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議員たる者がどうしてもバッジを外したくない、という思いで議席にしがみつくというのはいかがなものだろうか。各政党を取り巻く現状分析をするなら、現執行部になって以来民主党は連戦連敗だ。国民の支持を失っているとみるのが正しい認識だろう。既に民主党国会議員は「死に体」なのに、解散を恐れるとは自己利益のみを図る態度だといわざるを得ない。
いうまでもなく国民の負託に応えるのが国会議員の使命だ。民主党が2009選挙で国民と約束したマニフェストを反故にしている菅政権が民主党から支持層を離反させているのは明らかだ。今後も菅政権は財務省主導の「増税」「高負担」へ前のめりに推進しようとしている。民主党国会議員は各自が胸に手を当てて「菅政権の政策が正しい」のか自問すべきだ。
菅政権が原発事故の放射能漏れを止め、災害復興を端緒につけるまで政権を維持したい、というのならいつまでも居座るということだ。現に二次補正は次の国会で審議しようとしていたではないか。遅々として進まない災害復興も政権に居座るために故意に遅延しているのではないかと疑いを抱くほどだ。
まともな政権でまともな指揮官が差配すれば、いかに甚大な被害があったとしても二ヶ月もあれば瓦礫の山はきれいに撤去され、インフラも復旧しているだろう。国家と国民のために身を粉にして働く、という初心に帰れば、菅政権と歩調を合わせてダラダラと時を過ごすのは耐えられないはずだ。
民主党国会議員が党執行部の「解散風」や「党除籍」などの処分を恐れて菅政権存続を了とするなら、次の選挙で国民の審判を受けて党が瓦解するのを目撃するだけだ。政治家として何とも愚かな選択だといわざるを得ない。
この非常時に政権をやりかえるのは時間の無駄だ、と言う口から「不信任案が成立すれば解散だ」というのは理解できない。政権から菅氏が下りれば一週間程度で次期政権が成立する。しかし不信任案が成立し解散となれば二ヶ月程度はゆうに浪費されるだろう。つまり菅氏は日々政権にしがみついているだけなのだ。
真剣に災害復興に取り組んでいるのなら、この三ヶ月に達しようとしている時間の非効率さを恥じない感覚がすでにおかしい。菅氏は自らの非力さを恥じて速やかに退陣の決断をすることだ。それが二次災害と揶揄されている政権に幕を引く賢明な方法だ。
http://km2295.iza.ne.jp/blog/entry/2305378/
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