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菅首相退陣「50%」浅川氏分析
内閣不信任決議案を巡る与野党の攻防が今週、本格化する。自民、公明両党は29日、菅直人首相の退陣に向けた不信任案を、党首討論翌日の6月2日に提出する方向で調整を続けた。一方、主要国(G8)首脳会議から帰国した首相は枝野幸男官房長官らと情勢を分析。民主党幹部は不信任案に同調する党内の動きのけん制に忙しかった。
「菅降ろし」に向けた動きが緊迫してきた。自民党の逢沢一郎国対委員長は29日のテレビ番組で、不信任案について「谷垣禎一総裁の腹は固まっている。そう遠くない」と2日の提出を示唆。公明党の漆原良夫国対委員長は早期提出を促した。両党は30日、幹事長が会談し民主党内の状況などを見極め対応を検討する方針だ。
共産党やみんなの党など賛成を明言している他の野党を合わせても159議席。過半数240議席には、民主党から81人が造反することが必要となるが、谷垣氏は佐賀市の党会合で「野党の責任を果たすため、勝負を挑まなければならない」と不信任案提出への意欲を重ねて示し、臨戦態勢を強調した。
一方、首相はこの日枝野氏らと約40分会談。党分裂回避に向けた小沢一郎、鳩山由紀夫両氏を含めた党代表経験者との会談に関しても意見交換をしたもよう。党議員の造反封じへ必死の構えだ。
政治評論家の浅川博忠氏は不信任案について「五分五分。成立する可能性は50%はある」と分析する。「現状では小沢系40人ほどが賛成、鳩山系の40人ほどが欠席するのではないか」。自公が提出を急いだのも「それらの議員が岡田執行部に切り崩される前に出してしまおうということ」と説明した。「ただ自民としては万一、否決となっても民主を分裂させておいて、会期末直前に参院で問責決議案を出すという2段構えだ」。
菅首相についても「G8でもなんら収穫がなかった。カメラ目線のパフォーマンスばかりが目立ち、失ったものの方が多い。次の大きなヤマ場である党首討論次第では、造反議員がさらに増える可能性もある」と話す。菅内閣がいよいよ崖っぷちに追い込まれたことを強調した。
[2011年5月30日7時15分 紙面から]
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