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(日刊ゲンダイ2011/6/1)
菅直人首相は戦犯東条以下の亡国首相
無能な上に本性が卑しい
--かねて資質を疑われていたが外国人政治献金受領でクビ寸前を大震災を利用して延命を図り災害対応の拙劣を含めた不信任危機には自ら敵対した鳩山・小沢の「抱き込み」で政権しがみつきを画策中
--「歴史の評価」が口ぐせのバカ首相に同時代人が与えている最低最悪という酷評先人の言葉はバカにできない。「急流で馬を乗り換えるな」は知恵者が残した戒めだ。渦中に変化を求めれば、すべてパーになる。どんな駄馬でも、一体となって乗り切ることを考えるべき。未曽有の大震災に直面している今は、確かに首相交代に適した時期ではないだろう。したり顔のコメンテーターに解説されなくても、日本中が知っている。多少のことは目をつむってでも、震災からの復興や再建のために菅首相を応援しようとするものだ。
ところが、現実はどうか。国民の7割が首相交代を望み、永田町では菅降ろしが止まらない。急流中の急流でも「この馬だけはダメだ」とだれもが感じているのだ。命懸けの乗り換えとなっても、「このまま流されるよりはマシだ」と覚悟を決めたのである。この危機感、悲壮感はハンパではない。
菅は本当に恥ずかしい男だ。日本中が災厄の克服という共通のテーマを抱え、黙っていてもトップリーダーの求心力が高まる場面で、逆に見切りをつけられた。人望のなさは“ギネス級”だ。野党や国民だけではなく、党内からも「退陣しろ」と突き上げを食らうのである。
◆到底信頼されない菅の人間性
阪神大震災のとき、村山首相も初動の遅れやシロウト行政を非難された。しかし、これほど激しい退陣要求は出ていない。
国難に際し倒閣運動が盛り上がる首相は、恐らく菅が初めてだろう。
政治評論家の山口朝雄氏が言う。
「菅首相は人間性に問題があります。『投げ出すわけにはいかない』『命懸けでやる』とエラソーに言っていますが、到底信用できません。言動に一貫性がないのです。
総裁選のときは『終わればノーサイド』と公言しながら、舌の根も乾かぬうちに、小沢元代表への攻撃を始めた。政治の不条理をただすとか言いながら、カネの問題を抱えた小沢氏を叩き、自らの支持率アップにつなげたのです。それでいて、自分にも外国人献金問題が持ち上がると知らぬ存ぜぬで、こっそり返金してウヤムヤです。首相は何をやっても許されると勘違いしているのではないか。浜岡原発の停止も、太陽光パネル1000万戸の政策も、独断の思いつきで決めています。何も聞かされていなかった海江田大臣は会見で戸惑っていましたが、仕える方は大変だと思いますよ。しかも、気にくわないことがあれば怒鳴り散らすのだから、リーダーの器ではありません」
菅降ろしの高まりは当然である。だれもが「こんなときにやるのはタブーだが、菅は代えないとダメだ」と感じているのだ。普通なら、ジタバタせずに退陣している。それが見識ある政治家の姿である。
◆「ぜひこの人に」と推された経験がないトップリーダー
菅が劣るのは人間性だけではない。政治手腕もからっきしだ。法大教授の五十嵐仁氏(政治学)が言う。
「3・11以前から資質を疑われていましたが、震災後も菅さんはイニシアチブを発揮できず、レベルの低さをさらしています。明確な目標を打ち出し国民を引っ張っていく。そんな首相として当たり前のことが全然できないのです。サミットという格好の舞台も生かせませんでした。エネルギー政策を転換するのかしないのかハッキリできず、結局、おいしいところはドイツのメルケル首相に取られてしまいました。海水注入中断をめぐるドタバタでも明らかになったように、原発事故は、情報隠しどころか、情報の把握すらできていなかった。復興の問題も、大地震から3カ月近くになるというのに、スピード感を持って進む形になっていない。言った、言わないの責任逃れも目に余ります。トップリーダーにふさわしい人材ではないのです」
実際、菅は一度も「この人じゃなければダメだ」「ぜひこの人を首相に」と推された経験がない政治家だ。代表選で勝ったのは、「日本の首相をコロコロと代えるのは良くない」が最大の理由だったし、今回も「このタイミングで代えるのは良くない」と、いつも後ろ向きである。「復興は菅直人にしかできない」なんて声はこれっぽちも聞こえてこない。ハナから期待されていないのだ。
◆無能首相は末代までの名折れ
それでも本人は政権にしがみつき、まったく辞めようとしない。31日夜、菅は首相公邸で鳩山前首相と2時間以上にわたって会談したが、小沢元代表も含め、反菅勢力を抱き込もうと必死だ。一方で、野党の不信任案には除名や解散をちらつかせて同調しないように脅す。無能のくせに自らの生き残りとなると死力を尽くす卑しさ。どす黒い権力欲は衰えを知らないのである。
菅は「歴史の評価」というフレーズが大好きだ。浜岡原発の停止は「評価は歴史の中で判断していただきたい」と強調し、中国漁船衝突事件の後処理は「歴史の評価に耐えられると確信している」と胸を張った。後世に高い評価を得られると確信しているような口ぶりだが、みんながいやいや選んだような首相が未来人にもてはやされるわけがない。恐らく最低最悪は太平洋戦争に突き進んだ戦犯・東条英機だろうが、菅直人も日本を危機に陥れた張本人として酷評される。それで東条以下となれば、末代までの名折れだろう。
死後も恥をさらすことはない。あがけばあがくほど、歴史は冷淡になる。菅直人という首相の無能ぶりは、この時代に封印してもらいたい。そのためにも、菅は一日も早く退陣すべきである。
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