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内閣不信任決議案否決 本会議を欠席した小沢元代表の動向が今後の焦点に
http://www.fnn-news.com/news/headlines/category01.html
06/02 18:03 FNN
菅政権の内閣不信任決議案は否決されたが、今後、小沢元代表の動向が大きな焦点になる。
小沢氏は本会議を欠席し、午後5時半現在は個人事務所にこもっている。
小沢氏は、除名された場合の新党結成まで視野に入れて菅おろしに挑んだが、今回は鳩山前首相の融和路線に同調する形で、拳を下ろす形となった。
小沢氏は、菅首相の退陣の確約を得たことで、「今までなかったことを引き出せたんだから自主判断でいいだろう」と語ったということだが、別の場面では極めて厳しい表情をしている姿も目撃されている。
採決を欠席せざるを得なかったことで、野党からは「小沢さんが丸裸にされたということだろう。小沢さんは終わった」などと、冷ややかな声も聞こえているが、小沢グループが数の力で菅首相を退陣表明に追い込んだことは確かで、ポスト菅選びにも影響力を行使することになるとみられる。
◇
側近は賛成したのに…小沢棄権、求心力低下は必至?
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110602/plt1106021625006-n1.htm
2011.06.02 夕刊フジ
民主党の小沢一郎元代表と田中真紀子元外相は2日午後、衆院本会議で行われた菅内閣不信任決議案の採決を欠席した。
小沢氏は採決中、東京・赤坂の個人事務所から出なかった。真紀子氏は本会議を途中退席し、棄権する方針を記者団に示した。
小沢氏の側近、松木謙公前農水政務官は賛成した。
菅首相の政治手法に反対して民主党を離党表明した横粂勝仁氏も賛成投票を行った。
◇
賛成2人、欠席・棄権は小沢氏ら17人 民主・与党系無所属議員
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110602/plc11060217490030-n1.htm
2011.6.2 17:48 産経新聞
内閣不信任案採決で賛成、欠席・棄権した民主党・与党系無所属議員(敬称略)
【賛成(2人)】松木謙公(3)、横粂勝仁(1)
【欠席・棄権(17人)】小沢一郎(14)、田中真紀子(6)、内山晃(3)、太田和美(2)、岡島一正(2)、古賀敬章(2)、石川知裕(2)(無所属)、石原洋三郎(1)、笠原多見子(1)、金子健一(1)、川島智太郎(1)、木内孝胤(1)、瑞慶覧長敏(1)、黒田雄(1)、三宅雪子(1)、三輪信昭(1)、佐藤夕子(無所属)(1)
※丸数字は当選回数
◇
民主・渡部恒三最高顧問「これから被災者のために政府・与党、全力投球で頑張ります」
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00200693.html
06/02 18:01 FNN
菅政権の内閣不信任決議案は2日午後、衆議院本会議で与党の反対多数で否決された。
民主党の最高顧問・渡部恒三氏は、今回の騒動について、「国民の皆さんに申し訳ない」と謝罪したうえで、「これからはもう、被災者の皆さんのために、政府・与党、全力投球で頑張ります」と語った。
(1日から2日にかけてのドタバタはいったい何だったのか?)
国民の皆さんに申し訳ない。
特に災害で苦労している皆さんには、本当にきのうまで、申し訳ない、申し訳ない、どんなに謝っても謝れるものではありません。
しかし、きょうね、解決しましたから。
これからはもう、被災者の皆さんのために、政府・与党、全力投球で頑張ります。
(小沢氏は、被災者のためにも菅氏に辞めてもらわなくてはならない。だから、不信任案に賛成するというふうに話したが?)
菅君と岡田君が憎らしいということだよ。
あとは、理屈なんて誰だってなんでもつくよ。
しかし、原子力発電の問題を非常に心配していたことは間違いありませんよ。
(菅氏が震災の対応に一定のめどがついたら辞めるということで話がまとまったということだと思うが、その明確な時期は?)
その前にね、国民の皆さんが賢いなと、わたしがしみじみと感じさせられたのは、きょうまでの新聞、テレビの世論調査で「菅内閣を支持しますか?」というと、20%くらいの人しか支持しないんです。
ところが、それなら「あした、菅内閣取り替えますか?」っていうと、「当分の間、取り替えなくていい」って。
この国民の皆さんの賢いお気持ちに応えるのがわたしの仕事だと思って、きょうまで頑張ってきて、この国民の皆さんの期待に応えられたと思っています。
(渡部氏自身は先日、小沢氏に対して和解をしたが、小沢氏に対して「今、不信任案に賛成するなんてことはおやめなさい」と言ったということか?)
菅君にも、ある時期に辞めてもらう。
だから不信任に賛成するということなどは、それはね、われわれ、政治家が野党から出してきた不信任に賛成するなんてことは、自殺行為なんだから、これだけはやってはいけないっていって、ずいぶん説得しましたが、わたしの言うことは全然、聞かなかったんで、きょうは欠席しました。
きょう、欠席したのは、わたしのせいじゃありません。
(賛成票を投じた松木謙公氏、もう議場に入れないようなひと幕もあったが?)
かわいそう、かわいそうだ。
あれは、親分に捨てられた子分が、何も親分に捨て身を投す必要が全然ないのに、本当にかわいそうだ。
(親分は捨てたということか?)
そうなんですよ、もう。
だから、ひと言で言えば、今回の政局ね、岡田君が融通が利かないところを、信念を貫き通したのとね。
逆に、鳩山君はよくふらふらするって言われているけど、あの鳩山君のふらふらした、この岡田君と鳩山君のおかげで、こうしてわれわれ国民の皆さんにお目にかかれるようになった。
一番かわいそうなのは松木君です。
(渡部氏は立場上、松木氏を処分する立場にいると思うが、やはり除名ということになっていくのか?)
聞かないでください。
これはね、役員会議。これから常任幹事会で決めますけど、岡田幹事長がここまで憎まれ者になって頑張ってきて収まったんだから、やはり幹事長の意向に逆らえないな。
(これだけのことが起きて、今後、もう1回、民主党は1つでやっていけるか?)
やっていきます。
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