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『小沢総理誕生前・・・ 眠れぬ夜』
かつて、私は、さきがけ高知の総務局長として地元のパーティーに若き日の菅さんと鳩山さんを招いた。私は34歳… 菅さん鳩山さんは40代前半、みんな若かった。まもなく政局が大きく動いて村山富一総理が誕生し、阪神淡路大震災が起きた。
あれから15年、月日は流れ、鳩山総理・菅総理が生まれた。。。昨夜、その菅さんと鳩山さんが、菅内閣の終焉となる区切りの会談をもった。もう菅さんには辞職の道しか残されていない。マスコミは内閣不信任案に賛同する民主造反組が少ないと必死に流しているが、今の菅さんについて行きたい国会議員は数えるほどしかいないだろう。
『もう、いい加減に辞めろ!棚ぼたで得た総理の椅子にいつまでしがみついているのか、あさましい。』
と、みんな腹の中で思っている。最後は菅総理に引導を渡して民主党がまとまるしかない。そして、時を隔てても民主党をまとめるのは、小沢―鳩山ラインしかないのだ。
・・・ いよいよ小沢一郎総理の誕生だ。これで日本が変る。変わらざるを得ない。自民党時代の総理たらい回しとは違う。日本にアメリカとの関係を修正し得るリーダーが誕生するのだ。 日本が根本から変るのだ。期待で胸が膨らむ。。。
小沢総理は、安保条約10条の解除権に言及出来るだろうか?国民審査による国民の最高裁判事に対する罷免権を周知出来るだろうか?検察審査会・検察官適格審査会などの制度改編で司法の闇に切り込めるだろうか?
・・・ 日本の民主主義がようやく独りで歩きだす時が近づいた。。。その足音が頭の中で近づき、今は大きく鳴り響いている。久々に眠れない夜だった。
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