」があると考えてよい。 わかりやすいように小沢さんの事案で考えてみる。( )内は私の見解。 −−−【検察審査会】−−− @小沢さんを30億円かけて捜査した特捜が起訴する事実はなにも無かったとして不起訴とした。 Aこの不起訴処分を不服としてある(あやしげな)個人が検察審査会に不服を申し立てた。 B不服の申し立ては(あやしげに構成された)11人の国民によって審査され(審査補助員という弁護士の誘導に従って)結論を出す。 小沢さんの場合は「不起訴不当」の結論となった。 C検察審査会の議決に従って指定弁護士が強制起訴を行った。 現在、裁判は東京地裁「登石郁朗裁判官」の下で進行中で8月結審飲み込みである。 前科者前田弁護士の調書が証拠採用されどのように扱われるか注目を集めている。 −−−【裁判官訴追委員会】−−− (以下の記述は私の想像によるフィクションです)
@裁判は結審し判決は「小沢無罪」となった。 (司法の正義は健在であることが確認された) Aこの小沢無罪判決を不服としてある(あやしげな)個人が裁判官訴追委員会に不服を申し立てた。 B裁判官訴追委員会は訴追請求に基づき訴追審査を行い訴追を決定します。 訴追状を裁判か弾劾裁判所に提出します。 Cそして裁判官弾劾裁判所が罷免をするか否かの裁判を行います。 罷免が判決されれば裁判菅は罷免され、弁護士資格も失います。 裁判は一審限りで、不服申立の方法はありません。 (この場合、この罷免された裁判官によって行われた裁判の判決がどのように扱われるのか私は知りません。) ●「裁判官訴追委員会」も「検察審査会」もほとんど情報が開示されない。 小沢事案で「幽霊検察審査会」と揶揄されたように「検察審査会」のほとんどの手続きは極秘裏に進められ開示されない。 実態があったのかさえ疑われるほどのあやしげな「検察審査会」であった。 「裁判官訴追委員会」も訴追委員の出欠、発言や表決、審議資料、調査の経過や内容、決定の理由などは、一切明らかにしないことになっている。 ●反小沢の前原が裁判官訴追委員長であることは小沢事案の裁判官に対する無言の圧力ではないのか? 秘密裏に進められる裁判官訴追委員会の決定により裁判官を罷免され弁護士資格を失う可能性があるということは、裁判官にとって人生の死活問題である。 これが抑止力となって裁判の公平性が保たれるものであるが、例えば「幽霊検察審査会」のように「裁判官訴追委員会」がある特定の目的で恣意的に事が運ぶ恐れがあるとすれば、裁判官にとってはおおいにプレッシャーとなり判決にバイアスがかかることは容易に想像できる。 ●「幽霊検察審査会」と同様の「幽霊裁判官訴追委員会」のシナリオを書くのは誰か? 「幽霊検察審査会」は明らかに意図的に民主党党首選にタイミングを合わせて進められた。そしておおいに小沢票を減らす成果をあげた。 「幽霊裁判官訴追委員会」(反小沢急先鋒の前原委員長)の影におびえて陸山会裁判が小沢有罪に傾かないか? 小沢無罪判決後、「「幽霊裁判官訴追委員会」が開かれるシナリオはないか? ヤメ弁奇術師仙谷由人の政界マジックが再び国民の眼前で行われようとしているのか? ●まもなく明らかになる。この国の司法に正義は健在かが。 みんなで陸山会裁判の監視を徹底し、場合によっては行動を起こす必要がある。 また「幽霊検察審査会」同様に「幽霊裁判官訴追委員会」を追求し、糾弾しなければならない。 |