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あと30人…菅vs小沢 アノ腹心が“裏切り”第1号!
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110601/plt1106011646002-n1.htm
2011.06.01 夕刊フジ
菅直人内閣に対する不信任決議案が1日夕、自民、公明両党によって衆院に提出、2日に採決される。不信任案への同調を示唆する小沢一郎元代表らは民主党内の50人以上を「賛成」で固めたとされる。しかし可決に必要な“81人”の確保へ、最大の焦点となる中間派は、菅首相の「逆上解散」におびえたのか、切り崩されつつある。可決には、あと約30人が必要。菅首相と小沢氏の間で、熾烈な大攻防戦が繰り広げられている。
菅首相と鳩山由紀夫前首相は5月31日夜、公邸で約2時間会談した。鳩山氏が公邸を出る際、記者団が声をかけた。
記者団「党分裂を防げそうか?」
鳩山氏「…」
小沢氏周辺によると、鳩山氏は会談で、震災・原発対応における情報隠蔽や数多くの失態を指摘し、「国民のため、被災者のため、そして、日本のために身を引くべきだ」「挙党態勢を築こう」などと、菅首相に自主的退陣を迫ったとされるが、「会話にならず、物別れに終わった」(小沢氏周辺)という。
これに先立つ、同日の衆院東日本大震災復興特別委員会。野党陣営の猛攻を受けながらも、菅首相は「危機の中の危機を次の段階までつないでいくのが自分の役目。責任を放棄しない」と続投に意欲を示した。
注目の不信任決議案は1日夕、菅首相と自民党の谷垣禎一総裁との党首討論後に提出される。可決には、民主党から81人以上の同調が必要。当初、「菅民主党vs谷垣自民党」とみられた構図は、いまや、「菅vs小沢」の死闘に変貌している。
これまでの多数派工作で、小沢氏周辺は90人から100人とされるグループ議員を中心に50人以上の賛同者を集めたもよう。
31日には、小沢氏に近い中堅・若手議員らによる「一新会」の定例会に約20人が、衆院当選1回の「北辰会」の会合に約35人がそれぞれ集まり、統一行動を取ることを確認した。もっとも、不信任案への対応では「最後まで様子を見て判断する」と漏らす議員もいる。
一方、菅首相らも「反菅」勢力の切り崩しに必死だ。
岡田克也幹事長や安住淳国対委員長、玄葉光一郎国家戦略相らが、焦点となる中間派や若手議員に接触し、「造反・欠席なら党除籍(除名)」「不信任案可決なら解散総選挙」をチラつかせて、造反に加担しないよう言い含めた。逆風の中で総選挙となれば、多くの民主党議員はバッジを失い、路頭に迷う。
党執行部はまた、今国会の6月22日までの会期を大幅に延長する方向で党内調整に入った。中間派を中心に要望が強い会期延長や追加補正に前向きな姿勢を示すことで、中間派を取り込み、造反を阻止する狙いだ。
こうした工作が実ったのか、小沢氏を「オヤジ」と呼んでいた原口一博前総務相は会見で「(野党とは)一線を画す」と不信任案への同調を否定。中間派の樽床伸二元国対委員長のグループや小沢鋭仁前環境相に近い議員らの会合では、それぞれ意見集約を先送りした。
いったい何人が造反するのか。その数によって今後、3つのシナリオが考えられる。
第1は、造反者が34人以下の場合。小沢氏らが固めたとされる50人以上が切り崩されて34人を割り込むと、民主党は絶対安定多数(269人)を確保できる。菅首相や岡田氏は、小沢氏ら造反組を除名して、「非小沢」民主党として、野党との連携を目指すことになる。
第2は、64人以上の場合。民主党は単独過半数(241人)を割り込み、国会運営の危機を迎える。小沢氏周辺は「造反しても離党しない。執行部は除名などできない」と語っており、不信任案を否決しても菅首相退陣の流れは強まる。
第3は、81人以上の場合。不信任案は可決され、菅首相は「解散総選挙」か「内閣総辞職」を迫られる。ただ、現状での解散は「惨敗必至」(党幹部)と分析されるうえ、津波で選挙人名簿が流された被災地もある。岩手県の達増拓也知事は「被災者切り捨て解散、被災地切り捨て解散だ」と猛反対しており、菅首相の判断は難しい。
多数派工作は、不信任案の投票ギリギリまで続く。議員らは、国家国民を考えて判断するのか、自分のバッジを優先するのか−。
◇
「僕にも覚悟ある」民主・原口氏、賛成を示唆
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110601/stt11060109070004-n1.htm
2011.6.1 09:06 産経新聞
民主党の原口一博前総務相は1日午前のTBSの番組で、党内融和を図るために両院議員総会を開催するべきだと主張した上で、同日中に提出される内閣不信任決議案への対応について「どうしても(執行部が)両院総会を開かないのなら僕にも覚悟がある。明日になったら覚悟ある行動をしたい」と述べ、内閣不信任案への賛成を示唆した。
不信任案が否決された場合には「そのときは(造反議員が)新党をつくって政界再編という形になる。(造反議員が)民主党に残るのは、政党人としては理屈にあわない」とも指摘した。
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