http://www.asyura2.com/11/senkyo114/msg/231.html
Tweet |
衆議院やってる。野党自民大島議員の趣旨弁明。声を張り上げて「直ちに辞めろ!」と首相糾弾。何か虚しい。「めどがついたら辞任する」と先に発表され、振り上げた拳下ろす場所が見当たらない。菅を非難する言葉の一つ一つがむなしく響く。時間の無駄だ。「原発収束に向けての対策に全身全霊を尽くす」と決意表明をした菅総理を意味のない国会討論に足止めしていて良いのか。早く終われ。議員の誰が聞いているのだ?議員の大半が居眠りしている。もはや意義を失った演説であることを証明しているようなものだ。
「めどが立ったら・・・」という辞任条件に一部の人は拘る。「菅は巧妙だ」と疑っている。「そうではない」と私は感じる。もともと気持ちがそのまま顔に出る人だ。あの泣き出しそうな顔は間違いなく「辞任」を意識し始めた顔だ。私は思う。菅直人はもともとそれほど悪い人じゃあない。本当のワルは取り巻き連中だ。「悪徳八人衆」と言われるあの人々。菅−仙谷−岡田−野田−前原−枝野−玄葉−渡部の面々。特に「仙石」。裏で菅ロボットを操縦していたこの大悪人。元核丸派リーダー。粛清・脅し・リンチ・・・。弱みを握られて自分自身を出せなかった「菅直人」ではなかったのか。もともとはもっと人間らしい、そそこに正義感もあるまあまあの政治家ではなかったのか。「トモダチ」が悪かった。仲間が悪かった。その一言に尽きる。
「辞任」を表明したときの菅直人は弱弱しい表情ではあったが人間味が感じられた。首相の座を降りればもう仙石に昔のことで脅しを掛けられることもないだろう。立場が反転し(案外仙石は)「飼い犬に手を噛まれる」ような恐怖にびくびくし始めているかもしれない。
窮地に追い込まれてようやく自分自身に立ち返った・・・。首相の座にしがみついていた自分を客観的に振り返ることができた・・・。ということではないのか。しがみついていた手の力を緩め、フーッと息をついたとき、見えるものが見えてきた、と私は信じたい。「めどがついたら」と姑息な言葉で敵や味方や国民を騙そうとしているのではない、と私は信じる。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK114掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。