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「ヘゲモニーを握る」・・懐かしい左翼用語である。
「ヘゲモニー」とは、いろんな訳があるようだが、僕は単純に「主導権」という意味に捉えてきた。
政治の世界には、さまざまな政党、党派が並び立つ。
ひとつの労働組合や大衆運動体に於いて、自党派の影響力を最大に行使するために、執行部や委員会などで多数派を形成しようとする。
これは、「政治」というものに宿命づけられた、最大の「具体的な営み」なのではないかと思う。
なぜなら、主導権を得なければ、何ひとつ自分達の思い描く「理想」が達成できないからだ。
しかし、ニッポンというのは不思議な国で、そんな当たり前な「政治的営み」を、恰も「醜悪」なもののように捉えようとする。
そうさせてきた元凶は、言うまでもなく「朝日新聞」的な、「政治家=聖人君子」という、陳腐な価値観の一方的な喧伝だろう。
本日のテレ朝「報ステ」でも、フルタッチやショボい髭の朝日の記者が、相も変らぬ「今、政局をやっている時か」論を声高に述べていた。
つくづく思うのは、テレビ番組も、「おそらくこう言うだろう」という想像を、たまには裏切ってみてくれないものだろうかということだ。
CDが登場する前に、「レコード」というメディアが存在したが、塩化ビニールの円盤に刻み付けられた溝に傷がついたり埃が溜まったりすると、同じところを何度も何度も繰り返したものだ。
十年一日のように同じ言い回しをくりかえしている、傷だらけ、埃まみれの御用キャスターどもが、ひとり残らず絶滅するその日がくるのを、切望してやまない。
それにしても、いつもの街頭インタビューで、あまり政治意識もなさそうなぼんやりした人物に「今、権力争いなどしないで、被災地の復興に全力を傾けるべき」などと、そのへんの小学生でも言いそうなセリフを喋らせて、「永田町の中にいては見えないものが、一般の人には冷静に、客観的に見えています」などと賢しらにのたまうフルタッチのすまし顔を視ていると、背筋をゾワゾワと悪寒が走りまわる。
あー、あー、もう、うんざりなんだよね、こんなウソくさいセリフは。
それに、言ってる内容、立っている位置、まるで菅政権そのままじゃん。
「朝日」って、まんま菅政権のスピーカーだってこと、あらためて再確認。
こんな偽善、独善よりも、僕は髪の毛振り乱して生臭く権力闘争に没頭する「永田町の中にいる人」のほうに、よほどシンパシーを感じる。
徹底してやってくれ、と言いたい。
とにかく、とりあえず、無能・無策な菅直人を政権の座からひきずり落とすこと。これが第一だろう。
原発事故直後の情報隠しで、潜在的、将来的な被曝者を多数生み出したかもしれない、こんなキケンな政権に、ニッポン人の命を委ねるわけにはいかないんだ。
この先、もしフクシマが更なる危機的状況に陥ったときに、対処する政権がいまだ菅だったとしたら・・。
考えただけでもゾッとするというものだ。
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