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さあ、決戦の火ぶたは切っておとされ<る>。
普通は、この表現は「過去形」で使われる。
しかし、結果を待っていては、まだるっこしいだけ。
前もって、好き勝手にシミュレーションしてみよう。
日本時間6月1日、自民公明共同提案で、『内閣不信任案』が、提出される(筈である)。
第一のケース。
小沢勢力が、結果として50人くらいしか同調しなかったら。
当然、岡田克也の言う通り、不信任案は「粛々と否決」される。
小沢一郎は、直ちに離党勧告を受け、離党せざるを得ない。
同調者は30人?
西岡参院議長は退陣。
結果として、民主、自民に継ぐ、影響力の限定された第三党が出来上がる。
この場合は、菅直人の「あの薄ら笑い」を、後1年半見せられる事となる。
造反議員のうち、小沢に付いて行かなかった連中に「謹慎処分」を言い渡す岡田克也の「しかめっ面」が、冴え渡るであろう。
仙谷は、二晩くらいぶっ続けで「高嗤い」である。
谷垣の「目」も、二度と無くなる。
否決した以上、自民との大連立は(一旦)可能性が消える。
公明は、自民に距離を置き始め、「菅仙谷岡田」党に色目を使い始めるに違いない。
30名程抜けた、菅仙岡一味は「公明」との連立に踏み切らざるを得ない。
瑞穂タンは、どうする?
第二のケース。
小沢勢力が80名を越えて同調した場合。
「不信任案」は可決される。
その際は、菅直人が総辞職するケースと、衆議院解散に打って出るケースとに分かれる。
第二のケースの(A)。
解散の場合。
これはもう、ひどい事になるであろう事は、想像に難くない。
どちらの勢力からも、国民もマスコミからも、こぞって批判の渦が巻き起こる。
「この国難の真っ最中に、総選挙等で政治空白を造るのか!」
「被災地で、一体どうやって選挙活動が出来ると言うのだ!」
そして、民主党は岡田克也と仙谷由人、前原誠司以外の「現執行部」と「閣僚」の大半が落選。
1〜2回生も、大半は戻ってこられない。
現有勢力の半数が再選されれば、御の字である。
国民は、民主党の2年間を許しはしない。
結果として、自民300、公明微増、み党躍進で、「いつか来た道」を歌いながら夕暮れに彷徨う事となる。
霞ヶ関も、経団連も、高嗤い。
第二のケースの(B)。
菅直人「内閣総辞職」の後は、誰が引き継ぐのか。
小沢鳩山グループと、仙谷岡田前原連合の激しい綱引きとなる。
岡田は、小沢鳩山グループに、党員資格を停止しようと躍りかかって来る事、必定。
そして、「党内野党」と「主流派」とが、首班指名を争う。
当然、谷垣も黙っては居ない。
延々と水面下で駆け引きと綱引きとが続き、結局自民も巻き込んで、「小沢とは組まない」派が、人数的に主流派となる。
当然「小沢派」は、自民党その他の改革派と連合を探る。
最終的には、『「小沢抜き民主」+自民公明社民』の連立政権と言う事に収斂するしかない。
結局小沢派は、およそ100名で「新党」しかなくなってしまう。
さあ、政界再編成を、一からやり直し!
