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菅“茶番退陣”で分裂回避…サイテー内閣、延命あるかも?
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110602/plt1106021637011-n1.htm
2011.06.02 夕刊フジ
菅直人首相は2日昼、民主党代議士会で「東日本大震災と福島第1原発事故で一定の役割を果たした段階で、若い世代に責任を引き継ぎたい」と語り、自発的辞任を表明した。今年度第2次補正予算案の成立にメドがついた段階とされる。内閣不信任決議案の採決が衆院本会議で行われるのを前に、大量造反による党分裂を回避した。その後の採決では反対293票、賛成152票で不信任案は否決。菅首相を追い込んだ小沢一郎元代表は棄権した。パフォーマンス優先で混乱と迷走を続けた最低内閣は近く幕を降ろし、今後、党内では後継者選びが本格化する。
「反対多数で本案は否決されました」
2日午後、衆院本会議場で横路孝弘議長がこう宣言すると、与党席からは拍手が起き、菅首相は安堵の表情を浮かべた。約3時間前、菅首相は不信任案可決という屈辱を避けるため、代議士会でこう語り始めた。
「私にも不十分なところがあった。こういう中で、野党の方々による不信任決議案提出につながった。改めておわび申し上げたい」
そして、時期は明言しなかったが、自発的辞任を表明した。目はかすかに赤くにじんでいた。
同日昼の時点で、民主党の衆院議員303人のうち、4分の1を超える80人前後が不信任案に「賛成」か「棄権」の意向を示していた。独善的・排他的な菅政治に怒りが充満し、小沢氏や鳩山由紀夫前代表らを中心とする「反菅」勢力が膨張。野党提出の不信任案が、与党の大量造反によって可決され、党分裂は不可避の状況に追い込まれつつあった。
こうした情勢を受け、党執行部では打開を図る動きが浮上。代議士会の直前、菅首相は官邸で鳩山氏と向き合った。
この席で、両氏は、(1)復興基本法の成立(2)第2次補正予算案成立のメドがついた段階−での自発的辞任に合意した。
鳩山氏は代議士会で挙手して発言を求め、前出の合意を披露したうえで「菅首相は重大な決意を申された。官邸での会談で、私は『身を捨ててほしい。職を辞してほしい』と申し上げた。菅首相には国難を救ってほしい」といい、出席した議員に対し、「一致して行動できるよう、お願いしたい」と、不信任案への反対をうながした。
「菅降ろし」の最前線に立っていた小沢氏は周辺議員に「今まで引き出せないことを引き出したのだから、自主判断でいいだろう」といい、菅首相の決断を評価したことを示唆。党内抗争はいったん収束した。
一方、自民党の谷垣禎一総裁は同日、菅首相が条件付きで退陣する考えを表明したことについて、「一定のメドが一体いつなのか全く言及していない。茶番に過ぎない」と批判した。
みんなの党の渡辺喜美代表も「首相はいつ退陣するのか明言していない。期限を切らなければ延々とやるインセンティブが働く。そういう無責任な政治ではいけない」と批判した。
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- 自民党は嵌められただけ、このような戦略を立てられるのは民主党が力をつけてきた証拠。良いことか悪いことかわかりませんが。 うばかか 2011/6/02 17:48:38
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