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今日にも内閣不信任案が出されて可決されるかも知れないし、されないかも知れない。もしされなかったら、それは新たな戦いの扉が開くという事。この前の代表選の時とは違う。
可決されなかったら、小沢系は新党結成だ。小沢系がこのまま菅一味を支えるという形は最早無い。だから結果はどっちでもいい。
今確かな事は、小沢が覚悟を決めているという事だ。それが小沢系の集団行動を起こす。小沢系が50人だか90人だかは分からないが、政界再編の起爆剤になる事は間違いない。日本政界の最大の存在である小沢が覚悟を決めれば、これまでの政界の秩序が壊れる可能性は極めて高い。
小沢は慎重にも慎重を期す。しかし一旦覚悟を決めたら必ず何かの答を出す。既に小沢は菅退陣を明言している。こんな事はこれまで無かった。小沢は既に野戦モードに入っている。
小沢の覚悟が鳩山にかなりの影響を及ぼすだろう。鳩山は当てにならない男だ。しかし、小沢の覚悟には引き摺られる可能性が高い。小沢は鳩山など問題にしていない。鳩山がどう出ようがヤル時はヤルのだ。そんな小沢に背を向ける事は鳩山には難しい。小沢の覚悟には鳩山は負ける。
結局、小沢鳩山の100人超が固まって動いた時、不信任案は可決されるだろうし、されなくても政界再編のスイッチは入る。自民党も小沢の覚悟の前に慌てふためくだろう。菅が解散した場合でも小沢新党が自民優位の予測を覆す可能性が出てくる。鳩山は小沢に付いて行かざるを得ない。小沢が動くと政界は地殻変動を起こす。
小沢が一気にやられる可能性もある訳だが、そこは正に勝負という事だ。勝負に負けないように小沢は準備をし覚悟を決める。こういう時の小沢が真の小沢だ。一体誰が真の実力者であるのかが見えてくる。
鳩山という男は結局小沢から離れられない。離れても小沢は行く。鳩山は立場を失う。だから結局付いて行かざるを得ない。鳩山は小沢の凄さをよく知っている。もう小沢の覚悟は動かない事を見ている。小沢の覚悟は鳩山にも覚悟を迫る。天命に遊ぶ小沢に鳩山は抗し切れないのだ。宇宙人鳩山は凡人になる訳にはいかない。
今鳩山も自分が産み育てた民主党の終末を目前にして、陰鬱な思いに支配されているだろう。しかし、小沢が民主党に断を下す。それはもうどうしようもない。鳩山自身の責任でもある。断を下されても致し方ない。小沢に下されたらどうしようもないのだ。運命と受け入れざるを得ない。
天命に遊ぶ小沢が断を下すと、宇宙人鳩山の心は定まる。そんな関係の2人であろう。
我々も天命に遊びながら成り行きを見守ろう。小沢の覚悟さえあればいいのだ
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