(オザワン、ご苦労様です)
但し、多数の民主党議員が「真実の政治」に目覚めてくれれば、小沢の推す「誰か」が首班となって、改革政府が出来上がる、事もわずか数%では有るが、可能性を留保しておきたい。
あくまで「希望的観測」では有るが。
第三のケース。
小沢グループが、結局思った程まとまれず、勝ち目が無いと判断して棄権に回る。
この場合も、第二の(B)と同じ結末に落ち着いてしまう。
粛正は免れるであろう物の、永久に「党内野党」で冷や飯食い。
そして、私が期待するのが。
第四のケース。
小沢派が、堂々と「可決」出来るだけの数を纏めた上で、あえて「棄権」する。
結果としては、圧倒的多数で「不信任案否決」となる。
その場合。
民主党政権を「救った」小沢派が、キャスティングボードを握る事となるのだ。
その場合、枝野のセリフが言質となる。
「…そのようにして政権交代を成し遂げられた小沢氏が、(内閣不信任)為されるとは思いません」
つまり、官房長官が「小沢の功績」を、マイクの前で認めてしまっているのだ。
否決してしまえば、自民党や公明党との連合を考える必要は、取り敢えず無くなる。
勿論、いずれのケースであっても、その後の国会運営では、参院の過半数を持たない民主党としては、提携相手を探す事は不可欠では有るが、少なくとも「単独政権」を維持する事が出来る。
これは、大きな意味を持つであろう。
それこそ、渡辺恒三やその他大勢が、水面下で「菅直人に引導を渡す」役を担うであろう。
小沢派は、ただ見ていれば良い。
菅直人が如何しても「身を引かない」場合は、党を割ると言う姿勢を示すだけで良いのだ。
即「民主政権」崩壊につながる以上、下野したくない連中が「寄って集って」菅下しに蠢くであろう事必定である。
引きずり下ろしてしまえば、後はこっちの物。
引きずり下しに加勢した面々が、どう言おうと「一気呵成」に組閣に走る。
それなりの存在感が有り、重しとなって、更に「勝手に単独で」突っ走らない人物を「首班」に立てる。
その人物は、外野席の騒ぎ、国民の批判とやらを言い募るマスコミ、野党その他の雑音に左右されずに、小沢一郎の「党員資格」を直ちに復活し、副総理兼幹事長に据える事が、求められる。
ソレが出来れば、『平成無血革命』は成就するのだ。
これまで「小沢を排斥して来た」連中を、それなりの(閑職)ポストに付けながら、二階に挙げて梯子を外してしまえば良いのだ。
かくして、「現内閣及び執行部」の総取っ替えが、成立する。
誰かの言う「ノー・サイド」など無い。
日本と民主党とを破滅に追い込もうとしていた者共は、徹底的に排斥するべき。
勿論、その内閣は「つなぎ」内閣である事は、言うまでもない。
権限を持った小沢一郎が、彼の才能を駆使してしっかりと働けば、雑音は消えて行かざるを得ない。
勝てば官軍。
当選マスコミは、直接間接的に「報復」を受ける。
記者会見は解放されよう。
記者クラブは、解散。
検察権力の見直しから、司法制度の見直しまで、視野に入る。
取り調べの「全面可視化」も導入されよう。
「幽霊検察審査会」にもメスが入る。
新聞テレビの、同一資本の系列制度も、「クロスオーナー・シップ」の禁止で、これまでの『第四の権力の座』を失う事となる。
勿論、原発は徹底的に見直しの対象となる。
福島の状況は、包み隠さず国民に説明され、とるべき対策が丁寧に示される。
住民は、パニックに陥ったりする事無く、非難や医学的保護、予防措置を受け入れる覚悟が出来るであろう。
東電は、潰さず焼け太りは許さず、責任はしっかり取らせる。
如何に被害が甚大であろうとも、情報を隠蔽する事無く国民に示して、対処して行けば、少なくとも「ソフト面」での被害は納まって行く。
津波の被害も、地域住民の生活圏を尊重し、彼等の意思を把握しながら、迅速に復興に向かって手を打って行ける。
これらは、既に3月12日から初めなければいけなかった、当たり前の事々である。
自らの政権維持だけに拘り続け、権力の座に居座る事が目標の菅直人には、出来なかった。
遅きに失する感は有るが、やらなければならない事である。
何事も、遅すぎる事は無い。
小沢復活を期待する。
それには、この手しか無いのでは無かろうか。
さあ、現実はどうなる!?
事実はブログよりエキサイティング?
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