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チキンゲームも最後は、政権にとどまりたいという両者の欲望が決め手となった。
政権の座にともかく少しでも長くいたい菅と、菅は憎いが政権党の地位を失いたくない反菅派の民主党議員の妥協の産物だ。
不信任に必要な票数が、集まっているとわかったとき、首相の座に一日でも長くとどまろうとするなら、これが得策だと思ったのだろう。菅から見れば、即時の総辞職からハードルが降りてきただけでも解散の恫喝の効果はあった。
とりあえず、チキンゲームで突っ張って、解散するほど狂人ではなかったということだが、ともかく、政権にしがみつきたいというほとんどパラノイアのような症状がどこから来ているのか不思議だ。やはり、この執着性は普通ではない。
さて、今後も菅の行動はできるだけ長く首相の座にしがみつくという一点で、説明できるだろう。
予想できることは、以下のようなことである。
国会はもう辞任を織り込んでいるが、それを覆すために、より一層パフォーマンスに精を出すだろう。国民がこのまま菅でもいいと思うようにするのはそれ程難しいことではない。
福島第一原発に再度視察に行く、原発が依然危機的な状況にあると発表する、国が責任を持って放射能漏れの収束策を検討するとぶち上げる、今までは東京電力に責任を押しつけた方が得策だと考えていたのだが、ここまで追い込まれたら、もう人気取りの材料としてもう一度利用してもよい。
被災地の状況について対応が遅れたことを涙を流してお詫びする、そして、被災者救済のための経済的支援の大盤振る舞い。
汚染された土壌がある学校に行って、放射能に汚染された土壌の洗浄を約束し、原則1ミリシーベルトを守るための避難策の検討を行う。
また、食品の放射能測定体制の確立等次から次にアジェンダと作り続ければいい。
さらに、脱原発のための総合政策の策定も人気が出るだろう。
幸い、今までやるべきことをやっていないのでいくらでも材料はある。
もちろん、実際にできるかどうかは問題でない。
こうすることによって、いつまで経っても、震災の処理のめどがついていない状態を続けることができる。
まぐれでも、一発当たれば、菅さんは心を入れ替えてしっかりやっているという声が出てくるだろう。当然朝日、毎日を始めとするマスゴミも応援する。
多分、もう明日ぐらいからパフォーマンスの連発が始まるであろう。
仕留めれるときに仕留めておかないとこの類の権力者はしぶとい。
また、鳩山、小沢氏は煮え湯を飲まされるような思いをするだろう。
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