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岡田執行部、「解散風」で強烈締め付け…酒抜き「恫喝」に中堅・若手は幻滅 鳩山氏には通じず…
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110601/stt11060100230001-n1.htm
2011.6.1 00:22 産経新聞
自公両党が衆院への内閣不信任案提出の動きを加速させる中、岡田克也幹事長ら民主党執行部は衆院解散や処分をちらつかせ「造反封じ」に躍起となっている。その手法は小沢一郎元代表も驚くほど「剛腕」そのもの。中堅・若手は逆に反発を強めており、地下に潜り“パルチザン活動”を展開。予断を許さない状況が続く。(坂井広志)
31日午後8時。岡田克也幹事長は3回生議員11人を党本部幹事長室に招集したが、集まったのは4人だけ。テーブルに並ぶのはサンドイッチ、菓子、ミネラルウオーターなど。普段はアルコール抜きだが、この日は特別に宮城県石巻市の地酒が振る舞われた。
とはいえ、原理主義者・岡田氏らしく冗談や世間話は一切なし。若手が政策や党運営への要望を言うと一つ一つに真顔で反論し、議論をふっかけてくるため、和気あいあいとなるはずもない。長島昭久元防衛政務官が「悩んでいる議員たちが多いのでよく話してください」と頼んだが、岡田氏から色よい返事はなく出席者はげんなりとした表情になった。
期別懇は岡田氏が「党内融和」を目指して2月に始めたが、芳しい成果はない。自公両党の不信任案の動きが加速すると岡田氏はますます高圧的になり、不信任案同調者への厳重処分をちらつかせ、「不信任案が可決すれば首相は絶対に解散する」と恫喝(どうかつ)。期別懇は民主若手の苦痛の「代名詞」となった。
ただ「恫喝」戦術も多少の効果はある。日和見主義で知られる旧民社党系グループは31日の会合で不信任案反対を決定。樽床伸二元国対委員長のグループなど中間派も動きが鈍った。
とはいえ、反菅勢力もしぶとい。すでに倒閣を宣言している原口一博前総務相は31日、自らの議員グループ「日本維新・Vデモクラッツ」を正式発足させた。出席者は80人に上った。
「地下活動」も活発化している。小沢氏を支持する勢力は表立った発言を控え、夜会合を重ねて同志を増やし続けている。
不信任案の行方を左右するとされる鳩山由紀夫前首相にも脅しは通じない。31日の代議士会で、岡田氏は永年在職25年表彰を祝い、鳩山氏に自ら花束を贈呈した。涙ぐましい「気配り」といえるが、鳩山氏はにべもなくこうあいさつした。
「どのくらいの覚悟をもった政治集団を作ることができるかが試されてきたのが民主党だ。今まさに覚悟が求められている!」
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