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菅内閣の不信任決議案が提出されようとしている。民主党の国民との約束を裏切り、震災に対しての国家的対処も決定的に不足した菅内閣が、国民に信任されていないのは自明だ。
しかしマスコミをはじめこの現状にぶら下がっている勢力は、不信任すべきではないと主張する。ダメは判っているが、このままが良い、と。以前は、首相が一年ごとに交替するなんてみっともないから、暫くやらせようというのが主な根拠となっていた。今は、こうだ。こんな危機的状況下で内閣不信任なんて被災者に申し訳ない、そんなことやっている場合じゃないだろう…。
二ヵ月半を過ぎ、未だ避難所の体育館で気の遠くなる程に遅い救援対策を待っている人々、全国から寄せられた義捐金の8割以上が支給されず役所の手の中に眠っている現実、こうした事実を目の当たりにしながら、信任の根拠に被災者の気持ちを持ち出すべきではない。マスコミの偽善者たる面目躍如というところだ。
いずれにせよ余りにも消極的な信任理由である。
民主党議員には更に制約が加わる。幹事長はじめ幹部が主張する。野党の不信任案に賛成もしくは会議を欠席する者は離党を覚悟しろ、不信任が通れば解散総選挙となるだろう。脅しである。民主党の将来、国民の現状なぞ全く考えない、党と政治を私物化している官僚的威嚇である。こういう発想の菅内閣だから、国民は不信任なのだ。
本当の意味で菅政権が内閣として信任できるのかそれとも不信任されるべきなのか、議員は自分の頭で考え、道を切り拓いて貰いたい。
福井孝典ホームページhttp://plaza.rakuten.co.jp/fukuitakanori/diary/?ctgy=1
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